伊豆ボケ老人のフクラハギの太さ位に成長したパッションフルーツが寿命が尽きたのか、一昨年に三本、昨年に一本枯れてしまい、昨年は、全く収穫ができなかった。残った数本の幼木からやっと収穫が・・・早速、お客様に提供したところ好評を得た。昭和天皇もこのパッションジュースはお気に入りと聞いている。
死中有活・・・諦めるな・・・も、六中観の教えにある。今年の日本ミツバチの我が群からの分蜂は、全て取り逃がし、全敗で幕を閉じた。分蜂の季節も終わり、探査蜂も飛ばず、今季の捕獲は諦めていたのだが・・・、幸運にも、今朝(7月25日)、小さいながら蜂球を発見、急遽、強制収容した・・・が、巣玉を網で掬ったのだが、全てを掬い切れず、何度か繰り返している内に、ズボンの上から一発、癌予報の注射を見舞った。留まるか、留まざらぬか、数日経たねば判らないが、せめて最後の一勝に・・・死中有活だ。
子供は神様の授かりもの、親の思い通にはならない。家内の持論だ。それが原因か、我が家の子供達は誰一人、帰って来ない。特に、三人の男共は、糸の切れた凧の様に連絡さえもない。便りの無いのは健康の証・・・か。その反動か、如何なる時も・・・と、神前に誓った若き日の約束の糸が・・・時の流れと共に太さが増し伊豆ボケ老人の首に、見えない太いロープとなって・・・
草刈の最中に、大切に育てた苗をアッと思った瞬間、切り倒してしまう。一瞬の気付に手のほうが止まらない、こんな失敗が何度か、棒でも立て目印を付けておけばと思っても、後の祭りだ。失敗は成功のハッハッと笑いたいが、笑えない大切なものも・・・ある。