日本共産党は10月13日から14日にかけて、第5回中央委員会総会を開いています。 昨日(13日)は志位和夫委員長の報告を視聴しました。 報告は次の3つの主題で行われました。 ①第4次安倍政権に対する基本姿勢、②当面するたたかいの課題と日本共産党の立場、③統一地方選と参議選で連続勝利をかちとる方針ーです。
報告の全文は、明日以降の「しんぶん赤旗」に掲載される予定です。 5中総の情勢論等の特徴は改めて紹介させていただきたいと思います。 今回は、「朝鮮半島の平和の流れが、『北朝鮮脅威」を最大の口実に進めてきた『戦争する国づくり』の根拠を失わせつつあること(「しんぶん赤旗」14日付)を踏まえて、志位氏は次の提案を行いました。
■ 平和のための5つの緊急提案
①安保法制をはじめ一連の違憲立法を廃止し、立憲主義・民主主義を取り戻す
②大軍拡計画を中止し、軍縮への転換をはかる
③在日米軍に異常な特権を与えている日米地位協定の抜本的改定をはかる
④「北東アジア平和協力構想」の実現に力をつくす
⑤核兵器禁止条約に日本政府が署名、批准することを強く求める
これらの提案は、市民と野党間の政策合意が可能なものと考えられます。 率直で真剣な対話を期待したいと思います。