食用菊に、もってのほか、と名命された薄紫色の菊がある。小生の家内も黄色と白色と、この食用菊の三種類を取り寄せ植栽した。管理の不手際か温暖な熱川温泉では不適地なのか、何時の間にか絶えてしまった。この名前の由来は、天皇家の家紋の菊を食するのは、もってのほか、との意味と、もってのほか、美味しいとの意味から・・・と読売新聞に載っていた。それほど美味しいものとは感じなかったが、人それぞれ、小生の勝手な意見も、もってのほかだ。
好きな平核無柿を、高枝バサミを持ち、隣の清見オレンジの木に上り、そこから取る、と見極めはよかったのだが・・・幹に三脚を掛け、一・五メートルの程の高さなので、過信し先端をロープで結びつける基本を怠った。取り終えた帰りがけに、足を乗せた瞬時に三脚が揺らぎ、背中から見事に落ちた・・・・着地面が畑土で事無をえたが、過信は禁物だ。小心・小心・・・