カープな毎日

カープファンのひとりごと。

羽月がプロ初出場、初スタメン、初安打、初適時打の大活躍

2020年08月07日 23時23分10秒 | 試合結果
阪神 001 030 200 6
広島 240 023 00X 11
勝利投手:森下3勝2敗
敗戦投手:青柳4勝2敗
本塁打:[広島]松山3号

 右腕青柳対策と主力の休養を兼ねて打線を大幅に組み替え、2番にプロ初出場で初スタメンの羽月、3番堂林、4番松山、5番坂倉、6番ピレラ、8番野間と左打者を6人並べました。
 初回に四球と羽月の犠打で1死2塁として、2死後松山の適時打で先制し、更に2,3塁としてピレラの適時内野安打でこの回2点を挙げました。続く2回には2安打で1死1,3塁として、羽月の適時バント安打と松山の3点本塁打を放って4点を挙げました。

 先発の森下は、2回に四球と安打で1死1,2塁のピンチを招くも、木浪の中前に抜けそうな当たりを羽月がダイビングキャッチして併殺を完成させて無失点で切り抜けましたが、3回に田中の失策と犠打で1死2塁とされ、近本に適時打を打たれて1点を失いました。更に5回には連打で1死1,2塁とされ、代打中谷と近本の連続適時短長打と内野ゴロの間に3点を失って2点差に追い上げられました。

 しかし、打線が直後の5回裏に、安打と敬遠などで2死1,2塁の追加点機を作り、羽月が2点適時3塁打を放ってリードを4点に広げると、続く6回には3連続四球で1死満塁のチャンスを貰い、2死後に代打長野と大盛の連続適時打で3点を挙げました。
 森下は、6回まで投げて6安打4失点でマウンドを降りると、7回から登板した高橋樹が、連打で無死1,2塁とされ、サンズに適時打を浴びて1点を失い、更に大山を併殺に打ち取るも、ボーアに四球を与えて2死1,3塁としたところで島内に交代しました。島内は捕逸の間に1点を失うも、梅野を三振に斬ってピンチを脱しました。
 8回は一岡が三者凡退に抑えると、9回はDJ.ジョンソンが1安打無失点に抑えて、阪神に打ち勝ちました。

 
 9連戦中の移動日試合となり、主力を休養させたことから、今日プロ初の1軍登録された羽月をいきなりスタメンで起用する大胆采配が見事的中してチームに勢いを付けました。
 初回は無死1塁のプロ初打席でしっかりと犠打を決めて松山の先制適時打を呼び込み、2回の守備では好捕で併殺を完成させて先発森下を助けました。そして直後の2回の第2打席では一塁線にスクイズを決め、自慢の俊足を活かして適時内野安打として貴重な追加点を挙げ、更に松山の3点本塁打に繋げました。
 更に森下が3失点して2点差に追い上げられた直後の5回には、西川が敬遠されて羽月にチャンスが回り、見事に適時3塁打を放って価値ある追加点を叩きだして、再び試合の流れを引き戻して6回の3得点に繋げました。
 羽月が1軍登録されてスタメン起用されただけでも驚きましたが、勝負所で攻守に亘り素晴らしいプレーを見せてくれたことにはビックリしました。羽月の活躍により大盛にもプロ初適時打を放ち、新戦力がチームに活気をもたらした素晴らしい試合でした。
 羽月のようなラッキーボーイが出てくるということは、チーム状態が良くなってきた証だと思います。これからのカープの戦いが楽しみになってきましたね。
コメント