カープな毎日

カープファンのひとりごと。

横浜戦3年連続の勝ち越し

2010年09月19日 22時45分19秒 | 試合結果
広島 100 002 000 3
横浜 010 000 100 2
勝:ジオ8勝6敗
敗:阿斗里6敗
セ:横山3勝2敗9S
本:[横浜]カスティーヨ18号

 昨日24安打を放った打線は、初回に木村が2塁打で出塁すると天谷の適時打で1点を先制しました。しかし、その後は横浜先発阿斗里の前に3併殺で得点を挙げることができませんでした。
 同点の6回に梵の2塁打を足がかりに、木村の適時3塁打と栗原の適時打で2点を挙げて勝ち越しに成功しました。
 先発のジオは2回1死1,3塁からカスティーヨに犠飛を打たれて同点に追いつかれましたが、その後は走者を背負いながらも横浜の拙攻にも助けられて無失点に抑えていました。
 味方が2点を勝ち越した7回にカスティーヨにソロ本塁打を打たれて1点差に追い上げられましたが、8回は大島が、9回は横山がそれぞれ三者凡退に抑えて、1点差を守りきました。
 この勝利で今季の横浜戦の勝ち越しを決めて、チームも久々の3連勝となりました。

 昇吾が当たっていますね。昨日は5安打を放ち、今日は2安打1打点の活躍です。初回は先制点のきっかけとなる2塁打、同点の6回は勝ち越し打となる3塁打と良いところで打ちますね。
 今までの昇吾は代走。守備固め要因としての出場機会が多く、ここまで打つとは思っていませんでした。
 今回は東出の離脱で巡ってきたチャンスで見事な結果を出して、今では2番2塁の定位置を掴みました。いつ何どきチャンスが巡ってくるか分からないので、その時のためにしっかりと練習して準備をしていたのが実を結んだということでしょう。他の選手にも昇吾の姿勢を見習ってほしいですね。昇吾のような選手がどんどん出てくれば、主力がケガで離脱しても大幅な戦力ダウンにはならず、今季のような結果にはならないはずです。
 フロントには安易な外国人補強だけでなく、既存選手の底上げで選手層を厚くする方策も考えてもらいたいですね。

 ジオが粘り強く投げて8勝目を挙げました。初回こそ三者凡退に抑えましたが、その後は毎回のように走者を出しながらも、一度も連打を許さなかったことが好投に繋がったと思います。
 7回を投げて5安打ながらも与四球4個は気になりますが、先発としての安定感は十分にあり、得意の動く球で内野ゴロの山を築かせることができるので来季も残留は確実でしょうね。来季もローテの一角を任せられそうです。

 登録抹消となった篠田の診断結果が右大腿骨頸部骨挫傷と発表されました。直ぐに治るような状態ではなく、復帰には長期を要するため、今季の復帰は絶望となりました。
 復帰までどの程度の時間を要するのか分かりませんが、来春のキャンプまでには万全の状態で戻ってきてほしいですね。
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24安打16得点大勝

2010年09月18日 21時09分35秒 | 試合結果
広島 005 600 320 16
横浜 001 002 003 6
勝:スタルツ6勝10敗
敗:大家6勝9敗
本:[横浜]スレッジ27号
 
 打線は3回に梵、木村、天谷の3連打で先制点を挙げると、更に嶋、石井、石原の適時打でこの回5点を挙げました。続く4回には木村と天谷の安打と栗原の四球で満塁として、嶋、石井、石原の適時打で6点を追加して試合の大勢を決めました。
 中継ぎ陣が頼りないことから打線は攻撃の手を緩めず、7回に木村、天谷、栗原、嶋の4連打で1点を追加すると、廣瀬のニゴロと小窪の犠飛で更に追加点を挙げて、この回の3得点で横浜にダメを押すと。8回には木村と天谷の2連打で2点を追加して、終わってみれば先発全員安打の24安打で16得点の猛攻で横浜を圧倒しました。  

 先発スタルツは5点を先制した直後の3回に2安打で1死1,3塁とされ、2死後に石川に適時打を浴びて1点を失いましたが、味方の大量援護に守られて気持ちに余裕が生まれたのか、走者を出しても粘り強い投球で5回まで1失点に抑えました。6回にスレッジに2ランを打たれてしまい、球数も120球をこえたこともありこの回でマウンドを降りました。
 7回は大島、8回は上野が無安打無失点に抑えましたが、9回に登板したベイルが乱調で4四球で1点を失うと、内川と石川の連続適時打を打たれて1死を取っただけで3点を失い、尚も1死満塁のピンチを残して降板となりました。最後は今日昇格した梅津を緊急投入して後続を打ち取りました。

 打線が面白いように繋がりました。木村が5安打、天谷が4安打でチャンスを作ると、嶋が3安打4打点、石井が3安打3打点、石原が4安打3打点でしっかりと走者を帰しました。上位がチャンスメイクして主軸以降が返す理想的な攻撃でした。
 大勝で隠れがちですが、今日は犠打が0だったのが気がかりです。今日のような大味な試合展開になると細かなプレーが不要となり、明日の試合が大ぶりになって拙攻やチーム打撃が出来なくことが良くあります。
 今日のような試合は相手が横浜だからであり、上位チーム相手には通用しません。カープの目指す野球はあくまでも繋ぐ野球ですから、明日はカープらしい攻撃を見せてほしいですね。

 大勝で気持ち良くゲームセットを迎えられると思っていたら、ベイルが3四球で満塁とすると、武山に押し出し四球を与え、内川と石川に連続適時打を浴びて降板しました。
 点差があり試合の大勢に影響が無く、梅津が後続を打ち取ったので良かったものの、後味の悪い終わり方となりました。
 なぜチュークと入れ替えでベイルが昇格したのか分かりません。この時期に来季の去就が微妙な外国人選手を起用するでしょうか。無理に外国人枠を4人分使う必要はないと思います。もっと2軍の若手投手にチャンスを与えてほしいですね。
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篠田登録抹消

2010年09月17日 22時27分51秒 | 日記
 今季は残り15試合ありますが、早々にCS争いから脱落し、4位ヤクルトとのゲーム差は13.5、6位横浜とは6ゲーム差あり、ほぼ順位も5位が確定的な状況です。これだけ早く順位争いがなくなるシーズンも珍しいですね。
 こうなると楽しみは個人タイトルと新戦力の台頭でしょうか。個人タイトルは前田健の投手3冠と梵の盗塁王があり、どちらも最後まで分からないですから、最後まで楽しめそうです。そして新戦力については、今のところ丸が昇格した以外は変化がなく、来季に向けた戦力発掘は行われていません。それどころか、ルーキーの伊東が昨日登録抹消されてしまいました。
 伊東は一昨日の試合では2失点しましたが、中継ぎで結果を残しておりこのまま結果を残せば、シーズン終盤には先発の機会を与えても良いと思っていただけに降格は残念です。

 そして今日は篠田が登録抹消となりました。なぜ登録抹消になったのか理由が分かりません。ただ急な降格ですから何かアクシデントがあったのではないかと思います。先発での投球内容も悪くなかったので、このまま最後までローテの一員として投げてほしかったです。 篠田には来季以降もローテの一角として投げてもらわないと困りますので、大したことが無ければ良いですね。
 
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前田健完投14勝目

2010年09月16日 23時25分49秒 | 試合結果
中日 002 000 100 3
広島 010 200 11X 5
勝:前田健14勝6敗
敗:吉見12勝8敗
本:[中日]和田34号
  [広島]栗原10号、梵11号

 中日との今季最終戦は前田健と吉見のエース対決となりました。前田健は球のキレが今ひとつで、3回の無死3塁のピンチを2死まで取ったものの、和田に2ランを打たれて逆転を許してしまいました。
 前田健を援護したい打線は、2回に栗原のソロ本塁打で先制すると、逆転された4回には振り逃げ、安打に暴投で無死2,3塁のチャンスを貰い、廣瀬の3ゴロを森野が後逸して2点を頂いて逆転に成功しました。
 前田健は4,5回を三者凡退に抑えて立ち直ったかと思われましたが、6回に1死満塁のピンチを迎えてしまいました。このピンチは谷繁、堂上剛を打ち取り無失点に抑えたものの、7回に2死から大島と森野に連打を浴びて同点に追いつかれてしまいました。
 今日も負けパターンかと思われましたが、7回に梵がソロ本塁打を放って勝ち越すと、8回には天谷の2塁打を足がかりに、嶋の犠飛で追加点を挙げて点差を2に広げました。
 前田健は10安打を打たれながらも9回を投げ抜いて3失点完投でリーグトップの14勝目を挙げて、チームの連敗を5で止めて、対中日戦の連敗も11で止めました。

 ようやく中日に勝てました。やはり中日戦ではミスをした方が負けるということですね。これまではカープの方が失策にバント失敗、四球連発とミスの繰り返しで連敗が11にまで伸びてしまいました。しかし、今日は中日の方にミスが出ました。4回は先頭の栗原が振り逃げで出塁すると、吉見の暴投で進塁して、森野の失策で労せず2点を頂きました。
 これが今日の最大のポイントでしょうね。前田健相手に追いかける展開となっては、中日は自分のペースで試合運びができず、采配も後手に回ってしまいました。
 中日に勝つためには野村監督の目指す隙のない野球が実践することが一番だということです。来季もこんな対戦成績では上位進出は難しくなりますので、中日と互角に戦うための緻密な野球ができるチームに改革することが、来季に向けた大きな課題ですね。

 前田健は調子が悪かったにも関わらず中日打線を3点に抑えたところはさすがですね。10安打を浴びてピンチの連続でしたが要所を締めての3失点完投は素晴らしいですが、それ以上に153球を投げ抜いたことには驚かされます。さすがに9回は横山に交代するかと思われましたが、今日の前田健は自分が完投するという強い思いを持ってマウンドに上がっていたのでしょうね。
 残り試合が少ないとはいえ、153球も投げると次回登板に影響が出ないか心配してしまいます。しっかりと休養を取って次回も白星を挙げて、最多勝、防御率、奪三振の3冠を確実にしてほしいですね。
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自滅で競り負け

2010年09月15日 23時52分19秒 | 試合結果
中日 301 010 010 6
広島 021 020 000 5
勝:浅尾11勝3敗1S
敗:大島1勝5敗3S
セ:岩瀬1勝3敗40S
本:[中日]ブランコ29号

 久々の先発となった今井でしたが制球に苦しみました。初回にいきなり連続四球を与えてしまい、森野と和田を打ち取り2死までこぎつけるもブランコに3ランを打たれて痛い先制点を与えてしまいました。
 味方に2点を返して1点差に追い上げた3回には1死1,2塁からまたしてもブランコに適時打を打たれてしまい、再び1点差となった5回には谷繁に適時打を浴びて追加点を与えてしまいました。
 打線は2回に連続四球で得た1,2塁のチャンスで石井と石原の連続適時打で2点を返して1点差とすると、2点差に離された直後の3回には天谷の適時打で再び1点差に追い上げました。そして再び2点差となった5回には天谷の適時3塁打と嶋の適時2塁打で同点に追いつきました。
 2番手岸本は6回2死満塁、7回1死2塁とピンチの連続でしたが、粘りの投球で無失点に抑えましたが、8回から登板の大島が先頭の大島に四球を与えると、盗塁に悪送球が絡んで1死3塁とされてしまい、2死後に代打小池に適時打を浴びて勝ち越しを許してしまいました。
 6回以降は高橋、浅尾、岩瀬の強力な中継ぎ陣の前に無得点に抑えられてしまい、対中日戦の連敗は11まで伸びてしまいました。

 今井は5回を投げて与四球6個と制球が悪すぎました。四球を連発することでリズムも悪くなり、余計に自分を苦しめているように思えました。
 特に初回に先頭の打者から連続四球を与えてはいけませんね。2死まで取りながらフォークが高めに入る失投で3ランを浴びたのはもったいないですね。
 今日の投球では先発として不満だらけの内容でしたが、今井には来季のローテ候補ですから、もう一度チャンスを与えてほしいですね。 

 打線は粘り強く得点を挙げて追撃をしましたが、あと一歩足りず同点どまりでした。山井の調子が良いとは思えず、打ち崩すチャンスはあったと思うのですが、得点を挙げた後の得点機で続くことができませんでした。中日戦では特に序盤で先発をKOできずに、後半戦に勝ち越されたり、逆転されるパターンが多いと思います。これが11連敗の一因になっているのでしょう。
 それでも投手陣が失点を繰り返しながらも諦めずに戦ったことは良かったと思います。この気持ちを最後まで持ち続けて戦ってほしいですね。

 明日の中日戦の最終戦は前田健が先発すると思われますが、この連敗を来季まで持ち越したくないですから最後は勝って締めたいですね。
 
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何も変わらない試合

2010年09月14日 23時51分43秒 | 試合結果
中日 000 020 242 10
広島 000 000 001 1
勝:チェン12勝10敗
敗:篠田6勝6敗
本[広島]嶋12号

 先発篠田は毎回のように走者を背負いながらも、中日のミスや味方の好守に助けられて4回までは無失点で凌いでいましたが、5回2死2塁から荒木と大島の連続適時打で2点を失うと、7回1死2塁となったところでチュークにマウンドを譲りました。
 チュークは荒木を中飛、大島をニゴロに打ち取り無失点で抑えたと思われましたが、1塁栗原が捕球できず痛い1点を失うと、続く森野に適時3塁打を打たれてしまいました。
 8回から登板した岸本が大乱調で1死満塁のピンチを招くと、栗原の失策、荒木の適時打、森野の犠飛で4点を失い試合が決してしまいました。
 悪い流れは止まらず、9回に登板した伊東も先頭打者への四球をきっかけに2点を失い、終盤の3イニングだけで8点を失ってしまいました。

 打線は中日先発のチェンに対して序盤は得点圏に走者を進めましたが、2回無死1,2塁は小窪が併殺打、3回2死2塁は木村が三振、4回無死1塁は栗原が併殺打と拙攻を繰り返してチェンを助けてしまいました。
 中盤以降は得点できる気配を全く感じませんでしたが、ようやく8回に2死満塁と攻め立てましたが、栗原が左飛に倒れて得点できませんでした。
 9回に2番手鈴木から嶋が本塁打を放って、完封負けを免れるの精一杯の試合でした。

 CS進出が無くなり来季に向けた戦い方にシフトするかと思われましたが、ヒューバーを外して栗原が復帰した以外は何も変わっていませんでした。
 その栗原も4打数1安打ながら、チャンスで併殺や凡打と良いところがなく、守備でも2度の失策が失点に繋がっており、攻守に精彩を欠いていました。
 これは腰の状態が未だにおもわしくないと考えられ、無理にスタメン出場しているのではないでしょうか。まだ公式戦が残っている以上、勝敗を完全に度外視することはできませんが、栗原が無理に出場して状態が更に悪化して来季にも影響が出ては困るので、あまり無理に出場はしてほしくないですね。
 
 今日の試合では、丸が9回に代打で初出場した以外は特に新戦力の起用がありませんでした。投手陣に至っては毎度の中継ぎ炎上で今季何度も見た試合展開と何一つ変わりませんでした。
 岸本、大島は登板過多になっており、調子を落としているように思うので、いつまでも起用し続けるのではなく、2軍の投手も積極的に登用してチャンスを与えてほしいですね。同じように打たれたとしても、若手には貴重な経験になると思います。
 来季に向けた戦力補強のためには、現有戦力をしっかりと把握する必要があると思いますし、そしてこんな時期だからこそ、思い切った選手の起用をして、新戦力を発掘するチャンスだと思います。
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13年連続Bクラス確定

2010年09月12日 22時40分05秒 | 試合結果
広島 000 001 000 1
巨人 200 012 00X 5
勝:ゴンザレス5勝10敗
敗:齊藤3勝6敗
本:[巨人]坂本29号、小笠原32号

 先発齊藤は坂本に先頭打者本塁打を浴びると、小笠原にもソロ本塁打を打たれて初回に2点を失いましたが、2回から4回は無安打に抑えて味方の反撃を待ちました。しかし、5回に投手のゴンザレスに四球を与えると、2死までこぎつけるも小笠原とラミレスの連打で追加点を許してしまいました。
 ゴンザレスに対して走者を得点圏まで進めるもあと1本が出ず捉えきれませんでしたが、6回に木村の安打と天谷の2塁打で1点を返し、更に死球と暴投で無死2,3塁の同点機を作りましたが、廣瀬、石井、前田が2番手久保に抑えられて追いつくことができませんでした。

 齊藤は6回の先頭阿部に死球を与えたところでチュークにマウンドを譲りました。チュークは2死まで取ったものの、牽制悪送球で走者を進めると、投手の山口に安打を打たれるなど満塁のピンチを招いて、坂本に2点適時打を浴びてしまいました。
 7回は伊東、8回は中田が無失点で抑えて微かな望みを繋ぎましたが、打線が山口、越智、クルーンの継投に抑えられて巨人に同一カード3連敗を喫してしまい、13年連続Bクラスが確定しました。

 完全終戦の試合もスッキリしない内容でした。バントで走者を送れず、チャンスでは拙攻の繰り返し。投げては先頭打者への四死球や投手に安打を打たれピンチを招いて、更には牽制悪送球もあり、自滅で失点を繰り返すいつものパターンでした。
 今季のカープを象徴するような試合内容です。いくら栗原と岩本を欠いているとはいえ、今の巨人に3タテを食らうようではダメですね。
 頼りない外国人選手を起用して負けるのも今季の敗戦パターンの一つで、なぜ2番手が今井ではなくチュークなのか、そしてヒューバーのスタメンに拘る理由も分かりません。外国人選手の重用はブラウン監督時代はよくありましたが、野村監督でも行われるとは思っていませんでしたね。
 特に来季はいないと思われるヒューバーをスタメンで起用する意図が理解できません。昨日は4番に座り3三振、今日は7番に下がり2打数無安打で6回のチャンスで代打を送られました。
 2回の1死2塁で投ゴロ、4回の2死1,3塁では三振に倒れるなど全く打てる気がしませんでした。なぜこの時期にヒューバーを使うのでしょうか?4番に起用するならまだ分かるとしても、7番に入るなら山本芳を起用した方が良いと思います。
 栗原と岩本の長距離砲を欠いた打線で巨人の強力打線に対抗するため、ヒューバーを起用したのかもしれませんが、もともと長打力で勝てるはずがなく、打ち合いを想定するなら繋がりを重視した打線を組まないとダメだと思います。
 今日でCS進出の可能性が無くなったので、勝敗だけでなく来季を見据えて新戦力を積極的に起用して、来季に繋がる采配を期待したいですね。先ずは岩本に代わり昇格した丸を起用することでしょうか。
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大島大乱調で大敗

2010年09月11日 23時21分24秒 | 試合結果
広島 031 000 200 6
巨人 300 120 50X 11
勝:久保8勝1敗1S
敗:大島1勝4敗3S
本:[巨人]ラミレス43号、阿部40号

 先発は安定感抜群のジオでしたが、初回に坂本と松本に連打を打たれ、小笠原の犠飛とラミレスの2ランでいきなり3点を先制されてしまいましたが、栗原と岩本の大砲を欠く打線が奮起して、2回に廣瀬の四球と石井、石原の連打で満塁として捕逸と梵の2点適時打で直ぐに同点に追い付きました。更に3回には天谷と嶋の安打で2,3塁として廣瀬の犠飛で勝ち越しに成功して、巨人先発に東野をKOしました。
 しかし、ジオは本来の投球が戻らず、4回にエドガーの犠飛で同点に追いつかれると、5回には安打と死球に暴投で2,3塁として、ラミレスに2点適時打を打たれて勝ち越しを許してしまいました。
 打線は巨人の中継ぎ陣からチャンスを作るもあと一本が出ずになかなか追いつけませんでしたが、7回に2死2,3塁から石原の2点適時打で同点に追いつき今日も粘りを見せました。
 ところが、7回から登板した大島が先頭の長野に四球を与えると、坂本のバントを野選、更に小笠原にも四球を与えて満塁としてしまい、ラミレスに勝ち越しの適時打を打たれ、続く阿部には痛恨の満塁本塁打を打たれてこの回5点を失って試合が決してしまいました。

 ベンチの継投が何を考えているのか分かりませんね。7回から登板した大島はボール先行で制球に苦しむなど明らかに調子が悪いと思われましたが、5点を失って更に1,2塁のピンチを招くまで交代させませんでした。もし勝負に徹するなら1,2塁となったところで交代させるべきだったと思います。特に打線がようやく同点に追いついた直後だったたけに、ここを無失点に抑えれば、試合の主導権を握れると思われただけに残念です。
 最近の大島は好不調の波が大きいと思うので、悪いと思われるときには早めに交代させないと今日のように試合を壊してしまいますね。

 打線は今日もあとひと押しができませんでした。最大のポイントは5回ですね。先頭の天谷がバント安打で出塁すると、MICHEALの牽制悪送球で一気に3進して、無死3塁の勝ち越し機となりながらも、ヒューバーは三振、嶋はニゴロ、廣瀬の四球を挟んで、石井が三振で勝ち越すことができませんでした。巨人が同点に追いついた直後で敵失も絡んでいたので、ここで勝ち越せれば試合展開はカープに傾いていたと思います。この逸機が5回裏の2失点に繋がっており、追う展開となり劣勢となってしまいました。
 
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終盤粘るも延長サヨナラ負け

2010年09月10日 23時30分06秒 | 試合結果
広島 001 000 021 0 4
巨人 012 001 000 1 5
勝:クルーン4勝2敗20S
敗:横山3勝2敗8S
本:[広島]廣瀬12号
  [巨人]阿部39号、小笠原31号

 先発スタルツは2回に1死1,3塁から矢野に適時打を浴びて先制を許すも、直後の3回に栗原に代わり4番に入ったヒューバーが適時打を放ち同点に追い付きました。
 しかし、スタルツが3回に2安打1四球で2死満塁とされてエドガーに2点適時打を打たれて勝ち越しを許してしまい、6回には阿部にソロ本塁打を浴びて点差を3点に広げられてしまいました。
 打線は毎回のように走者を出しながらも、藤井を捕えられず4回以降は無得点に抑えられました。ようやく8回に3番手越智から廣瀬が2ランを放って1点差に追い上げると、9回には山口を攻めて1死満塁と逆転のチャンスを作りました。廣瀬が三ゴロに倒れるも、嶋が中前に適時打を放ち同点に追いつき、延長戦に突入しました。
 10回から登板した横山が先頭の小笠原に右翼席に本塁打を打たれてサヨナラ負けとなってしまいました。

 打線が終盤に粘りを見せました。もうひと押しができず勝ち越すことができませんでしたが、終盤でも諦めずに戦ったのは素晴らしかったですね。
 藤井に対して序盤から得点圏に走者を進めながら、2回のヒューバーの適時打による1点だけで、追いつく気配を感じませんでした。しかし、越智から廣瀬が2ランを放ってから雰囲気が一変しました。続く嶋が四球を選び、代わった山口から小窪が安打を放ち1,3塁と攻めたてたのですが、代打栗原が三ゴロに倒れて追いつけませんでした。
 9回も先頭の梵が安打で出塁して、四球に敵失も絡んで1死満塁としたものの、廣瀬が倒れて、嶋の中前適時打では2塁走者ヒューバーが本塁憤死で勝ち越せませんでした。
 この8回と9回に一気に追いつき勝ち越せなかったことが、サヨナラ負けに繋がってしまいました。特に9回は2塁走者に代走を起用していれば、勝ち越せたのではないかと思ってしまいますが、それは結果論になってしまいますね。
 ただベンチには石井も残っており野手がいなくなる訳ではないので、延長に入ると中継ぎ投手に不安を抱えていることも考えて、一気に勝ち越しを狙って代走石井を送って欲しかったですね。選手は勝利への執念を見せてくれましたが、ベンチが延長を想定して攻めきれなかったところが残念でした。
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マエケン13勝目

2010年09月09日 23時59分21秒 | 試合結果
広 島 031 000 302 9
ヤクルト 100 010 000 2
勝:前田健13勝6敗
敗:由規10勝8敗
本:[広島]木村1号

 先発前田健は昨日の雨天中止でスライド先発となりました。初回に青木の2塁打などで1死1,3塁とされるとホワイトセルに犠飛を打たれて1点を先制されてしまいました。2回以降も毎回のように得点圏に走者を背負いましたが、後続を打ち取り得点を与えませんでした。
 打線は2回に栗原が死球で出塁し、嶋、廣瀬、岩本の3連打で3点を奪って逆転に成功すると、3回には2死1塁から嶋の適時2塁打で1点を追加しました。
 7回には1安打2四球で2死満塁なったところで、栗原に代打前田を送り、走者一掃の適時2塁打を放ってヤクルトをつきはなすと、9回には木村がダメ押しの2ランを放って試合を決めました。
 味方の援護をもらった前田健は、6回にホワイトセル、デントナ、相川から三連続三振を奪うと、その後はヤクルト打線を無安打に抑えて、9回を5安打2失点9奪三振で完投しました。
 前田健は約1カ月ぶりの白星を挙げて、ハーラー単独トップとなる13勝となりました。

 マエケンはスライド先発となり、ヤクルトの先発は苦手の由規だったことから、今日も勝てないのではと心配しました。そしていきなり先頭の青木に2塁打を打たれて1点を失った時には、不安が的中したかと思いましたが、味方が直後に3点を奪って逆転に成功し、前田健も走者を背負っても本塁に返さない粘り強い投球で試合の流れをカープに引き戻しました。
 後は一昨日と同様に終盤の継投が不安でしたが、前田健は最後まで球威が衰えず完投したことで、不安要素の継投が不要となりました。
 この白星で前田健は完全復活と考えて良いでしょう。残り試合は全部勝って最多勝を獲ってほしいですね。

 打線が効果的に得点を挙げてマエケンを援護しました。2回は先制された直後だっただけにマエケンにとって大きな援護になりました。苦手の由規に対して嶋、廣瀬、岩本が3連打で続いたのは、マエケンを勝たせたいという強い思いがあったからだと思います。強い気持ちを持って打席に入れば苦手投手も攻略できるということですね。
 そして7回の3点は勝利をグッと引き寄せる得点でした。1死満塁で腰に違和感のあった栗原に代打前田を送って、由規の直球を振り抜いた打球が右中間を破って走者を一掃しました。何とか追加点がほしいこの場面できっちりと仕事ができるところが前田です。やっぱり前田は凄いですね。
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