宮応かつゆきの日本改革ブログ

●日本共産党
総選挙で市民と野党の共闘で政権交代を、共産党の躍進をめざします。

「『国民連合政府』の提案には国民的大義がある」、日本共産党幹部会「決議」より

2015年10月07日 | 国民連合政府

 日本共産党は6日、中央委員会幹部会を開き、「戦争法廃止の国民連合政府」の実現をめざす諸活動についての「決議」を採択しました。 「決議」の「国民連合政府」の国民的大義に関する部分を紹介したいと思います。(以下、「しん ぶん赤旗」7日付より)

 【国民連合政府の提案には国民的大義がある】

 「第1に、多くの国民の思いと期待にこたえるという大義である。 戦争法案廃案を求めて全国各地で大きく広がった国民のたたかいに参加するなかで、私たちは、『戦争法案を廃案に』『安倍政権を倒したい』という声とともに、『そのために野党は結束してほしい』という切実な声をたくさん受け取った。 『国民連合政府』の提案は、そうした国民の痛切な声を受け止めたものであり、国民のたたかいのなかから生まれたものである」

 「第2に、日本国憲法の平和主義とともに、立憲主義と民主主義が破壊されるという非常事態を打開するという大義である。 どのような政権であっても、国民から負託されているのは憲法に従って政治を行うことであり、それが立憲主義である。 『選挙で多数をとれば何をやってもいい』というのは、立憲主義と民主主義を否定する独裁政治への道にほかならない。 この非常事態をただすことは、日本の政治にとっての最優先・最重要の課題であり、国民的大義のある課題である」

 そして、「国民連合政府実現」のために、党の総力をあげ、あらゆる努力をつくすことを表明しました。

 「『国民連合政府』の前途には、さまざまな困難も予想される。 それを乗り越えて、この提案を実現する最大の力は、国民の世論と運動である。 わが党は、戦争法廃止、立憲主義回復、『国民連合政府』の方向を、国民多数の合意にするために、党の総力をあげ、また同じ思いの人々と力を合わせて、あらゆる努力をつくす。 国会論戦で明らかとなった戦争法の危険性を広く知らせる活動、戦争法の一つひとつの具体化を許さないたたかいにとりくむ。 真実を伝え、たたかいを励ます『しんぶん赤旗』の役割をいっそう発揮する」

 「集会やデモ、街頭からの訴え、署名、継続的な学習をはじめ、若者や学生、学者・研究者、文化人、ママ・パパ、労働者など、あらゆる階層、年代に広がったたたかいに参加し、それを支え、発展させるために、草の根の組織をもつ党として全力をあげる」


「『安倍独裁政治』を打ち破る『市民革命』につながる国民のたたかい」、志位委員長が語る

2015年10月04日 | 国民連合政府

 日本共産党の志位和夫委員長は2日、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏と都内で懇談しました。 3日付の「しんぶん赤旗」は両氏の懇談内容を紹介しています。 

 両氏は、「安倍政権が歴代政権のなかでも立憲主義破壊、国民の意思のじゅうりんなどの点で最悪の政権であり、『独裁政治』といえる状況になっているとの認識をそれぞれ述べあいました」

 「一方、戦争法案反対のデモで示された国民のエネルギーについて、志位氏は『一種の市民革命』につながるものであり、だからこそ私たちも『国民連合政府』の提起を行いました。 『ありとあらゆる力を注いで頑張らなければならないと思います』と表明」しました。

 「鳥越氏は、『ピンチは絶好のチャンスであり、これを逃す手はありません』『私もできることは協力していきたい』と語りました」

 同日、小池晃副委員長は「戦争法(安保法制)廃止の国民連合政府」提案について都内で同志社大学大学院教授の浜矩子氏と懇談しました。 同紙によれば、浜矩子教授は、「私たちが目の当たりにしているのは21世紀型の市民革命です。 それが第2ステージに入る。 市民が立ち上がった姿の中に現れています。 老いも若きも、顔ぶれも多彩。 ここに希望がある。 その希望にかなった国民連合政府になっていけば、今の時代状況に適合したものになる」と表明しました。

 2日、都内で取り組まれた「安倍政権NO!☆大行進」で、SEALDsの大学院生千葉泰真さんは、次のようにスピーチしました。

 「戦争法が成立しました。 しかし、このたたかいで得たものの大きさは、失ったもののそれを大きく凌駕するものだったと確信します。 それは、全国で立ち上がった仲間の存在であり、政治に無関心でいることをやめた、声をあげることをためらうことをやめた、この国民の意識の変化こそが、僕たちが得た財産なのではないでしょうか」

 「僕たちは国会前で声をあげ続けました。 国会の中では、多くの野党議員が尽力しました。 野党のみなさんに強く念を押したい。 どうか9月19日の悔しさを忘れないでください。 僕たちの悔しさを共有し続けてください。 安倍政権は僕たちの代表ではありません。 主権者は国民一人ひとりです。 民主主義に対する重大な挑戦を絶対に許しません。 必ず退陣に追い込みましょう」(「しんぶん赤旗」4日付)

 未来を担う若い世代の気持ち、強い決意を感じさせられました。 

 こうしたエネルギーが結集し、「一種の市民革命」につながっていくのではないでしょうか。