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森下がプロ初完封で4勝目

2020年08月14日 21時56分34秒 | 試合結果
広島 301 002 000 6
阪神 000 000 000 0
勝利投手:森下4勝2敗
敗戦投手:藤浪4敗


 打線は、初回に連打などで1死1,3塁のチャンスを作ると、鈴木誠の適時打と松山の2点適時2塁打で3点を先制しました。3回には四球と安打で無死1,3塁として、松山の併殺の間に1点を追加しました。
 6回には安打などで2死2塁として、田中広が敬遠で1,2塁となり、森下が2点適時2塁打を放ってリードを6点に広げました。
 9回は2死後に2塁打と安打で1,3塁の追加点機を作りましたが、鈴木誠が三振に倒れて追加点を奪えませんでした。

 先発の森下は、初回を三者凡退に抑えると、2回は大山と梅野から三振を奪い、3回も木浪と藤浪から、4回には近本、中谷、サンズと三者連続の三振を奪いました。続く5回はボーアから三振を奪うなど、5回2死までパーフェクトに抑えていましたが、梅野に初安打を許したものの、後続を断って無失点に抑えました。
 6回は植田から三振を奪って先発全員奪三振を成し遂げると、7回にはサンズを三振に斬って10個目の三振を奪いました。8回も三者凡退に抑えると、9回にマウンドにも上がり、代打糸井を左邪飛に打ち取り、代打福留を三振に抑えましたが、続く近本には安打を浴びたものの、最後は中谷を見逃し三振に斬って、プロ初完投を12奪三振の無四球完封という快投でチームトップタイの4勝目を挙げ、チームの連敗を2でストップしました。


 森下が圧巻の投球を披露しました。立ち上がりから直球のキレが良く、変化球が制球良く決まり、阪神打線を全く寄せ付けず、散発2安打で2塁さえ踏ませない素晴らしい内容でした。
 森下の武器は直球であることを改めて感じる投球だったと思います。軸となる直球のキレが良く、阪神打線が捉えきれず、そこに球速差のある変化球を制球良く投げ込むことができていたので、阪神打線は全く手も足も出ないといった状況で、プロ初完封を成し遂げました。
 最近の森下は制球に苦しみ、序盤から球数が増えてしまい6回前後での降板が続いていましたが、今日はストライク先行でテンポも良かったので、奪三振が多くても球数が嵩みませんでした。これからも直球主体の投球で押していけば、今日のような投球が続くと思います。
 大瀬良に次ぐローテの柱として期待して良さそうですね。
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