じゅんなおひと

スポーツジャーナリストもどき

11月13日 常翔学園 大阪桐蔭

2016-11-13 07:54:24 | 高校ラグビー

 

※FW

体格

常翔学園:両プロップ藤と2年生の奥野はあんこがた。ロックのファイアラガ5はがっしりしてる。第3列の肘井主将6と2年生のNo8山本は大きくてがっしりしてて強そうでした。。1年生のFL石田7はスクラムハーフのごとく小柄でしたが骨格はしっかりしてました。全体的には及第点レベルの体格だと思いました。

大阪桐蔭:両プロップの清水と2年生の紙森はあんこがた。フロントローの山口も同様。ロック積は大柄で終盤交代で出た2年生の鈴川の方も大型で良いと思いました。。第3列は呉山に2年生の中野の両FLとNo8野村いずれも大型。春先と変わらず全国制覇レベルの大型FWが維持できています。春先以上かも。

スクラム

大阪桐蔭:前5人のサイズでは勝る相手に終始圧倒。マイボールでも押し込めていた。

モール

大阪桐蔭:攻め込むモールは圧倒。自陣ゴール前では相手にモールを組ませず。組まれても微動だにせぬ強さを見せた。

ラインアウト

大阪桐蔭:相手ボールラインアウトにプレッシャーをかけることが出来ていたし、奪うことも。

集散、球出しの速さ

常翔学園:例年通り素速さが光った。

 

※BK

体格

常翔学園:プレースキッカーも務めたCTB城川13は骨格がしっかりしていた。

大阪桐蔭:BKもしっかりした体つきの選手が多かったです。

展開力

常翔学園:例年通り鋭い展開ラグビー。

 

キック

常翔学園:その時の調子もあるとは思いますが、城川13のキックの精度は高かったです。

大阪桐蔭:春先と違いWTB坂谷14が務める。なかなか高い精度でした。キックの精度が上がったことで、レギュラーゲット出来たのかもですね。キックで陣地を進めるチームらしく、ゲームの中でのキックも効果的でした。

 

常翔学園:強豪校レベルで見ても及第点レベルにあり。

 

大阪桐蔭:相手のトリッキーな展開ラグビーに手こずったとはいえディフェンスは落ち着いて対処できており良かったと思います。前半終了間際にFL中野がライン際で相手の網を正面から強引にこじ開けてトライにまでもっていった場面は、FLが例年以上に強い同校の今季の特徴が出たと思います。体格的に全国制覇の資質を兼ね備えているため、期待はしていいと思います。Aシードの可能性も、あると思います。

 

 

 


11月13日 大阪桐蔭女子 和歌山北

2016-11-13 07:53:11 | 高校サッカー

※守備

大阪桐蔭:守備機会そのものが少ない中で、カウンターをくらった時に、ゴール前まで迫られヒヤリとする場面が数度あり、大勝した割に目立ったのが気になりました。

和歌山北:防戦一方で大量失点くらいましたがキーパーのハンドリングミスによるものが多かったです。県予選では見たことがないシュートの連続だったのかもですね。前半は捕れなかったシュートを後半は止める場面もありましたし、前に出るべきところではしっかり出ることが出来ていましたし、今出来ることはしっかりやれていたと思います。まだ1年生、この経験を肥やしに、きっと良いGKになると、思います。

※攻撃

 大阪桐蔭:たくさん点を捕りましたが大半は本来はなかったゴールだなと思ってみてました。ゴール前でシュート打てるのに打たない場面が目立ったのも気になりました。その中でFW大島さん9のゴールに向かっていく姿勢、ボランチ森田さん4のミドルレンジからの強烈なシュート、2年生の左SB南里さん2のミドルレンジ角度のないところからの精度の高いシュート。インターハイ予選でも印象に残っていた1年生FW中尾さん17の小柄ながら打点の高いヘッドが印象に残りました。いずれも、強敵相手にもぜひ発揮してほしいと思います。

和歌山北:完封されましたがカウンターは相手に恐さを与えていたと思います。

 

大阪桐蔭:これで今期も全国大会出場決定。今後は全国で上位を目指すにはという観点で、現状の自分たちの立ち位置を計る戦いになると思いますが、こういう大勝した時というのは意地が悪いまでに徹底的に粗を探すことかと思います。今日は大勝しましたが1対1の攻防で負けてる場面が目立ちました。今後は今日の相手のフィジカルに戦術がプラスアルファされ、穴もないチームとの戦いが続きますが、全国レベルでの戦いを考えると、やや不安の残る内容だったと思います。後半3人の1年生を下げて3年生を入れてきたのは、フィジカルに勝る上級生を入れることで、テコ入れをしたのかもですね。後半の方がより躍動感がありました。終盤に退いたFW大島さん9は現状、スタメンに欠かせぬ選手なのかなと思ってみてました。

 

和歌山北:大敗しましたが、強敵相手に1対1では決して負けておらず、フィジカルのしっかりした選手が多かったです。部員11人とぎりぎりの中、途中出血や激しい接触でプレーが止まった時は冷や冷やしましたが、最後までよく戦い抜いたと思います。キーパーが育ち、部員が増えて選手層が厚くなり、チームとしての戦術がしっかり出来てくればという期待感を抱かせるチームでした。