out of curiosity #3

ブログを始めて14年目。
カメラを抱えて世界中の山に出没したい~!

晴天 富士山を眺めに

2020-10-04 20:30:20 | 山登り in 埼玉県
2020年9月30日(水)
 
 なんだかんだ色々あって、どうも天気の良い日に山に行けない。 前週は出かけたが真っ白で登れなかったし。 仕方がないから仕事のある日の午前中にバタバタ出かけてきた。 こう天気が良くては少しの時間でも外を歩きたかった。 できれば富士山でも見られる所へ、と。
 向かったのは村山貯水池(多摩湖)。 最近亡くなった志村けんさんの回想シーンでここを歩いていたな。 「なんにもないよ。」って言いながら。w  
 
 
 歩き始めはは東大和市。 堤防西側が東大和市、東側が東村山市。 堤防を渡り切って西武遊園地の方に進めばすぐに埼玉県所沢市に入ってしまうような位置。 向こうに見える西武ドームももちろん所沢市だ。
 
堤防の下には狭山公園。 左に見えるのが西武遊園地の観覧車。
 
堤防中央辺りまで来て山を見る。 思っていたほど天気は良くなかった。
奥多摩すら霞んでおりがっかり。 けれど日差しの中を歩くのはやはり気持ちが良い。
写真左奥に大岳山。 大岳山すぐ右後ろに御前山。
ちょうど中央辺りのピークが鷹ノ巣山、その右隣に雲取山。
さらに右に天祖山、川苔山と続く。
 
中央少し右に高いピークが大岳山。 そこより左にずっと下った奥に見えるのが三頭山。
その左平らに見える辺りが小金沢山連嶺。
 
都心は写真右端の森で見えないが、大きなビルの左にスカイツリーが見える。
 
堤防をずっと西武園の方に向かい歩いて行くと、ようやく木々の上に富士山が見えてくる。
のだが、この日は肉眼では見えたが写真では見づらい。
一応写っているのだが、右の方。 左の方十字のアンテナ辺りに丹沢の山。
う~ん。 若干色が濃い所。w
 
本物の富士山が良く見えないので、所沢の富士山に行ってみる。
こちらから向かうと西武園ゴルフ場の北側に「荒幡の富士」という所がある。
 
ゴルフ場に隣接した細い道はあまり人通りもなく、畑や森も残され寂しい感じ。
カラスウリの花がまだ咲いていた。
 
他には何か。。。と探していたらカマキリに睨まれた。
 
ヤブミョウガ
 
ヒヨドリジョウゴ
 
アップダウンのある丘陵地にゴルフ場や住宅地が作られ、
未だ森も残っているというような地域。
 
ヒガンバナが咲いていた。
そう言えば有名な巾着田のヒガンバナ、今年は全部刈り取るそうだ。
 
うちのヒガンバナは今年は咲かないのかな、と思っていたら、
本日辺り満開になっていた。
 
カラスウリ
 
キバナコスモス
 
道路の右側はゴルフ場。 左側は森。
 
と、その森の中にはこのような施設があるようだ。
面白そうなので歩いてみたかったが、あまり時間がない。
少し説明板を読んでいたら良い情報を得ることができた。
 
先ほどの施設に隣接した場所に「荒幡の富士」があった。
 
麓には立派な鳥居。
 
浅間神社。
 
「荒幡の富士」のリンクにも記されているが、 明治時代、村内民心の統一を図るべく4つの神社をこの浅間神社に合祀し、その後荒幡の富士は15年の歳月をかけ完成された。 完成後も関東大震災、戦争、東日本大震災などにより存続の危機にさらされたこともあったが、現在は地域の皆さんにより大切に保存されているそう。
 
鳥居をくぐりつづら折りを登り始めると、角々に案内の塔がある。
ツリガネニンジン?が咲いていた。
 
山頂と~ちゃ~く!
 
本物の富士山、先ほどより少し見やすいだろうか。
 
大山から右に一番高い所が蛭ヶ岳だろう。
高いタワーは「西武園ゆうえんち」のジャイロタワー。
ただ今西武園は土休日のみの営業。
11月1日からはリニューアル工事が始まり、完成まで休園だそうだ。
西武園が開園70周年。(へぇ~!) としまえんが今年8月31日に94年の営業を経て閉園した。
西武に囲まれて育った私としてはなんとか頑張ってほしいものだ。
 
荒幡の富士山頂から麓を眺め、下山する。
そして麓を散策すると。。。
 
ナンバンギセル。
 
「いきものふれあいの里センター」のポスターでここで見られることを知った。
ありがたい。
 
クサギ
その後、周回したかったが時間も無くなり急いで同じ道を戻る。
 
狭山公園内、日影のベンチに座ってお昼ご飯。
外でいただけるだけでなんか気分が変わって良い。
 
今週も天気の良い土曜日は仕事だった。 明日もそれ程天気は良くないようだが、どこかに歩きに行こうかな。
起きることができれば。(^-^;
 
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セツブンソウと小鹿野町散策

2020-03-03 10:49:05 | 山登り in 埼玉県
2020年2月24日(月・祝)
小鹿野町両神小森堂上のセツブンソウ
 
 22日(土)、23日(日)と学年末試験や都立高校入試に向け対策を行った。 その後、生徒たちにしてみれば緊迫の1週間を終え、終業式、卒業式までは友人たちと残り少ない今年度を楽しく過ごそうと思っていたでしょうに。 一週間で生活は一変せざるを得なくなった。 新型コロナウィルスが早く終息することを祈るしかない。
 
 24日は休みが取れ山に登りたかったが、小鹿野町のセツブンソウが最盛期と聞きそちらに向かった。 2018年に一度訪ねているが、その時はセツブンソウを見た後近くの四阿屋山に登った。 今年は少し離れた山に登ったあとセツブンソウ撮影にしようと思ったが、光の加減が良いであろう午前中のうちに撮影したく、結局そちらの山はヤメにした。
 
 
 山は後にしようと思っていたのだが、7時半前についてしまい、8時半のセツブンソウ園開園を待つのも時間がもったいないので「道の駅 両神温泉薬師の湯」に車を停め先に2018年と同じ四阿屋山に登ることにした。 
 
最短コースで山頂に向かうが、一応ロウバイとフクジュソウはチェックしてゆく。
 
途中梅が既に良い具合。
 
ロウバイは未だ花の色も美しく咲いていた。
良い香りが園中漂っている。
 
 
 
奥の三角は武甲山、左方に横瀬二子山。
 
三峰山、雲取山方面(と思われる)
 
フクジュソウも良く咲いていた。
 
秩父紅も見られるはずだが、見つけられず。
 
両神神社奥社にお参りし、山頂を目指す。
ここからはトレイルの細い岩場、急登が続く。
 
山頂到着。(9:56)
左に両神山、右に小さく二つのとんがりは二子山。
 
小さな山頂には次から次へと登山者がやってくる。
 
両神山アップ。
 
二子山アップ。 サッサと写真を撮って下山。
つつじ新道を下ってみようかという気も起きたが、途中で会った男性に伺うと
「かなりきつかった。 お勧めしない。」という話だったのでヤメにした。
 
ということで、車でセツブンソウ園。(300円)
11時過ぎになってしまったので駐車場はいっぱい。 係員の方が示す方向へ。
山の方向へ徒歩5分ほどの路肩(駐車スペースになっている)に無事駐車。
 
広い敷地にたくさん咲いていた。 まさに見ごろ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
12時半過ぎまで撮影し、道の駅でお蕎麦でも食べ、どこかの梅園に行ってみようかと思っていた。
ところが道の駅は駐車場が満車の賑わい。(四阿屋山下山時もそうだったのだが)
 
ネットで調べると、観音茶屋というお店が目についたので行ってみた。
 
風情のある店構え。
 
店内も良い雰囲気。
 
   
名物らしい鬼ころりのついたお蕎麦のセット。
鬼ころりとは山芋とそば粉を練ってゴマ油で揚げたものだそう。
ワサビ塩かワサビ醤油で食べてね、と。 美味しかったが粉ものでお腹いっぱいになりすぎた。
 
観音茶屋というくらいだから、近くに観音様がいらっしゃるのだろう、
お茶屋さんから10分程牛首峠の方へ上がって行ったところだ。
 
車道はこの仁王門隣の駐車場までで終り、その先牛首峠へは歩いてゆく山道だ。
御本堂に行くにもこの仁王門をくぐってから296段の急な階段を登らなければならない。
秩父34霊場の中で最も険しい難所に立つお寺、と言われる所以だ。
 
仁王門には日本一の石造りの仁王様が立っている。
 
最近岩屋に守られたようなお寺に縁があるようだ。
こちらには奈良時代の僧・行基(668-749年)の作とされる聖観音像がお祀りされている。
手を合わせ境内を拝観。
 
御本堂を中心に、背後の岩屋を形作る山の左側に西奥の院、右側に東奥の院がある。
それぞれの奥の院に至る参道が作られ、参道沿いの岩屋にはたくさんの石仏が見られるようだ。
が、西奥の院に向かう参道は既にがけ崩れなどで立ち入り禁止。
 
東奥の院の方に上ってみた。 少し登ったところで御本堂と西奥の院方向の崖壁面を見る。
崖上部の岩屋に石仏が並んでいるのが見える。
歩いている参道をさらに進むと展望台があるが、そこからも別の岩屋に石仏群が見られた。
切り立った崖に登り、岩屋の中にいくつもの石仏を奉納する作業が修行そのものだったのだろうな。
 
また、先の崖壁面下部には
「摩崖仏 弘法大師爪堀の像 十万八千佛」が見られる。
何だかものすごいパワースポットを訪ねることができた気がした。
 
更に、ジオパークにも指定されている秩父地域。
こんな山間部が遥か昔には海底だったことを明かす地層や岩が見られる。
この摩崖仏が彫られた壁面もその一部だそうだ。 
 
 セツブンソウの様子は小鹿野町観光協会HPで開花状況が見られる。 例年より随分早く開花を迎えたようだが、ロウバイ、フクジュソウも見られ、楽しい一日となった。
 
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ひょんなことから飯能アルプス

2019-01-03 15:09:33 | 山登り in 埼玉県

2018年12月26日(水)
天覚山(445m)から望む奥多摩の山々
左奥に大岳山、中央に御前山、御前山の右裾奥に三頭山。

 新年早々、古記事ですみません。 本年もいつも通りの進行状況で行かせていただきます。(^^;)

 2学期が12月21日(金)で終了。 翌日からは三連休の方も多かったことでしょう。 しかもクリスマス。 なのですが私は年末までゴチャゴチャと仕事、その他があり 12/25 か 12/26は山に行きたいなぁ~、と思っていました。

 忙しいさなか、あまり遠くに行く気力もなく、かと言って不満の残る歩き方でも面白くないし。 どこがいいかと考えている中、先日DLしたヤマスタのイベントを思い出しました。 「奥武蔵全山縦走」というものですが「天覧山、大高山、子ノ権現、伊豆ヶ岳、武甲山」のスタンプを集めるイベントです。 が、大高山ってどこ? 地図を見ても名前が出てこずわかりにくい。 調べると天覧山から伊豆ヶ岳(または武甲山)まで縦走する「飯能アルプス」の中の一座らしい。 「ヤマノススメ」愛読者の方々には良く知られた聖地のひとつみたいです。

 縦走するにはかなりの距離で、私では一回では無理なので、とりあえず「吾野駅から大高山まで登ってみるか」と思ったのですが、大高山の標高は 493m。 いくら何でもそれ一座ではと思い、天覧山まで歩いてみることにしました。 それでもレコを調べてみると「思った以上にきつい」という言葉があちこちに。 西武線沿線の山はどこも最寄りの駅に下りられるので、きつくなったら下山して電車で帰るという手もあります。 「標高は高くないのだし、距離も15㎞くらいだから良いだろう」と「飯能アルプス(の一部)」に決定。 天覧山まで歩ければスタンプ2つもらえるしね。


 どこでストップしてもOK、とは言うもののやっぱり予定したコースを歩き通したい気持ちはあり、早目出発。 飯能駅に車を置き、電車で吾野駅へ。 飯能発 7:13 → 吾野着 7:38。 身支度を済ませ 7:50頃の出発です。


駅近くの霊園の脇を上がり、いきなりの急登。
足元には出発した駅、正面のには以前日和田山から顔振峠まで歩いた山並み。


まだ黄葉の葉がたくさん見られました。 全路通して杉植林地が多く、冬なので一層地味な感じ。


急坂を登ると激下り。 この日はこの繰り返しです。(^-^;


登って下って登って、と何度か繰り返すと、


大高山山頂に到着~!(493m、9:37)
予報では天気はあまり良くなく、気温も低く出ていたのですが、
登り下りを経て上着はまったく必要なし。 ニット帽も暑いくらいでした。


展望は木々で遮られ写真にはしにくいのですが、
丹沢から奥多摩の山々まで、よく見ることができました。


大高山のヤマスタもゲットし、天覧山まで頑張るぞ~!、と。


途中まだ紅葉の鮮やかな木々や


立派な天然木なども見ながら進みます。


アップダウンは


延々と続きます。


そして天覚山。(445m、11:12)
いつの間にか陽射しと青空が出てきて、なおさら暖かくなってきました。
ここまでに2人くらいの人にしか会っていません。


天覚山は南側は木々が低く、展望が良いです。 トップの写真もここからのもの。
この写真は一番奥に丹沢の山々。 手前には高尾山、陣馬山あたりも見えているはず。


トップの写真より少し右手をアップ。
写真左端ふたつ並んで頭を出している左が黒山、右が本仁田山。 その右隣りに高いのが川苔山。 さらに右の方に尖っているのが蕎麦粒山だそうです。


飯能方面。 左の山並みの奥まで歩いてゆく感じです。


天覚山を離れ少し下ると鉄塔がありました。 そこから少し北側の展望が開けたので一枚。
どこがどこやらあまりわからないのですが、北側の景色が開ける所はここしかなかったので。


さらにアップダウンを繰り返し、ゴルフ場の脇に出ました。
奥に大岳山が見えます。 人がいないように見えますが、プレイしている人の声が良く聞こえます。


林床にアセビ。 細かなアップダウンではありますが、そろそろイヤになってきました。


いくつかの分岐、祠のある久須美山を越え、久須美ケルンまで来ました。
ここまで来ると飯能の市街地まであと一息!


飯能の山沿いに作られた住宅地の脇を通り抜けどんどん下山。
奥には飯能市南側にある加治丘陵あたりも良く見えます。


住宅の本当に庭先を通り抜けるような場所もあります。 奥には日和田山が見えます。
しかしこの辺に来ていったん一般道に出ると、再び多峯主山への登山道へ入ってゆく気力が無くなりました。
トイレにも行きたいし、コーヒーも飲みたくなったし。 この先飯能駅までもまだかなり歩きます。


なので、もう山に入るのはヤメにして一般道を歩きコンビニで休憩することにしました。
向こうに見える山が多峯主山~天覧山に続く山並みです。

運よくすぐにセブンイレブンを見つけましたが、その近くにはなんと飯能名物四里餅 大里屋本店さん。 ここにあったとは!
これ、美味しいんですよ~! 頂き物でしか食べたことが無かったのですが、大好き!w
母の分もお土産に買って、私はセブンでカフェラテ買って、四里餅をいただきながら休憩。

すると、あら不思議。 せめて天覧山には登りましょうという気になりました。


多峯主山も天覧山もこの通り沿いに登山口はたくさんあります。
なので以前来た時に目を着けていた登山口から天覧山へ。 しかし、最後の登りはきつい、きつい。w


で、到着しました~。 天覧山 (195m、15:26)
最後は少し手抜きでしたが、なんとか最後の一座にたどり着きました。
ここから更に西武線飯能駅近くの駐車場まで歩いてゴール。
駐車場ではたまたま工事をしていて、この日は無料でいいって! 年末にラッキ~!!\(^o^)/


と言うことで。 ヤマスタは大高山、天覧山の2スタンプゲット!
それ以外の山はまたそれぞれ登る機会がありそうですから、2019年のお楽しみにしておきましょう。


 今回このルートで活動距離15キロ弱。 以前伊豆ヶ岳から子ノ権現まで歩いたときには14キロ弱。 子ノ権現~大高山間の距離を抜いても、合わせておおよそ29キロですから、飯能アルプスは相当大変な距離になります。 ましてや武甲山からは一般人ではとてもじゃないけど一日では無理な話でしょう。 また逆ルートで飯能から登った場合には更にきついものになるはずです。

 以前日和田山から顔振峠を歩いた西武線北側の山々を縦走するルートに比べると、アップダウンの厳しさは断然今回のルートの方が厳しいと思いました。 そのため冬場のトレーニングとして利用する方も多いようです。 今回冬場で花もないため、私も久しぶりにもくもくと歩くことができました。
 トレイルはしっかりしており問題ないのですが、北側のルートはあちこちにお寺や神社、お店、トイレがあり、ゆっくり安心して利用できるのは北側の縦走路かなぁ、と言う気がしました。 これは個人的な感想です。

 奥多摩も奥武蔵も近くだし、標高の低い山が多いので歳をとってから登ればいいや、と思っていたのですが、そう甘いものではないことがわかってきました。 近いだけに時間ができたときにはさっと出かけたい所です! しかし案外事故も多かったりするので、日頃から下調べや準備は良くしておく必要があるな、と再確認しました。
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