記録的な暖冬の便りに、春を迎える野花の様子はと畑の土手にスミレの花を探しにいった。あちらこちらと探したがスミレの花を見つけることはできなかったが、畑の隅にイヌフグリの小さな春の装いを見つけた。
兼好法師はふさわしくない友人の条件の一つに、身強き人を揚げている、理由は思いやりに欠けると言う。五十肩の痛みに三ヶ月、短気でプッンの小生は身強きオッ家内のバイタリティーに感謝の連続である。友人と妻の違いか。苦に耐え、冷に耐え、煩に耐え、閑に耐え、四耐の教えも上の空、自分がいかに脆弱で情けない男かの証明だ、病気は正しい判断を困難にする。良い人生は良い出会いに恵まれる、原理原則だ、この様では・・・・・・・・。
ほとんどの農家は夏みかんを甘夏みかんに切り替えてしまった。この頃ではあのスッパイ夏みかんが無くなってしまった。夏みかんサワーも、ママレードもこの夏みかんでなければ美味しいのができない不思議だ。家内手作りのママレードが大変好評の理由は食材か腕か?
仮面歴史館の入り口の植え込みにある、クラッスラの花、別名、金のなる木(南アフリカ原産)に日本ミツバチの飛来を確認した。外来種のこの花にもと、日本ミツバチの柔軟性と野生種の逞しさに感心した。この花の挿し木は簡単だ、畑の周りにと、また余計な構想が・・・・・
杵島先生を熱川バナナ、ワニ園の原種欄の温室に案内したときのこと。管理責任者佐藤氏によると、千五百種類一万鉢以上 の原種の欄を管理しているとの説明であった。三千種類の原種欄を写真に収めた先生も凄いが、熱帯から寒帯にいたる原種欄を分類し、栽培管理する佐藤氏の行為にも頭が下がる。論より行動が大切、百聞は一見、百見は一行、行動なくして他人を感動させることは出来ない。