カープな毎日

カープファンのひとりごと。

野村7回1失点でチームは今季初の3連勝

2020年08月05日 21時28分04秒 | 試合結果
広島 100 010 101 4
ヤクルト 010 000 000 1
勝利投手:野村2勝
敗戦投手:大西1敗
セーブ:フランスア1敗3S
本塁打:[広島]堂林8号、會澤3号
    [ヤクルト]宮本2号

 打線は、2番に堂林を起用して菊池涼を7番に下げてテコ入れを図ると、初回に堂林の安打と四球などで2死1,3塁として松山が適時打を放って先制点を挙げましたが、なおも四球で2死満塁の追加点機で菊池涼が三ゴロに倒れて追加点を奪えませんでした。

 先発の野村は、初回2死後に連続四球で1,2塁のピンチを招くも、山崎を一ゴロに打ち取って無失点で凌ぎましたが、2回1死後に宮本に本塁打を浴びて同点に追いつかれました。
 打線は、直後の3回に安打と四球で無死1,2塁としながら、松山が併殺に倒れるなど得点を奪えませんでしたが、5回に安打などで1死2塁として長野の適時2塁打で勝ち越しに成功し、なおも四球で1死1,2塁としながら、松山が併殺に倒れて、またも追加点を奪えませんでした。
 6回にも2塁打と犠打で1死3塁とするも、田中広と野村が倒れて嫌な雰囲気となりましたが、7回1死後に堂林が本塁打を放って待望の追加点を挙げました。

 野村は、3回から7回まで散発2安打1四球に抑えて2塁さえ踏ませない好投で、7回を3安打1失点の好投でマウンドを降りました。
 8回は一岡がマウンドに上がり、連打で無死1,2塁のピンチを招いてしまい塹江に交代となりました。塹江は、青木を三邪飛、四球を挟んで満塁とするも、山崎と西浦を連続三振に斬って無失点で凌ぐと、9回1死後に代打會澤が本塁打を放ってリードを3点に広げました。
 9回はフランスアがマウンドに上がり、無安打1四球無失点に抑えて、ヤクルトに競り勝ってチームは今季初の3連勝でカード勝ち越しを決めました。

 打線は、不振の菊池涼を7番に下げて、堂林を2番に入れる攻撃的なオーダーで臨むと、初回に幸先良く先制点を挙げるも、その後の2死満塁を活かせず、野村が2回に同点に追いつかれた直後の3回無死1,2塁も併殺で潰してしまい、嫌な雰囲気になりかけました。それでも野村が踏ん張ってヤクルト打線をほぼ完璧に抑えて流れを渡しませんでした。
 この野村の好投に応えて、5回に長野が適時打を放って勝ち越しに成功するも、ここでも続く1死1,2塁を併殺で潰して流れを完全に掴めませんでしたが、7回に堂林が本塁打を放って重苦しい雰囲気を吹き飛ばしました。
 課題だったリリーフも一岡がピンチを招きましたが、塹江が好リリーフで無失点で凌ぎ、9回をフランスアが締める勝利の方程式が固まってきました。
 投手が耐えて最少失点で凌ぎ、打線が得点を積み重ねるカープらしい野球が徐々にでき始めてきたので、これからの反撃を期待したいですね。
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長野と田中広の3ラン2発で逆転勝ち

2020年08月04日 22時14分52秒 | 試合結果
広島 000 000 330 6
ヤクルト 020 100 000 3
勝利投手:塹江2勝1敗
敗戦投手:清水2敗
セーブ:フランスア1敗2S
本塁打:[広島]長野1号、田中広3号


 先発の九里は、2回に不運な内野安打2本に暴投で1死2,3塁として、西田に2点適時打を浴びて先制点を奪われました。3回にも2安打と四球で1死満塁のピンチを招きながら、宮本とエスコバーを凡打に打ち取って無失点で凌ぐも、4回に2塁打と犠打で1死3塁とされて坂口に適時打を打たれてしまい、5回の攻撃で代打を送られたため、4回を7安打3失点で降板となりました。
 5回からは高橋樹が登板して、2回を1安打無失点に抑えました。

 打線は、2回に坂倉の2塁打で1死2塁の先制機を作りましたが、堂林と田中広が凡退して無得点に終わると、5回には2塁打と四球で無死1,2塁のチャンスを作りながら、西川、菊池、長野の上位打線が抑えらえてしまい、6回2死2塁では堂林が右飛に倒れて、6回まで毎回の6安打を放ちながら、高梨から得点を奪えませんでした。
 7回に代打大盛と西川の連打で1死1,2塁として、2死後に長野が3点本塁打を放って同点に追いつきました。

 7回は薮田がマウンドに上がり、2死後安打と四球などで1,2塁のピンチを招いたところで塹江と交代すると、暴投で2,3塁なったため村上を敬遠して満塁とし、山崎を三振に斬って無失点で凌ぎました。
 直後の8回に松山と坂倉の連打で無死1,2塁として、1死後田中広が3点本塁打を放って勝ち越しに成功しました。
 塹江は、8回も続投して無失点に抑えると、9回はフランスアが三者凡退に抑えて、ヤクルトに逆転勝ちして、今季火曜日初勝利を挙げると共に、久々の連勝で最下位を脱出しました。


 先発の九里は4回で早々に降板しましたが、2番手の高橋樹から薮田、塹江、フランスアの中継ぎ陣が無失点に抑える好リリーフを見せると、6回まで毎回安打を放ちながら得点できなかった打線が、7回に長野の3点本塁打、8回は田中広の3点本塁打で逆転に成功しました。
 今日の逆転勝利は中継ぎ陣の好投が試合の流れをカープに呼び込み、打線が見事に応えたもので、今季1番の試合展開でした。
 まずは5回から登板した高橋樹が2回を1安打に封じてヤクルトに向いていた流れを止めると、7回に長野が同点本塁打を放って試合を振り出しに戻し、直後の7回に薮田が招いたピンチを塹江が無失点で切り抜けて、掴みかけた試合の流れをヤクルトに渡さなかったことで、8回の田中広の勝ち越し本塁打に繋がったと思います。
 先発がビハインドの展開で降板しても、中継ぎ陣が無失点で耐えることで、打線の反撃を呼び込む展開は、一昨年までのカープの野球でした。その形ができたことは、チームの状態が上向いてきた証だと思うので、これからチームは乗っていけるはずですね。


 
 
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遠藤が5安打2失点でプロ初完投勝利

2020年08月02日 20時32分34秒 | 試合結果
広島 212 001 300 9
巨人 010 000 001 2
勝利投手:遠藤2勝1敗
敗戦投手:桜井2勝2敗
本塁打:[広島]鈴木誠11号、 西川4号
    [巨人]大城5号、坂本6号


 打線は、初回に2死1塁から鈴木誠が2点本塁打を放ち先制すると、2回には2塁打と四球に野選により無死満塁のチャンスを作り、西川の適時打で1点を追加するも、菊池涼は三振、長野が捕邪飛、鈴木誠が中飛に倒れて追加点を奪えませんでした。

 先発の遠藤は、初回に田中広の失策で無死1塁となるも、坂本を併殺に打ち取って後続を断ちましたが、2回1死後に大城に本塁打を打たれて1点を返されてしまいました。それでも、打線が3回1死後に連続短長打で1死2,3塁として、2死後遠藤が2点適時打を放って追加点を挙げて、リードを4点に広げました。
 遠藤は、3回から7回まで1安打に抑える快投で、6回には安打と暴投で2死2塁のピンチを招くも、丸を左飛に打ち取って無失点に抑えました。
 
 打線は、6回に安打と暴投で1死3塁のチャンスを貰い、2死後長野の適時打で1点を追加し、続く7回には連続四死球と犠打で1死2,3塁として、2死後西川が3点本塁打を放って試合を決めました。
 大量援護を受けた遠藤は、8回2死後に3塁打を打たれるも、続くパーラを三振に斬って無失点で切り抜け、9回も続投すると、坂本に本塁打を打たれましたが、丸、岡本、ウィーラーを打ち取って、5安打2失点5奪三振無四球でプロ初完投勝利を挙げ、チームの連敗を2で、対巨人戦の連敗も5で止めました。


 遠藤が投打で活躍して苦しいチームを救いました。本業の投球については、切れの良い直球を軸に変化球を制球良く投げ込んで、巨人打線を翻弄しました。初回に失策で無死1塁となるも、落ち着いて続く坂本を併殺に打ち取ってピンチの芽を摘み取りました。2回に大城に本塁打を浴びて1点を失うも、3回に自らの適時打で追加点を挙げて波に乗ると、以降はテンポの良い投球で巨人打線を封じました。
 制球も良かったですが、それ以上にしっかりと腕が振れており、球の切れが良かったことが好投の要因だったと思います。今日の投球が飛躍のきっかけになるのではないでしょうか。

 また、打撃でも3回2死2,3塁でプロ初打点となる2点適時打を放ちましたが、今日の試合を左右する大きな価値ある一打でした。
 2回無死満塁打で西川の適時打による1点で終わり、直後の2回裏に大城の本塁打で1点を返されていただけに、3回の1死2,3塁という得点機を無得点で終わってしまうと、試合の流れが巨人に傾いていた可能性が高かったと思います。
 遠藤にとっては、次回登板が真価を問われると思うので、今日のような投球を見せて、首脳陣の信頼を得られる投手になってチームを救う存在になってほしいですね。
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床田3回4失点で2軍降格

2020年08月01日 20時26分04秒 | 日記
広島 100 000 110 3
巨人 013 016 00X 11
勝利投手:田口2勝
敗戦投手:床田1勝4敗
本塁打:[広島]ピレラ6号、 鈴木誠10号
    [巨人]岡本14号

 田口対策として3番左翼長野を起用すると、初回2死後に長野が2塁打で出塁すると、続く鈴木誠の適時2塁打で先制点を挙げましたが、2回の無死2塁は後続が倒れて無得点に終わりました。
 先発の床田は、初回を三者凡退で切り抜けましたが、2回に無死2塁のピンチを招き、ウィーラーの適時打で同点に追いつかれると、続く3回は2塁打と四球で無死1,2塁として、続く丸の犠打を松山が1塁に悪送球して、その間に2走が生還して逆転を許すと、1死2,3塁からウィーラーの犠飛と中島の適時2塁打で更に2点を失い、3回を投げて7安打4失点でマウンドを降りました。
 4回は、島内が無安打1四球無失点で抑えましたが、5回から登板したケムナが、内野安打と暴投で2死2塁として中島に適時打を浴びて1点を失い、続く6回も2安打と四球などで1死満塁のピンチを招き、丸に押し出し四球、岡本に満塁本塁打を浴びてしまいました。更に2安打と四球で再び1死満塁として、岸田の犠飛で1点を失って、この回6点を失って試合が決してしまいました。
 7回からは菊池保が登板した2回を無失点に抑えると、打線は、3回以降も毎回走者を出しながらも得点を奪えませんでしたが、7回に代打ピレラが本塁打を放つと、8回には鈴木誠が本塁打を放って2点を返しましたが、反撃が遅く巨人に大敗を喫して、対巨人戦は5連敗となり、チームの借金は今季最多の7となりました。


 床田は、課題だった初回を三者凡退に抑えて好スタートを切って、今日は今までとは違うかと思いましたが、2回にあっさりと同点に追いつかれ、3回は味方の拙守も絡んで3点を失いました。
 3回の3失点は、松山の失策が痛かったですし、ウィーラーの犠飛も浅かったのでタッチアップした3走を本塁で刺してほしかったので、床田にとっては不運でしたが、これは2回に1点を失った後、無死1塁で中島を併殺に打ち取りながら、7番吉川尚と8番岸田に連打を浴びて9番田口まで回してしまったことで、3回が1番亀井からの攻撃になったことが発端です。
 2回に同点に追いつかれた後、併殺で流れを断ち切れず、3回の攻撃を1番からにしてしまったことが、試合の流れを変えてしまったと思います。
 佐々岡監督は床田について、1球1球の集中力が足りないと苦言を呈し、2軍降格を明言しました。床田には2軍でもう一度フォームづくりから始めて、本来の投球を取り戻してきてほしいですね。

 打線も相変わらず繋がりを欠き、9回以外は毎回走者が出るものの得点は、初回の適時打と7回、8回の本塁打だけでした。一番気になったのは、5回の攻撃で先頭島内の代打として中村奨を起用しましたが、この場面はまだ追いつくことができる点差であり、1番西川に繋がる先頭打者の出塁の有無は重要になってくる場面でしたが、この重要なところで中村奨には荷が重いと思います。ベンチにいる右打者では、ピレラは終盤の勝負所に残すため、會澤は昨日の頭部死球の影響もあったので起用できなかったと思うので、上本で田口を揺さぶる作戦もあったと思います。
 今季のカープの攻撃は、機動力を使った攻撃ができていないので、単純に打つだけでなく、カープらしい嫌らしい攻撃を見せて攻略の糸口を掴むもことも必要ではないかと思います。
 
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