宮応かつゆきの日本改革ブログ

●日本共産党
総選挙で市民と野党の共闘で政権交代を、共産党の躍進をめざします。

大和市議会、”集団的自衛権行使容認に反対する意見書”賛成多数で可決

2014年03月26日 | 市政報告・つどい

 大和市議会は、最終日に日本共産党市会議員団が提案し、その後の公明党提出の対案を下敷きに、各会派と調整し、”集団的自衛権行使容認に反対する意見書”を賛成多数で可決しました。 賛成したのは、共産党、公明党などの14人、反対は保守会派など13人でした。 「意見書」の全文は以下の通りです。

 「これまで内閣法制局による政府見解は、集団的自衛権は保持していても、行使を認めないという憲法解釈に立ってこれを維持してきている。 これに対し安倍首相は集団的自衛権について『安保法制懇』に投げかけ議論が展開されている。 『安保法制懇』の位置づけは、首相の私的諮問機関であることから、政府が結論を出しているものではないと答弁している。 しかしながら、集団的自衛権行使は、安倍首相の底流にあるもので看過できない。 従来の立場を変えるのではあれば、国民や同盟国、近隣諸国、国際社会への影響を含め、深く慎重な議論が必要である。 よって、憲法解釈変更による集団的自衛権行使は、立憲主義の立場から容認しないよう求める」

 22、23日実施された「共同通信社」の「集団的自衛権行使容認の憲法解釈の変更」に関する世論調査では、『賛成が33.9%」「反対が57.7%」でした。「「反対は前回調査(2月22、23日)よりも6.7%増加しました。

 この変化をもたらした背景には、自民党と公明党の支持者の変化があります。 同世論調査によると、「自民党支持層では、反対が41.9%で、先月22、23両日の前回調査より9.2㌽増加。 公明党支持層でも反対が同12.1㌽増え71.6%に上った」「自民党支持層では賛成が48.3%と前回から11.5㌽減少。 安倍政権を『支持する』と回答した人でも賛成48.4%、反対43.8%と拮抗した」(「神奈川新聞」24日付)

 「立憲主義を守れ」の一点での共同がひろがりつつあることを感じています。


「市政報告会・つどい」相次いで開かれる。日常生活問題から基地・爆音、オスプレイ飛来も話題に

2013年10月28日 | 市政報告・つどい

 26日(土)、27日(日)と「市政報告会・つどい」が相次いで開かれました。 26日は、大和市内南部地域で、堀口香奈議員を囲んで20名近くの後援会員、赤旗読者のみなさんが集まり、堀口議員から、9月議会の報告を聞き、参加者が次々と質問や意見を述べ合い、2時間が短く感じました。
 会場では、堀口議員の一人娘のほのかちゃん(1歳2カ月)が元気に、笑顔を振りまきながら”あるき”を披露してくれました。 

 いちょう団地や上和田団地の参加者からは、●市役所や市立病院までの直通バスが減らされ、「乗り継ぎが増え片道料金が400円を超えてしまい、負担が大きい。バスの運行時間やコースを見直してほしい」●「下水道料金が大幅に値上がりしたが、説明がない」 ● 「消費税の増税はほんとうに困る。団地内のショッピングセンターの一品100円の惣菜が人気になっている」など、日常生活から生まれている要求、要望が次々と出されました。

 団地と駅や市立病院へのバスの運行問題について、堀口議員は9月議会で質問し、改善の提案をしました。 ①利用者へのアンケートの実施、②いちょう団地から市立病院への直通バスを復活させること、③車内での回数券の販売、④運行計画の見直し などです。 市は、「アンケートの実施や運行計画の見直しについて要望していく」と答えています。

 27日(日)は、中央南、桜ケ丘地域で宮応ふみ子議員の市政報告会が開かれ、16人が参加しました。 ●厚木基地南側に大和市が整備が進んでいるゆとりのもり公園が話題になりました。 この公園は国有地が市に払い下げられた地域で、艦載機などの飛行直下に位置するため住宅などの建設は認められていません。 ここに市が、子ども用の公園、テニス場、多目的広場などの建設、整備が進められています。

 この公園近くに住んでいる方から、「飛行機が飛び交う真下に子どもの公園をつくるなんて考えられない」と意見だ出され、議論が盛り上がりました。こうした不安の根源にあるのが、「厚木基地」であることが、意見交換の中で浮き彫りになりました。 こうした基地にオスプレイが飛来し訓練を行う事態が迫っています。

 「基地」周辺に暮らす市民にとって、爆音や墜落の危険だけでなく、新たな脅威となりかけない事態も指摘されました。 「秘密保護法案」です。 もし、この「法案」が成立し、施行される事態となれば、市民はすべて、警察や、自衛隊の監視下に置かれる危険性です。