S大学のF教授は四十冊もの本を世に送り出している。S大学の看板教授である。出筆活動のバックボーンとなるエネルギーの源は、酒とスキューバーダイビングと聞く、二十数年前から熱川温泉に足を運び、熱川温泉の海も内情も詳しい。兎も角、バイタリティーで今朝も、朝飯前に、五十メートルのプールを五往復泳いだとの報告、比べ、同年輩の伊豆ボケ老人は、猿・猪・ハクビシンにも侮られ、ブログで恥ばかり書いているタダのボケ老人だ。
大実グァバーの花芽が初めて着いた。種を蒔いてから、有に十年近くたっている。鉢植えの我が家では、越冬のため、冬場は屋内に取り込むのだが、伊豆ボケ老人には、歳を重ねる度に作業が厳しくなり、路地に放す覚悟を決めていた矢先だった。熱川バナナ・ワニ園の熱帯果樹温室では、ソフトボール大の実がいっぱいぶら下がる。鉢植えではその半分の大きさか・・・兎も角、取らぬ狸であっても、花芽が着いた。
橋本五郎さんが、参院選の投票の呼びかけを読売新聞の一面に・・・確かに、選挙に最善の選択などは望めない。政治の世界では、悪さ加減の選択肢かない。棄権は自由の放棄と同等だ。それにしても、無責任なアドバルーンを掲げ責任を取ろうとしない、為政者が後を絶たない。・・・といっても、棄権も無責任、凡夫な伊豆ボケ老人もせめて、一時の自由の履行を・・・凡夫の洗眼で。
少年時代の夏の思い出のページの中に、このシオカラトンボは欠かせない。農薬汚染の無い時代、雨上がりの水たまりには、おびただしいトンボが群れていた。セセリ蝶を捕まえて、ススキの葉の先端にセセリ蝶の尾を結び。雌のシオカラトンボを釣る、捉えた雌を糸に結び、雄のシオカラトンボを釣る。面白いように釣れた。娘家族がこの週末に帰省する、孫達にこの様な体験を・・・は、夢のまた夢・・・だ。