out of curiosity #3

ブログを始めて14年目。
カメラを抱えて世界中の山に出没したい~!

焼津アルプス探訪 満観峰~花沢山

2024-01-14 21:10:21 | 山登り in 静岡県
2024年1月9日(火)
日本平から望む焼津アルプスモルゲンロート
 
 前日は日本平、久能山東照宮などの観光を楽しみ一泊。 海の朝景などそうそう見られないので三度日本平へ。 
 
6:25
東の方向は良い色づき。 だが、水平線には雲がかかっている。
さらに、太陽が昇る地点は伊豆半島からになるが、有度山で見えない。
富士山が紅に染まるのを観れればよいのだが。。。
 
最初富士山にはこれより厚い雲がかかっていて「ダメだぁ~。」と思っていたが、
雲がだんだん引いてきた。
 
7:01
富士山の斜面に朝陽が当たった。 満足~♪
さぁ、登山口に向かおう! この日の登山は焼津アルプスの中の満観峰と花沢山。
 
海沿いの150号線を走っていると割と海岸線に近い辺りに漁船がいっぱい見えた。
ちょうど駐車場があったので海の景色を見る。
しらすとか桜エビとかの漁なのかな~?
 
反対側にはしらす屋さんとその奥に南アルプス。
こんな海沿いの街から見えるなんてすごい!
 
花沢の里臨時観光駐車場には8時30分ごろの到着になってしまった。
ここにはトイレもあるが、少し離れたところにもここより大きな駐車場が有る。
「花沢の里」は単なる山の登山口ではなく、歴史的にも重要で美しい景観を持つ集落だ。
 
ロウバイがもうたくさん咲いており、良い香り。
 
石垣と板張りの美しい集落の中を歩いてゆく。(8:57)
 
みかんが売られている。 大変美味しそうだったが、前日三保の松原で買ってしまった。
谷あいの集落を山の方に向かってゆき、建物が途切れる辺りから山に登り始める。
 
シキミが咲き始めていた。
 
集落から山の斜面にはミカン畑。
 
満観峰は標高 471mの低山ではあるが、結構急登。
もっと楽々登れるかと思っていたが、根っこや岩もあるし、いつでも注意!
 
鞍掛峠で一息入れ、さらに進む。 ステキなベンチ。(9:57)
目の前の大木は桜らしく名前は「見上げ桜ベンチ」
 
お正月飾りの日付の切り株。
 
山頂への稜線、丸子の出合いに到着。(10:08)
「もうあとちょっとだ!」と思っていたら。。。
 
またまたすごく急登
 
満観峰山頂と~ちゃくっ!(10:12)
ひろびろとして気持ちの良い山頂!
 
お正月飾りの山頂名板
 
もちろん富士山がよく見える!
 
駿河湾の向こうに箱根の山々~伊豆半島(東方向)
左端手前の山は日本平だ。
 
西の方、眼下に見えるのは焼津漁港なのかな?
 
山頂を東の端の方に行くと南アルプスも見えた!
 
山頂中央には大きな木に囲まれて祠が。
ご挨拶してきた。
 
北の方の山々。
ベンチに腰掛けコーヒーとパンを頂く。
少し風が吹き始め冷えてきたが、青空なのが幸い。
 
次は花沢山に向かう。 (10:10)
こちらの下りもとても急で気が抜けない。
 
途中東側の展望が開ける場所があった。
これは素晴らしい!
駿河区の街並みの中に東名高速道路が走り、安倍川を越えている。
海沿いの小高い山が日本平。
 
倉掛峠への分岐まで激下り。
分岐まで下りて少し上ると。。。
 
またまたこれは素晴らしい!
ここにはベンチがあり、その名も「日本一の展望地 家康ベンチ」
東名高速道路が花沢山の下に入って行くが、ここが日本坂トンネル。
そしてこの後日本坂峠まで下り、そこから花沢山へはまた急登。
木々に囲まれ足場も悪い所が多く気を使う。
が、しばらく行くと。。。
 
展望が開け、南アルプスが良く拝めた!
上河内岳、赤石岳、悪沢岳のようだ。
 
引くとこのような感じ。
中央左のピークが満観峰山頂。
その後も登りにくい急な斜面を登ってゆく。
 
ようやく花沢山山頂到着。(12:39)
展望はなし。
ここまで来る間に風がとても強くなってきたので、少し休んですぐに下山。
下山は一度日本坂峠まで戻り、そこから花沢の里に向かって下る。
 
日本坂峠を花沢の里方面に進むとあるベンチ。
「焼津辺(やきつべ)展望台」
 
下ってゆくと朝歩いてきた道に合流。
「高草山 法華寺」の脇に出た。
ここには「→日本坂峠」などの道標が無い。
 
 このあと 13:43 無事に駐車場に到着。 低山ながら登りごたえのある山で、決して楽々お手軽にハイキング、という感じではなかった。 そして低山ながら素晴らしい展望! 山、海、街、川、高速道路、と見ごたえ充分! さらに花沢の里では美しい集落も拝見でき、充実感のある山行だった。 高草山や朝鮮岩なども残しているので、いずれまた来ることができればと思った。
 
 下山して少しお腹がすき、せっかく焼津まで来たので「桜エビのかき揚げが入ったおそばが食べたいなぁ~」と思い検索したお店に向かった。 が、なんと臨時休業。 諦めて焼津ICから東名高速道路に入り、すぐの日本平PAで「美味しいものないかな~?」と見ると、、、
 
あった~!!\(^o^)/
普通に美味しかった~!
 
 その後東名高速道路を上から見た日本坂トンネル、安倍川を通過し、東京へと帰って行った。 観光、山登りとも発見が多く、大変楽しく充実した2日間だった。
 
コメント (2)
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焼津アルプス探訪 #1 ~前泊 久能山東照宮など~

2024-01-12 21:21:01 | 山登り in 静岡県
2024年1月8日(祝・月)
日本平より望む富士山と駿河湾
 
 冬になったら行ってみたかった焼津アルプス。 さらには「どうする家康」終了記念も重なり、新年初の遠出は焼津方面に決定! 普段滅多に使わない東名高速道路は、自身の運転で御殿場より先に行ったことが無いので、こちらも初物。 見たい行きたい場所が盛りだくさんな為、正月疲れをいやすために一泊で出かけることした。
 
 出発日は 1/8(祝・月)という事もあり渋滞を心配したが、出発は 5:30くらい。 一日目は観光だから、ゆっくりと。 それでも仕事の車が少なく道路はスムーズだった。 まずはなるべく早い時間にしっかり富士山を拝もうと向かった先は「日本平」。 「どこで富士山がきれいに見えるかな~。」ととりあえずは「日本平夢テラス」に行ってみる。 小高い丘に立てられた建物3階部分にはぐるりとテラスが巡らされ、360度の展望を拝むことができる。
 
西側には日本平ロープウェイの日本平駅と駐車場。
久能山東照宮にはここからロープウェイで下るか、久能山麓から 1,159段の階段を歩いて上がるか、のどちらか。
左に見えるのは駿河湾、正面に見える山並みが焼津アルプスだ。
高いピーク左の方から花沢山、高草山、満観峰、と続く。
花沢山の下には日本坂トンネルが走っている。
 
上写真より少し北方向には静岡市駿河区~葵区のビル群。
ビル群の中、島のように浮き出た山の連なり、左先端辺りが新静岡駅、静岡駅、そして駿府城公園がある。
 
北には南アルプスの白い山が見えた。 左の方は新田岳、茶臼岳、右が聖岳の様だ。
手前右の大きな双耳峰のような山は竜爪山らしい。
 
そして東には富士山、愛鷹山、箱根の山々。
手前には駿河湾と三保松原海岸。
 
上の写真より少し南側に向くと、遠望左端に箱根の神山、
写真中央海岸線に低い山の連なりは沼津アルプス(香貫山 徳倉山 鷲頭山)
右に大きいのは伊豆半島。
 
日本平夢テラスや周囲の展望所、駐車場などを見て歩いた。
 
日本平夢テラスから少し歩いたところに茶畑があったのでそこから一枚。
散策を楽しみ 10:30頃車に戻って出発。
 
久能山麓の商店街。 いちご農家さんなどが経営するお店が立ち並ぶ。
この辺りに駐車して表参道の階段を上がって「久能山東照宮」をお参りする。
商店の駐車場は買い物をすると無料になったりするが、基本料金は場所によって様々。
表参道に近い程高いのは仕方がないが、この時期どうやら季節料金らしく調べてあった料金より高かった。(1,000円/回)
少し離れた場所には 500円/回の駐車場も有った。
 
1,159段の階段は段差が低く整備され、とても上りやすくあっという間だった。
景色も大変良い。 麓に見えるビニールハウスは多分全部いちご。
 
社務所辺りまで上ると寒桜が咲いていた。
 
階段を上ったご褒美に、麓のいちご屋さんで買った「いちご餅」を頂き休憩。
これ美味しかった~!
休憩後参拝させていただく。(社殿・博物館 800円)
 
唐門
 
家康公御手形(38歳時 推定慎重155~159cm)
 
玉垣の彫刻 白うさぎ
 
御社殿 拝殿など
どこもかしこも三つ葉葵の御紋がいっぱい
さて、
この中でひとつだけ他と違う御紋がある
 
左端の御紋が逆さになっているが、これが「逆さ葵」
「建物が未完成であることを表し、さらなる発展への願いが込められている」のだそう。
 
神廟
 
「金のなる木」
「金のなる木」について家康公が自ら筆をとられ三本の木を描き、
「よろず程のよ木(すべてほどよき)」「志ひふかき(慈悲深き)」「志やうぢ木(正直)」
と書かれ「これを常々信用すれば必ず富貴が得られよう」と仰せられました、という遺話。
 
参拝後は久能山博物館を拝観した。
テレビでも拝見した金ぴかの甲冑、金陀美具足や洋時計。
「これが千姫にあげようとしていた鉛筆かなぁ~」というものや、身の回りの様々な物。
展示されているもの以外にも収蔵品がたくさんあり、時期や季節により度々展示品が変えられるそうだ。
 
久能山東照宮の参拝・見学を終えすっかりお腹が空いてしまった。
最初は久能山麓のいちご屋さんで美味しそうないちごパフェなど食べたかったが、
甘い物よりご飯が食べたくなり、「海の幸だ!」と「三保松原」へ向かった。
幸い駐車場にすんなり停められ、すぐ近くのお店で昼ご飯。
 
「清水港海鮮 まぐろ屋」さんのまぐろづけ丼
本当に美味しかったわ~、これ!
 
三保の松原
 
羽衣の松(三代目)
 
砂浜から富士山
 
奥に伊豆半島
清水港に大きな船が行ったり来たり
 
海を離れ御穂神社へ。
 
羽衣の松の公園からこの松並木の歩道「神の道」を歩いて神社まで来られる。
 
御穂神社への参拝も終え 15:30過ぎ。 再び日本平へ行ってみる。
 
真っ赤とはいかなかったが、良い色で太陽は沼津アルプスに沈んで行った。(16:46)
 
桃色に色づいた富士山。(16:50)
 
富士山夜景 (17:21)
 
日本平からの星景 (18:25)
 
 震えあがるような寒さでもなく、早い時刻に星景まで撮ることができ、大変うれしかった。 久能山、三保の松原は長女が小さなころ私の父との思い出深い旅行地でもある。 多分今回はそれ以来初めて。 そして「どうるす家康」を観て家康にまつわるあちこちに行ってみたい、と思っていた最初の訪問。 時間があれば駿府城公園や静岡浅間神社も訪ねたかったが、それはまたの機会だ。 その後ホテルに向かい、翌日の登山に備えゆっくり休んだ。
 
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2024年 登り初めは娘と棒ノ嶺へ

2024-01-03 16:26:08 | 山登り in 埼玉県
2024年1月2日(火)
棒ノ嶺山頂から
 
新年あけましておめでとうございます
本年もよろしくお願いいたします
 
 年明けは今年も長女が訪ねてきてくれたので、このところ恒例の登り初めに行ってきた。 今年は家からも近く、娘が行ったことのない棒ノ嶺へ。 どうも午後から空模様が怪しいようなのでなるべく早めに終了できる、そして展望が悪くても楽しめるという点では最適だろう。
 
 「ノーラ名栗」のトイレは使用できるか心配だったので手前の公衆トイレを使用したが、到着した時点でトイレは使用可能だったようだ。
 
7:45
有間ダムからは素晴らしい青空。
ただこの時点でも南~東の空には雲が張り出していた。
 
白谷沢登山口からスタート。
この位の気温なら沢沿いトレイルの凍結はないだろう。
 
しばらく進むとゴルジュの中、沢の岩を登ってゆく。
予想通り凍結はなし。 けれど慎重に。
 
何度も沢を渡渉したり岩を乗り越えたりしながら進む。
 
凍結はしていないが湿って滑りやすい感じはある。
 
photo by 長女
 
食べすぎの身体を充分動かしながら登ってきた。
 
この先でいったん林道に出ると沢登りは終了。
 
林道に出た所に休憩のベンチ、水場がある。 水は細いながらも出ていた。
その後トレイルを登ってゆくと場所に寄ってくるぶし上くらいまで被るほどの落ち葉。
 
岩茸石到着。(9:13)
ここから権次入峠(ゴンジリ峠)~山頂まで、急なザレ、根っこ、ハードルのような階段など、
登りにくい斜面を登ってゆく。
 
権次入峠へ登り上げる最上部の丸太階段は随分以前からハードル状態で「使用禁止」になっているが、
脇を登ってゆくと、峠に到着する部分にロープが張られていた。
階段始まり辺りで斜面を山頂へのトレイルにトラバースするように新道ができておりそちらに行くべきだった?
だが、下山時にそのトラバース路を使うと、土がもろく滑りやすい感じで、本当にその道が正規ルートなのかよくわからなかった。
 
山頂直下。 あと一息。
 
棒ノ嶺山頂と~ちゃくっ!(10:00)
青空が見えるうちに到着で来て良かった!
 
ベンチに座ってコーヒーとパンなどを少し食べて休憩。
 
展望は期待していなかったが、遠くの白い山が見えた。上州武尊かな? 
白い山の手前は赤城山かもしれない?
 
こちら中央の白い山は日光白根山。
手前山頂に建物(天文台)があるのは堂平山かな。
 
 この後岩茸石から先、周回で下山。 相変わらず根っこや段差で歩きにくいトレイルなので注意が必要。 途中パラパラと木々に雨の当たる音がしたが、駐車場に戻るまで濡れることなく、12:25に終了。 娘と楽しく、安全に歩けて良い一日となった。
 皆様にとっても安全で良い一年となりますように!
コメント (4)
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