out of curiosity #3

ブログを始めて14年目。
カメラを抱えて世界中の山に出没したい~!

坪山でヒカゲツツジ

2019-04-17 12:51:52 | 山登り in 山梨県
2019年4月13日(土)
坪山 ヒカゲツツジ
 
昨年4月9日に登りそこなった坪山に行ってきました。 坪山は群生するヒカゲツツジ、イワウチワ、イワカガミなどで有名です。 昨年は山梨県内で同時期に見られるカイコバイモを見てから坪山に向かったのですが、途中色々あったりして、坪山には登れずの撤退となりました。
 今年は逆に坪山に登ってから、可能であればカイコバイモもという計画。 昨年はお花が早かったため、4月9日で既にカイコバイモもヒカゲツツジも終盤という頃合いだったのですが、今年はカイコバイモは終盤、ヒカゲツツジはまだ早い、という情報で、実際に行ってみるとその通りでした。 お花の時期は気象条件により1~2週間ずれるものなのだな、と改めて感じました。 それでもお天気の良い中、色々なお花と良い景色を眺めることができ、満足の一日となりました。
 
 上野原の「びりゅう館」に到着が 6:30頃。 昨年心配していた駐車場は電話で確認し、「登山者は橋を渡って左側にある第二駐車場に停めること」、「びりゅう館でお買い物などしてください」ということを伺いました。 駐車場には一番乗り。 上の写真は下山時に撮った写真なので春爛漫ですが。。。
 
  朝の到着時にはお花も凍える寒さ。 支度をしていると2台、3台と車が入ってきました。 登山中にも随分と人が入って来ている様子がうかがえ、お花が早目とは言うものの、人気の高さを感じました。
 
昨年同様、びりゅう館から西尾根登山道を目指して県道を歩きます。
そこから山に入り坪山山頂を経て、尾根伝いに東へ向かい、びりゅう館まで周回下山します。
 
 県道沿いにもたくさんの花が見られ、
 
とても楽しいです。 
 
 
 
 国道と並び鶴川が流れていますが、川沿いの桜も今年は満開まであと一息。
それでもとてもきれいです。
奥の緑のフェンス沿いに茶色の建物がトイレです。
びりゅう館には外トイレがないので、こちらを利用しましたが、
ピカピカの水洗トイレです。
 
まだ梅も咲いていました。
 
  坪山までは西尾根、東尾根登山道がありますが、東尾根は急峻で事故があったため、西尾根からのアプローチが推奨されているようです。 また、お花も西尾根の方が多くみられるようです。 登山口から登り始め、沢を渡り、つづら折りに尾根まで上がりますが、その先更に急登になります。
 
 ミツバツツジがあちこちに見られました。
 
 そろそろ終盤だったでしょうか。
 
 そして、ヒカゲツツジが見え始めますが。。。
 
 ひとつ、ふたつ、と咲いているほどで、木全体が咲いているほどではありません。
 
 すれ違う人も「やっぱり早かったわね~。」とおっしゃいますが、見られてよかった。
見るたびに「こんなにお花が小さかった?」と思ってしまいます。
 
 しかし、登るにつれお花の数が多くなってきました。
 
 標高が高くなれば咲いていないかと思いましたが、日当たりが良いからかな。
山頂近くまで登山道両脇にずっとヒカゲツツジが群生しています。
 
 奥には白い山々も見えてきました。
 
 ちょっと開けて、麓の集落が見えました。
びりゅう館はあの集落より写真もっと右方向にあります。
 
 岩場の登りも結構あります。
 
山頂直下になるとイワカガミが多くなってきました。 
そして残雪も見られました。 登山道には影響ありません。
 
痩せ尾根や、このように細い登山道もあります。 
 
またまた岩登り。 
さすがにイワカガミはまだまだのようでしたが、
イワウチワは数輪見かけただけで、つぼみも見ましたが、ほぼ終了でしょう。
 
9:22 山頂とうちゃく~!
小さな山頂(ひと坪)なので 坪山というそうですが、休める所はそこそこありました。
景色が素晴らしいです!
 
 北の方に白く見えるのは飛龍山、雲取山。
 
 アップ~!
 
それより右手、すぐ目の前には三頭山。 三頭山すぐ右わきには御前山も見えました。
中央高速上野原ICを回ってきたので、奥多摩の山がこんな目の前にあるのが不思議。
でもやっぱり一般道で来るのは大変だろうな。
 
上よりさらに右手、南東方向には近くに権現山。(右の大きな山)
中央より左奥の方に見えるのは陣馬山、小仏城山あたりだそうです。
 
 そして西の方には右奥に見えるのが大菩薩嶺。
そしてその左に小金沢山から黒岳へ向かう稜線。平らに見える辺りが牛奥ノ雁ヶ腹摺山ではないかな。
 
そして富士山も見えるのです!
 
おはようございます!
ここで9時半ごろですから、おやつを少しいただき、
お昼には美味しいものをいただきましょう~! 
 
坪山山頂の分岐が心配でしたが、ちゃんと道標がありました。 ホッ。
 
 激下り後、坪山を振り返る。
 
 下山道は一変してお花が無く、アセビが見えるのですが、お花が付いていません。なぜ?
そして下っては登りが続きます。
 
 ようやく麓という頃、スミレなどが見え始めました。
 
びりゅう館前、朝凍っていたお花も生き生きと。 
 
 そしてびりゅう館に帰ってきました。 水車は。。。
 
 そばを挽くためのものですよ~。
名物のお蕎麦と山菜天ぷらのセットをいただきます!
お蕎麦はしっかりとしてのど越しツルツル。 美味しかった~!
 
桜に囲まれたびりゅう館を後に次へ向かいます。 
 
 今年も巡り合えました、カイコバイモ。 けど今年もすぼんでいました。
お昼時しか開いていないのかなぁ。
 
 この時間(15:00ごろ)、イチゲもほとんどすぼんでいたので遅かったのかもしれません。
うまくいかないなぁ。
 
けど、まぁいいや! 今年も見られて良かった! 
 
  そして大好きな「みたまの湯」にまた寄って、絶景を眺め、美味しい夕飯を頂き、気持ちの良いお風呂に浸かって帰路に着きました。 写真は櫛形山に沈む夕日。 櫛形山右奥には北岳、その右に鳳凰三山、もっと右には写真には写っていませんが八ヶ岳~金峰山の方までくっきりでした。 この時期まだ桃の花も美しく、 一日の良い締めくくりとなりました。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花の季節到来 ~高尾山~

2019-04-14 21:00:00 | 山登り in 東京都
2019年4月9日(火)
高尾山 タカオスミレ
 
 昨年見た高尾山のタカオスミレ。 特徴的な葉の色がどうも薄く、果たして本物のタカオスミレだったのか、もし本物だとしても「これこそは!」という赤褐色の濃いタカオスミレが見たいものだ、と思っていました。 昨年はお花の時期が早かったので4月16日でタカオスミレもニリンソウも終盤の時期でした。 今年はお花が早いのか遅いのか。。。と迷いつつ、それでも他人様のレポを拝見すると既にタカオスミレはたくさん見られており、「また遅いの?」という状況。 週末まで待てず、平日に仕事に遅れないよう電車で高尾山まで行ってみました。 
 
 今回も裏高尾からのアプローチ。 昨年と比べると全く風景が違います。
やっぱりこの南浅川沿いには桜もあるんだ。 山の芽吹きも始まったばかりという様相。
 
 この日はお天気も良い予報でしたし、仕事に遅れるわけにはいかないので7時ごろ到着で歩き始めています。
こんな良い天気に花盛りでは、一日中歩いていたいなぁ~。
けど、高尾山口駅 13:29発には乗って帰るつもりです。
 
 昨年この辺で見たシャガもセリバヒエンソウも全く咲いていません。
これはジロボウエンゴサクかな。
 
 ヤマブキは花盛り。
 
 南浅川沿いのニリンソウ群落はまだこれから、という感じでしたが、
既についているつぼみが開いていないのは早朝だから?
 
 そして南浅川沿いのニリンソウ群落近くでもタカオスミレが見られました。
おぉ~、良かった~!
 
 ミヤマシキミもお花がいっぱい。
 
 ツボスミレ
 
通り抜ける中央高速の下にも美しい自然があるのです。
 
 春爛漫の装い。
 
 裏高尾の旧甲州街道沿いには、お庭をきれいに手入れされているお宅が続きます。
 
 日影沢入口もこんなに華やか。
 
 スミレ(タチツボスミレ?)のお出迎え。
 
沢にはコチャルメルソウ
 
ネコノメソウ?
 
 
 
 マルバスミレ
 
 タカオスミレ
 
タカオスミレ
 
 ネコ
 
 タカオスミレ
 
 これは葉が緑のようなのでヒカゲスミレなのかな?
 
 日影沢のニリンソウ群落もつぼみのように閉じている物はたくさん見られます。
やはり時間が早すぎるのでしょうか。
 
 そして花数もまだまだ増えそうな感じでした。 こうなるとやはり一斉に咲いている所を見たい。
イチリンソウはまったく見かけません。 とてもかわいかったので、また見たいな。
 
 ユリワサビ?
 
 
 
 ナガバノスミレサイシン?
 
 ヒナスミレ
 
 
 
エンレイソウ
 
ミヤマカタバミもあちこちで見かけましたが、こちらもほとんどつぼみ。
この頃既に11時ごろなのですけどね。 時間じゃないのかな。
 
ヒカゲスミレかと思い撮っていたのですが、ナガバノスミレサイシンの白花かもしれない。
高尾山ではよく見かける、と書かれている。
 
ミヤマウグイスカグラ
 
そして山頂と~ちゃ~く。(11:12)
桜が良く咲いている。 これなら城山の方の桜並木はきれいだったろうなぁ。
 
丹沢の山もすっきり見えて。 そろそろ雪は無くなってきたかな。
 
平日ですが、これくらいの人出はあります。
さて、撮ろうと思っていたものには巡り合えましたので、あとは早めに下山します。
なので今回はケーブルカーを利用するつもり。
 
なのでまっすぐ一号路を下る。
 
 この日も男坂を通りヤマルリソウのその後を拝見。
まだまだ花盛り。
 
ケーブルカー高尾山駅前からの展望。
 ヤマザクラと新緑のずっと向こうに御前山と大岳山。
 
 圏央道のトンネル。 奥に見える低めの山々の中に加治丘陵があるかな。
一番奥の山の連なりは埼玉県の山? もう群馬県?
 
そして、ケーブルを利用したもう一つの理由はこれ。w  天狗焼き~!
 
ケーブルカーに乗るのは何年ぶりだろう。 本当に子どもの時以来です。 
 
一時間の下山を6分で終え、清滝駅前も花盛り。 
 
 麓の山は半日でさらに新緑の色が濃くなったよう。
向こうの山並みを南高尾まで行くルートもそのうち歩いてみたい。
 
 大急ぎで時間を気にしながらの山歩きは物足りない気持ちを残しながらも、せっかくの良い天気、花盛りの山を逃すことなく歩けたことはやっぱりうれしいことでした。 高尾はそれ程遠くはないのですが、車で行くと渋滞ポイントが御岳よりも多いので今回電車を使いました。 まぁ、「良くできました」という事ではあるのですが、電車は乗り換え、待ち時間も多く、それを少なくする解決策を考慮する必要がありそうです。 何しろやっぱり高尾山は無理してでも行く価値のある山だなぁ、と今回もしっかり確認した次第です。 この先まだまだ面白い花がたくさん咲くので、気負わずササッと行けるようになりたい、という所です。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

蛭ヶ岳から丹沢山をつなぐ #2

2019-04-11 14:56:58 | 山登り in 神奈川県
 
2019年4月4日(木)
蛭ヶ岳山頂からの夜明け
 
 大広間にたった7人での宿泊。 ひとつのお布団に寝られ、寒ければ毛布も布団もいっぱいあるから好きなだけ掛けていいよ、と言われ床に就きましたが、前回同様なかなか寝付くことができませんでした。 前回は人がたくさんだったので寒さを感じなかったのですが、今回はいくら布団をかけても深々と冷えてくる。 実際には身体は色々着ていたのでそれ程寒くなかったのですが、ダウンパンツを履いていても膝から下がとても寒かった。 でも、これで眠れないと言っていては贅沢です。 もちろんいつの間にか寝ていました。 が、朝方ものすごい風が吹いている音はいつからか気づいていました。 目覚ましが鳴る前「起きて外に行くのはイヤだなぁ。。。」と思っていました。 5時半ごろの日の出にみんなは4時半に起きるというので、私もその時間にセットしましたが、風の音を聞き5時にセットし直しました。
 
 何人かが起き、私も支度をしました。
風の音はだんだんと聞こえなくなっていました。
が、東の空には低く雲が張っており、しばらく朝日は拝めそうにありません。
 
西の空も霞みがちですが、雲海のように広がる雲は美しい。
 
 5:37 やがて東の空のやや高い位置から太陽が顔を出しました。
 
 遠くの山々に日が当たり始めました。
上の写真、左奥は八ヶ岳。 右の方に金峰山など。
 
 南アルプスは良い色にモルゲンロート。
一番上の写真もこの時間帯の物。
 
 
この日向かう丹沢山方面は雲が湧いてきて、
この後蛭ヶ岳まで一時真っ白に覆われました。 
 
 朝陽に遠くの海が輝く。
 
この後朝食を頂きに部屋に入りました。
朝食は暖かい手作りお味噌汁にご飯。 ご飯には昆布の佃煮や魚のフレークなどを載せて。
 
 荷物をまとめていると「蛭ヶ岳登頂証明書」を書いてもらっている方が。 見ると樋詰さんが筆ペンで達筆に書いていらっしゃる。 200円しますが、こんなに丁寧に書いてもらえて、「私はもう来られないかもしれないし」と思うとお願いしてしまいました。 樋詰さんは昨年9月、神奈川大学のマナスル登山隊にも参加された方です。
 丹沢最高峰蛭ヶ岳。 今回は「本当にこの山頂にはもう来られないかもしれない」と言う気持ちを持ちながらの登山でした。 年齢や体力、駐車場のことや他の山にも登りたい気持ち、などを考えるとそういう気持ちだったのです。 が、今回の宿泊で「檜洞丸のシロヤシオは本当にきれいだよ。檜洞丸から蛭ヶ岳までくれば最高! 今度はそちらのルートも試してみて!」と言われたらなんだかもう一度行きたくなってしまいました。
 
7:20
7:00には出発する予定だったのですが、色々やっていてこの時間。 
 
 それでもやっぱりもう一度撮ってしまいます。(南アルプス)
 
同じ場所だけど、時間が違えばやっぱりまた違って見えるでしょ~。 (八ヶ岳、金峰山)
 
 左奥に雲取山。その手前には三頭山。そのちょっと右の方に御前山。 さらに右に大岳山。
 
 富士山左。前日からずっと愛鷹山が見えない。
 
 7:29 
さて、そろそろ本当に行かなくちゃ。 それでなくとも予定タイムはギリギリなのです。
宿泊用荷物は蛭ヶ岳山荘で預かってもらいました。
 
 この日は寝不足な感じはありましたが、体調は良さそう。
まずはどんどん下り鬼ヶ岩をめざします。
富士山、檜洞丸、南アルプス、蛭ヶ岳。 良い眺め~!
 
 
 そして鬼ヶ岩に登る。
 
 鬼ヶ岩。 これ見たかった~!
 
 熊木沢の谷底まで見渡せる。
 
 8:31 不動ノ峰
アップダウンを繰り返し、次の大きなピークが丹沢山か?、と思っていたら大間違い。
まだ半分ちょっとだった~。
 
良い四阿屋があった。 次のピークが丹沢山かな。 
 
 ここからまた随分と下って登るなぁ~。(;^ω^)
右奥の高いのが塔ノ岳。 山頂にちょこんと尊仏山荘も見える。
 
丹沢山への登りは振り返りながら。 
 
9:22
 ようやく着いた~! 結構遠かったよ~!
だいたいCT通り。 と言うことは出発30分押しはそのままなので、
あまりゆっくりもしていられない。
 
 けど、良い眺めを楽しみ、おやつを頂いて、
みやま山荘さんで手ぬぐいも買ってからのご帰還。
ここで先に出たみんなとももう一度会えました~。
 
 皆で「気を付けて~。またどこかで~。」と言葉を交わし、蛭ヶ岳にもどるよ~。
 
 何度もあるアップダウンには参りますが、気持ちの良い稜線歩きはやっぱり魅力的。
往きはカチカチに凍っていたトレイルも帰りは名物のドロドロでした。w
 
 そして鬼ヶ岩まで帰ってきました。(11:12)
丹沢最高峰への上り返しは楽ではないですが、楽しいひと時でした。
 
蛭ヶ岳到着後は山荘で荷物を引き取り、樋詰さんにご挨拶をして、
外の広いベンチで昼食を摂ってからの下山としました。
山頂からの最後の景色を楽しみ、まだまだ先の長い下山に備えました。
 
13:00ごろの出発。
まずは階段を転げ落ちないように。
 
 ずんずんと下りますが、帰りにはいつも「これだけ良く登ったなぁ。」と思います。
そう言えば、昨年夏の台風は丹沢の木々も随分なぎ倒したようで、あちこちにこのような場所がありました。
場所によってはトレイルを大回りにして避けている場所もありましたが、
わかりやすく案内が張ってあったりして助かりました。
 
少しは新緑やお花を期待して4月に登った丹沢でしたが、まだまだ雪景色でした。
しかしたった一日で。。。
 
 麓の方まで来ると前日より確実にたくさんのスミレが咲き始めていました。
 
 姫次より下のトレイルの雪はほとんど消えていました。
 
けれど、長い階段の無い急坂がドロドロにぬかるんでいなかったのは幸いでした。 
 
 「林道までまだか~」という気持ちを楽しくしてくれたお花たち。
 
16:25  ようやく林道に出ました。 あとは駐車場まで 15分程下れば終了。
だいたい予定通りに下山できて良かったです。
 
 
 下山後には 昨年同様「天然温泉 いやしの湯」につかり、夕飯もいただいて帰宅しました。 いやしの湯の周りは桜がきれいに満開でした。 通行止めの道路も迂回路を伺い、一般道で自宅まですんなり帰宅できました。
 丹沢8座のスタンプラリーも半分が終了。 とりあえず一番高い蛭ヶ岳をゲットできて一安心。 蛭ヶ岳に再訪するか否かはゆっくり考えるとして、今年は檜洞丸のシロヤシオにできるだけ行けるよう調整してゆきたいと思う今日この頃です。w
 いずれにしても一泊x 2回かかりましたが、塔ノ岳~丹沢山~蛭ヶ岳、を結ぶことができた今回の山行はとても楽しく、大満足でした。
 
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

蛭ヶ岳から丹沢山をつなぐ #1

2019-04-06 13:47:22 | 山登り in 神奈川県
2019年4月3日(水)
蛭ヶ岳山頂からの夕日
 
3月下旬から仕事は春休みに入りましたが、いろいろ重なりなかなか山に行けませんでした。 せっかくの長期休みですから普段やりにくいことをやっておきたいとき。 泊りがけで遠くに行くことも考えましたが、この時期やっておきたいことが丹沢主脈縦走でした。
とは言っても普段車で移動する私には丹沢主脈を北から南へ歩き抜けることは考えづらく、2回に分けたらどうか、ということ。2016年2月26日~27日、大倉~鍋割山~塔ノ岳~丹沢山を歩いているので、青根~蛭ヶ岳~丹沢山を歩けば丹沢主脈縦走になるな、という計画。 しかし、よくよく見ると丹沢主脈縦走とは「焼山~蛭ヶ岳~丹沢山~塔ノ岳」のルートになっている。 そうか~。 青根からでは主脈縦走にはならないのかぁ~。(;^ω^) まぁ、それでも、蛭ヶ岳~丹沢山は昨年1月にトライしましたが成しえることができなかったところを、今回は完遂することができました。 今回はこれで良しとしましょう。w 機会があれば焼山~姫次~袖平山の東海自然歩道を歩くのも良いかもしれません。 
 
青根バス停からの登山道途中、ゲート手前にある駐車場からのスタート。 ここは4台しか停められず、この下にも少し停められるスペースはあるのですが、せいぜい計8台程度なので、6時半着を予定していましたが、青根付近の国道が土砂崩れによる通行止め、また駐車場までの林道で迷ったりして到着が7時過ぎ。 ぎりぎり最後の一台で停められたのはラッキーでした。
 
歩き始めが7:20頃。 まずは林道歩き。
 
20分程歩いたところで 八丁坂コースへ。
 
ミヤマシキミ
今までヒルが怖かった丹沢界隈は真冬にしか登ったことが無かったのですが、今回まだ大丈夫だろうとこの時期に登ってみました。
 
春のお花を見ながらの丹沢は初めてです。
本当はもっとスミレなども見られるかと思っていましたが。。。
 
やはり登山道に雪が見え始めました。
 
モノレール地点に到達は 9:00頃。
今回登りの調子はいまいちだったのですが、時間的な感覚は2回目のせいかこんなものか、と言う感じ。
 
積雪は5センチくらいでしたが、八丁坂ノ頭まではずっと雪を踏んで歩いていました。
 
八丁坂ノ頭合流が 9:50ごろ。 だいたいCT通りで良かった。
今回は丹沢山まで行くことが目的なので、体力温存のため三脚や替えのレンズは持って行きませんでした。
写真奥の白い山々。 右端が蛭ヶ岳、左端が丹沢山かな?
 
東海自然歩道最高標高地点(1,433m)に到着。
この日は昼以降曇り予報だったのでどうかと思いましたが。。。
奥に富士山見えてますね~!
 
そして姫次へ! ここは日当たりが良いせいか雪が全くありません。
この景色を眺めたらここで帰っても良いくらい。w
駐車場からここまで3時間ほどですから、ほんとうにそう思ってしまうのです。
 
10:20 姫次 
良いお天気で最高です! 富士山の左手前に高いのは檜洞丸。
 
そして、さらに左に目を向ければ目指す蛭ヶ岳。
ここからでも山荘が見えるので、本当に近く感じるのですがなかなか。
 
眺めの良い所でおやつ休憩。 本日のおやつは桜の最中。
餡がほんのり桜味で求肥入り。 おいしぃ~!
 
そして蛭ヶ岳に向けここからがまた大変。
姫次の後はいったん激下り。 それを過ぎると上のように割と平坦な所が続き、
さらにゆるゆると登り1時間半ほど。
 
そして最後の激登り開始です。
 
雲は多いながらも、幸い遠くの山々は良く見えています。
 
ひぃぃ~。 登れど登れど。w でもあそこが頂上だ!
 
おぉ~、あそこで切れるか!?
 
まだまだだぁ~。w でも山荘が見える!
 
そして、と~ちゃ~くっ!!(13:31)
脚が重く、痛くなり、歩き続けることができず何度も立ち止まりながらでしたが、
到着することができました~! まだ富士山も見えている~!
 
主脈縦走路の眺め! 明日は左奥丹沢山まで行くぞ~!
右の方の一番高いピークが塔ノ岳。
相模湾はぼんやりだけど、明日は見えるかな。
 
改めまして山頂です。
この後この広いベンチでザックを枕にグッタリお休みタイム。
気持ち良かった~。 そしてお昼ご飯を頂きました。
その間数人が行き来しましたが、蛭ヶ岳往復の人や、一日で縦走の人たち。
私はもう一歩も動きたくない。w
 
ゆっくり休憩して余裕ができてから山頂をぐるりと歩き回る。
都心方面は霞の中。 筑波山も見えない。
 
そしてもう一度ゆっくり富士山と流れる雲を眺める。
まだ14:15ですから、急ぐことはない。
 
14:30過ぎ、蛭ヶ岳山荘にチェックインしました。
前回は 1/6(土)に宿泊の為、超満員でお布団ひとつに2人で寝ましたが、この日はら~くらく。 事前に電話でも混み具合を確認していたので、安心の予約。 女性2人x2組とわたしが上のスペースに。 さらに私の後方におじいちゃんとお孫さん(小6男子)の7名のみ。 いやぁ~、春休みばんざ~い!
あとから管理人さんに伺いましたが、「布団ひとつに2人」はめったにない、とのこと。 また、予約時に混雑状況を聞いて「混んでいたら辞める、は全くOKですよ」と。 わたし結構気を使って聞きにくかったんですよね~。
 
前回夕飯はおでんでしたが、この日はカレーライス! やった~! 「蛭ヶ岳で昼カレー始めました」は知ってましたが、夜にいただけるとは! 美味しかった~!! また、夕飯は 18:00 予定でしたが、この日の日没も 18:00ごろ。 この日の管理人さん、樋詰さんは「夕日を見終わってから夕食にくればいいよ。」とおっしゃってくれましたが、結局のところ4時過ぎにはみんな山荘の中でゆっくりしていたので、「5時から食べちゃう?」ということになりました。 話の分かる良い管理人さんだ~! そしてこの二日間、樋詰さんはとても楽しく、一緒に宿泊した皆さんもとても良い人たちで、たくさんお話して、楽しく快適に過ごせました! いやぁ~、本当に良かった!
 
18:02
夕日は塩見岳に沈みました。
 
樋詰さんが「三脚使う?」と貸してくださったのです。
なんとありがたい!
 
なので、夜景も撮りました。(相模湾方面)
 
昨年ほどクリアではないけど、うれしいなぁ。(宮ケ瀬湖方面)
 
そして星空も。
 早めに休んで翌日に備えるつもりでしたが、
みんなのおしゃべりは就寝時刻を過ぎても止まらず。w
本当に楽しいひとときでした。
 
 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする