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森下が8回1失点でチーム単独トップの5勝目

2020年08月21日 21時40分53秒 | 試合結果
巨人 000 100 004 5
広島 500 010 01X 7
勝利投手:森下5勝2敗
敗戦投手:田口2勝3敗
セーブ:フランスア1敗5S
本塁打:[広島]坂倉1号、ピレラ7号


 打順を大幅に組み替え、好調の長野を1番に据えて、3番西川、5番堂林、6番ピレラ、8番上本を起用しました。
 初回に長野が四球で出塁し、菊池涼がヒットエンドランを決めて無死1,3塁の好機をつくり、西川の適時内野安打で先制点を挙げ、さらに1死後四球で満塁としてピレラの三ゴロの間に1点を追加し、2死2,3塁から坂倉が3点本塁打を放ってこの回4安打を集めて5点を先制しました。

 先発の野村は、3回まで2安打無失点に抑えましたが、4回2死後に丸の2塁打で2死2塁とされ、中島に適時打を浴びて1点を失いました。
 打線は、3回に無死2塁の追加点機を作るも、堂林、ピレラ、坂倉が凡退して無得点に終わりましたが、5回2死2塁から堂林が適時2塁打を放って1点を追加すると、8回にはピレラが本塁打を放ってリードを6点に広げました。
 
 森下は、5回から8回まで1安打に抑える好投で、8回を投げて5安打5奪三振1失点でマウンドを降りました。
 9回は島内がマウンドに上がるも、四球と安打で無死1,2塁として、上本の失策で1点を失い、さらに安打で無死満塁のピンチを迎えたところで、フランスアに交代しました。
 フランスアは岸田の2点適時打と投ゴロの間に3点を失いましたが、後続を断ってリードを守り切って、チームの連敗を3で止めました。森下はチームトップとなる5勝目を挙げました。

 繋がりを欠いて拙攻を繰り返していた打線を大幅に組み替えると、初回に見事に機能しました。好調の長野を1番に入れると、粘った末に四球を選んで出塁し、菊池涼とのエンドランが成功して好機を拡大すると、打撃好調の西川が適時打を放って、早々に先制点を挙げましたが、この初回の攻撃こそ、カープが目指す攻撃スタイルであり、この先制点が打線に火をつけたと思います。
 今季は1番にピレラや西川を起用していたことで、出塁しても機動力を絡めた攻撃ができず、2番菊池の時は犠打、堂林や坂倉の時は安打狙いとなっており、打線を勢い付けられませんでした。
 機動力を駆使して相手を揺さぶり、一つでも前の塁を狙う攻撃スタイルが影を潜めていたことが、打線が調子に乗り切れなかった要因だったのかもしれません。
 今日の勝利で打線が上向いてくれれば、投打がかみ合うと思います。明日も今日のようなカープらしい攻撃で早めに大瀬良を援護して、連勝といきたいですね。
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