out of curiosity #3

ブログを始めて14年目。
カメラを抱えて世界中の山に出没したい~!

雪と黄葉の燕岳 #2

2020-10-26 23:02:40 | 山登り in 長野県
2020年10月18日(日)
燕山荘から望む星空
 
槍ヶ岳と天の川
 
燕岳と星空
 
燕山荘
 
街の夜景と星空
 
三脚を借りたおかげで夜の撮影も思う存分にできた。
幸い風もなく、耐えきれないほどの寒さでもなく、良いコンディションだった。
 
 山荘は 8:30消灯。 それまでは山荘内、寝室にも電気が点いている。 8:30を過ぎても非常灯が点いており真っ暗にはならない。 また、携帯の充電ができるコンセントまで用意されていた。 トイレは山荘内。 洗面所の水道もあるが、ちょうどこの日より水道から水が上がらなくなってしまい、タンクからの給水になっていた。 飲み水は別のタンクが用意されており、無料でいただける。
 就寝用にシュラフ もしくは シュラフカバーなどを持ってくるよう指示があり、初めて買って使ってみたが全く問題なかった。 今後山小屋泊の時にはいつも使うつもりだ。
 ぐっすり眠って翌朝。 日の出は5:58くらいで楽な季節になった。 それでも 4:30頃から起きていた。 周りもみなさんそんな感じ。
 
5:36
寝床の窓からも空の低い位置が紅くなっているのが見えた。
温かい服装で外に出る。 前日の予報は晴れだったが雲が多い。
 
左端、浅間山方面。
 
燕岳山頂。 右奥に鹿島槍ヶ岳。
 
雲があるおかげで良いグラデーション。
 
5:55
既に日の出を迎えているが、太陽は雲の向こう。
 
5:57
雲の合間からご来光。
 
陽の光が射し燕岳、水晶岳、野口五郎岳などが紅みを帯びてきた。
モルゲンロートなるか、と思いきや。。。
 
雲が多くすぐに光は途絶えてしまった。 紅の槍、見られなかった。(T_T)
 
6:00 朝食。
お腹が空いて完食できた。
 
この後まとめておいたザックは寝室近くの棚に置かせていただき、
サブバッグとカメラを持って燕岳山頂とは反対方向、
大天井岳方面に少しだけ散策に出かけた。 プチ表銀座縦走気分だ。
 
田中陽希さんがゴリラ岩と名付けた岩。
 
穂高連峰、槍ヶ岳に少しずつ近づく。
稜線にはたくさん雪が残っていたので、軽アイゼンをつけてゆく。
 
天気は全く晴れてこなかったが、富士山、八ヶ岳、南アルプスは良く見えた。
 
双六岳、鷲羽岳、水晶岳の辺りでしょうか。
 
富士山、南アルプス辺りに陽が当たっているようで、雪の白さが際立ってきた。
観音岳、甲斐駒ヶ岳?、仙丈ケ岳は? 北岳、間ノ岳、農鳥岳?
 
八ケ岳 手前に霧ケ峰や美ヶ原
 
先に進むと燕岳山頂で隠れていた剱岳も全体が見えてくる。
 
丁度写真中央辺りに黒い岩の塊が蛙岩。 そこまで行ってみる。
 
鷲羽岳、ワリモ岳、水晶岳、の辺り?
 
蛙岩から大天井岳、中天井岳、東天井岳。
右奥には前穂高岳、奥穂高岳、北穂高岳、槍ヶ岳。
 
大天井岳と中天井岳の間には大天荘がある。
行ってみたいなぁ。
大天荘からの登山者だろうか、ひとり登ってくる。
 
私もそろそろ燕山荘にもどり下山しよう。
 
預かっていただいた荷物をまとめ、下山開始。
下山はまだ雪がカチカチに凍結していたので軽アイゼンをつけてゆく。
前日は雲がかかっていたと思うが、この時ようやく妙高戸隠連山の山々を確認。
雨飾山も見えているはずなのだが、一番左の低い山かな。
 
今回の山行で紅葉と雪景色が見られたのは本当にラッキーだった。
上りでは苦しかった合戦小屋から山頂間だったが、下りはあっという間だった。
 
合戦小屋を過ぎればもうすっかり秋の装い。
 
 
 
途中、この子が先導してくれた。
 
逆に登りであっという間だった第2ベンチまでの間が妙に長く感じた。
こんなに良く登ったものだ、と。
 
もうすぐ登山口。
 
 
 
登れるのか本当に不安だった燕岳だったが、無事ここまで戻ってきた。(13:47)
 
帰りには穂高神社によって、無地下山のお礼参りをしてきた。
穂高神社にはこんな風に鶏がいっぱい歩いている。
燕岳では飛び立つライチョウは見たのだが、
近くでは見られなかったので、鶏で我慢。w
 
ありがとうございました。
 
 車中泊、高山病、歩く体力はあるのか、天気は大丈夫か、など心配が多く直前まで乗り気になれなかった燕岳登山だったが、今となっては本当に行って良かった。 いつもこんなに上手くいくとも思えないのだが、是非花の季節にも訪れたいと思っている。 
 
コメント (2)
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