✳1~4
大阪桐蔭がこのゾーンの本命と目される。プリンスリーグでは苦しい戦いが続くがトップスピードのなかでも精度の高いパスワークが発揮出来れば、最終順位決定リーグ進出の可能性も高まってくるかと思われる。そこで2位以内に入り4年ぶりのインターハイ出場を果たせるかどうかは、上記が出来た上で、さらに個々の守備の意識の高さをチームとしての守備力に反映させることが出来るか否かにかかっているかと思われる。上記がいずれもなされなければ、昨年度の冬の全国選手権代表の大阪学院や桃山学院の目も出てくるかと思われる。U18大阪一部リーグではいずれも上位とは水を空けられているが、一発の力はあるかと思われる。
✳5~8
東海大仰星が本命。プリンスリーグ関西で首位争いを演じ、来季のプレミアをも視野に入れる。力は少なくともプレミアで残留するくらいのものはあるかと思われ、それ以上のものも期待できる。全体的に大きさを感じる選手が多く、見るからに強そうな印象を与える。中に分厚さを感じる選手も。インターハイ出場に向け有力な学校のひとつ。同じくプリンスリーグ関西に所属する近大附属が対抗。両校は既にプリンスで一度対戦、そのときは引き分けている。
✳9~12
U18大阪一部リーグで首位を走る履正社、同リーグで上位につける関大一、大阪産業大附属、さらには今季プリンス初参戦の興国も入り最激戦ゾーン。プリンスリーグ関西とU18大阪一部リーグのレベルに大きな差はないかと思われ、そこで上位につけているということは、プリンスでも上位につける力があると推察される。敢えて本命を挙げれば履正社か。東海大仰星やこれから紹介する阪南大学高校が中心と思われるインターハイ出場2枠の争いに割って入っても、不思議ではない
✳13~16
阪南大学高校が本命。2年ぶりのプレミアリーグ復帰を視野に入れ、力は少なくともプレミアで残留するくらいのものはあるかと思われ、それ以上のものも期待できる。今季も体の分厚さを感じる選手が多く、強さを前面に押し出したサッカーを展開。一方で後ろからじっくりつなぐことも出来る。攻めてはシュートの意識高く、相手に寄せられた難しい体勢からでも、精度の高いパスやシュートが打て、守ってはGKと最終ラインの連携、ポジショニングが良く、相手に容易にシュートを打たせない。要は単に力任せのサッカーではなくバランスも良い。とはいえ前へ前へ強さを前面に押し出したサッカーであることに変わりはないため、引いて守られたときの対応には課題が残るかも知れず、見方を変えれば他校が付け入る隙があるとすればそこか。いずれにしても順当にいけば、東海大仰星と共にインターハイ出場となるかと思われ、実現すれば2年連続の出場となる。同じくプリンスリーグに所属する金光大阪が対抗、他昨年のインターハイ代表校の関大北陽、さらには清風の戦いにも注目か。
以上です。最終順位決定リーグの展望は気が向けばしようと思います。