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九里が7回無失点で2勝目

2020年08月10日 23時19分43秒 | 試合結果
中日 000 000 010 1
広島 101 100 03X 6
勝利投手:九里2勝2敗
敗戦投手:小笠原1敗


 初回2死後に2塁打と死球で1,2塁として、松山の適時打で先制点を挙げると、3回には2塁打などで1死3塁として長野が適時2塁打を放って1点を追加しました。更に4回には四球と安打に盗塁で1死2,3塁として、2死後に捕逸で1点を追加してリードを3点に広げました。

 先発の九里は、3回に無死2塁とされるも、小笠原の犠打を失敗させてピンチの芽を摘むと、その後安打などで2死2,3塁とされましたが、阿部を三振に斬って無失点で凌ぎました。続く4回にも安打と四球で2死1,2塁のピンチを招きましたが、木下拓を三振に抑え、5回の1死2塁は大島と阿部を抑えて得点を与えませんでした。
 7回は堂林の失策と安打で無死1,2塁のピンチを迎えましたが、溝脇を中飛、京田と大島をともに一ゴロに打ち取って無失点で凌ぎ、7回を投げて6安打1四球7奪三振無失点の好投でした。
 
 8回からは塹江がマウンドに上がり、堂林の失策と安打で無死1,2塁のピンチを迎えると、高橋に適時打を浴びて1点を失い、なおも無死1,2塁のピンチでしたが、福田を併殺、代打堂上を三振に斬って最少失点で凌ぎました。

 5回から7回まで1安打に抑えられていた打線でしたが、8回2死後に死四球と安打で満塁とすると、代打坂倉の2点適時打と西川の適時打で3点を挙げて試合を決めました。
 9回はフランスアが三者凡退に抑えて中日に快勝し、3カード連続でカード初戦を白星を挙げるとともに、9連戦の勝ち越しを決めました。


 九里が気迫の籠った投球で中日打線を無得点に抑えました。2回と6回以外は毎回安打を打たれ、更に3回以降は毎回のように得点圏に走者を背負いましたが、ピンチでは得点を与えないという強い気持ちが投球に乗り移っていたと思います。
 1点リードの3回には無死2塁と2死2,3塁と2度もピンチを迎えましたが、無失点で凌いだことで直後の追加点を呼び込み、試合の流れを引き寄せました。そして投球数が100球を超えた7回には失策と安打で無死1,2塁となり上位打線に繋がるピンチで、失点すると中日に流れが傾く恐れがありましたが、今日2安打を打たれていた京田を一ゴロに打ち取り、続く大島の1塁への鋭い当たりも九里の気迫が松山に乗り移り好捕して無失点で切り抜けたように思いました。
 九里は、今シーズン初登板で挙げた勝利以降、白星から遠ざかっていましたが、ようやく2勝目を挙げることができたので、これをきっかけに白星を積み重ねていってくれるはずですね。
 




 
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