行動派の I love muscle beauty!

強い者は美しい・・・

日本選手権(23)

2011-10-20 22:53:19 | 観戦記2011


今年の日本選手権を制したのはエントリー番号14番、愛知の山野内里子選手でした。
6月に韓国に乗り込み日韓親善大会で日本代表として勝利したのを皮切りに、7月には日本クラス別で49kgに優勝、さらに8月のジャパンオープンでも優勝して昨年地元名古屋で取り損ねた鬱憤を晴らすなど、今年はこれまで以上の快進撃を続けていました。
この日本選手権も昨年5位だっただけに、今年は表彰台も十分あるとは思っていましたが、いきなり頂点に立ってしまいました。
カーレースに例えるなら、「ポール・トゥ・ウィン(Pole to Win)」といったところでしょうか。
しかしながらこのフリーポーズをご覧いただければ、優勝にふさわしい見事な体であることに、まず異論は出ないでしょう。
それでいて表情が終始穏やかな感じだったのが、またすばらしい。
さらに驚かされることは、山野内選手は50歳にして優勝するという日本選手権最年長優勝記録(男女通じて)を樹立したことです。
ちなみにこれまでの記録は、女子は2002年の石川祐子選手と2010年の今村直子選手の44歳、そして男子は2009年の合戸孝二選手の48歳でした。
そして何より、その年齢を感じさせない若々しさ。
まさにこれこそ、「日本最高のmuscle beauty」ではないでしょうか。
改めまして、初優勝おめでとうございました。

さて明日ですが、明日は夜に所用がありまして帰りが遅くなりますので、お休みさせていただきます。
その後何をお送りするかは、まだ考え中です(笑)。
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日本選手権(22)

2011-10-20 22:27:37 | 観戦記2011


続いて2位ですが、ここでご紹介するのはエントリー番号19番、ディフェンディングチャンピオンだった大阪の今村直子選手でした。
この1年間、日本での大会には参戦していませんでしたが、先月の西日本選手権では裏方として活躍していましたね。
昨年念願の優勝を果たした後も、今年7月にモンゴルで行われたアジア選手権で52kg級に優勝し、日本とアジアの「女王」の座を獲得して今大会での連覇に臨みましたが、惜しくも連覇はなりませんでした。
このフリーポーズの写真をご覧いただければおわかりのように、バランスのとれたプロポーション、引き締まった筋肉、すきのないポージング、そしてメリハリのある表情と、死角はなかったようにも思えましたが・・・
それでは、この今村選手を下して見事優勝した選手とは、いったいだれだったのでしょうか。
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日本選手権(21)

2011-10-20 22:06:19 | 観戦記2011


こんばんは。
いよいよ今日は、日本選手権のベスト3のご紹介となりました。
日本のトップ中のトップのmuscle beautiesのフリーポーズを、どうぞお楽しみください。
まずは3位ですがエントリー番号22番、大阪の神田知子選手が入賞しました。
ご存知のとおり2004年には西本朱希選手に次ぐ2位で、それ以来実に7年ぶりの表彰台ということになります。
2009年にはアメリカ在住にして日本選手権に参戦するということで話題を呼びましたが、当時はピックアップも通過できず正直失望した観客も多かったのではないかと思います。(私もその1人でした)
しかし神田選手は、そのままでは終わりませんでした。
先月の西日本選手権では見事に体を絞り込んで「復活」、日本選手権入賞の常連だった秋山加津美選手をも凌いで優勝しています。
その時点で今回の活躍は大いに期待していたのですが、一気に表彰台まで上り詰めましたね。
この調子で行けば、それこそ来年は一つ上いや二つ上を狙えるかもしれません。
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女子世界選手権の結果

2011-10-19 23:15:56 | 情報
さて今日はもうひとつ、先週セルビア共和国のノヴィサドで行われた女子世界選手権の話題をお送りいたします。

前にご紹介したとおり、オールジャパンミスボディフィットネス164cm超級で優勝した浅田ふぢ子選手がボディフィットネス168cm超級に、そして同2位の豊田玲子選手がボディフィットネス168cm級に出場したほか、昨年の日本選手権に優勝し今年もアジア選手権で52kg級で優勝した今村直子選手が、ボディビルの55kg級に出場しました。
そしてその結果が、国際ボディビル連盟(IFBB)のホームページに掲載されました。(PDF形式)
それによりますと、ボディフィットネスの浅田選手と豊田選手は残念ながら入賞できませんでしたが、ボディビルの今村選手は見事6位に入賞しています。
またラウンド別スコアを見ますと、第3ラウンド(これがフリーポーズだったようです)では2位の成績を収めるという健闘ぶりでした。
ちなみに優勝したのは、ボディフィットネスは168cm級・168cm超級ともロシアの選手で、ボディビルの55kg級はスロバキアの選手でした。
また参考までの各カテゴリーのエントリーは、ボディフィットネスが158cm級13人・163cm級17人・168cm級16人・168cm超級23人の計59人、女子フィットネスが163cm級12人・163cm超級10人の計22人、ボディビルが55kg級6人・55kg超級11人で計17人、それと「ビキニフィットネス」というカテゴリーもあって163cm級15人・168cm超級23人の計38人、そして男子フィットネスが4人と総勢約120人という大規模な大会でした。
なお大会の写真はこちらに大量にありますので、ご一覧をお勧めします(笑)。
この写真を見る限り、「ビキニフィットネス」はいわゆる「回転演技」ではなくて、モデルのようなポーズで審査を受けるみたいですね。

ともあれ、参加された選手の方々そして同行された廣田ゆみ監督、どうもお疲れ様でした。
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日本選手権(20)

2011-10-19 23:03:32 | 観戦記2011


そして4位はエントリー番号16番、東京の清水恵理子選手でした。
誕生日が10月10日で、ちょうど日本選手権当日に47歳になりました(爆)。
昨年の3位から惜しくもひとつ順位を落としましたが、このフリーポーズの美しさでは他の追随を許していなかったと思います。
今回、日本クラス別や東京選手権に続いてこの日本選手権でも「ベストアーティスティック賞」が新設されたのですが、清水選手がこれを受賞しました。
率直に言って、上位3選手との差は筋肉の量の差に尽きるのではないでしょうか。
大会後のレセプションでは、いつも通り久野礼子選手と一緒に役員・審査員の方々に積極的にアドバイスを受けていました。
来年も上位での活躍が期待できるでしょう。
大会で見る機会が、少なくなってしまうのは寂しいことですが・・・(苦笑)

というわけで、いよいよ明日はベスト3をご紹介したいと思います。
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日本選手権(19)

2011-10-19 22:49:31 | 観戦記2011


続いて5位はエントリーナンバー26番、長野の相馬貴子選手が入りました。
昨年の2位からは、かなり順位を落としてしまいましたね。
本人もかなり悔しかったようです(爆)。
フリーポーズでは最初引き締まった表情でしたが、後半は相馬選手らしい笑顔いっぱいの演技でこれはよかったと思います。
先ほど申し上げた、肌が白くて焼くのに苦労している選手の1人がこの相馬選手だったりします。
女性としては、肌の白さというのは大きな魅力ではあるのですが・・・
ともあれ、来年の巻き返しに期待したいですね。
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日本選手権(18)

2011-10-19 22:39:26 | 観戦記2011


こんばんは。
それでは今日も、日本選手権の決勝フリーポーズの模様をお届けしてまいりましょう。
今日はまず6位からですが、エントリー番号17番の静岡の佐々木あゆみ選手が入賞しました。
昨年の7位からひとつ順位を上げましたが、このレベルでは順位ひとつ上げることでさえ大変なことではないかと思います。
また体の絞りもさることながら、見事な褐色の肌にも努力の跡がうかがえます。
なにしろ以前日本クラス別と日本選手権だけに認められていたカラーオイルも、現在は使用できなくなっていますので地肌で勝負しなくてはいけません。
特に肌の白い選手は、ここのところで苦労が大きかったみたいですね。
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日本選手権(17)

2011-10-18 22:23:58 | 観戦記2011


そして7位はエントリー番号5番、東京の惠良律子選手でした。
毎年趣向を凝らしたフリーポーズは、もはや日本選手権の風物詩となった感もありますが(爆)、今年はご覧いただければおわかりのとおり、個性あふれる惠良選手ならではのフリーポーズを見せてくれました。
何と言いましても、バックに使っていた音楽がなんと「ドラゴンクエスト」でした(原爆)。
そう、惠良選手がステージで演じていたのはまさに「勇者ロト」だったのです(水爆)。
かくいう私も、ドラゴンクエストならⅡからⅤまではやったことがあります(笑)。
昨年の4位から順位を落としたのは残念でしたが、また来年もきっと個性豊かなフリーポーズで私たちを楽しませてくれることでしょう。

明日は、6位から4位までをご紹介させていただこうと思います。
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日本選手権(16)

2011-10-18 22:10:05 | 観戦記2011


続いて8位はエントリー番号15番、東京の足立晃子選手でした。
昨年のジャパンオープンを優勝しているほか東京選手権を2003年に制覇しており、少なくとも10年以上大会に出場しているベテラン選手ですが、意外なことに今回の決勝進出選手12人の中では、最も若い43歳です(爆)。
さすが日本選手権の入賞選手ともなれば、プロポーションやフリーポージングに関してはどの選手も見応えありますよね。
なるほど、だから日本選手権ともなれば観客の入りも、他の大会とは格段に違うのも納得できるというものです。
昨年の6位からは少し順位を落としましたが、若さでまだまだ盛り返すことは可能だと思います。
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日本選手権(15)

2011-10-18 22:00:18 | 観戦記2011


こんばんは。
それでは、昨日に引き続いて日本選手権の決勝フリーポーズの模様をお届けしてまいりましょう。
今日はまず9位からですが、エントリー番号7番の東京の水間詠子選手が入りました。
1994年から1998年にかけて5連覇、そして2003年にも優勝と通算優勝6回を誇る名選手も、途中ブランクをはさんだためかこんなに早くご紹介しなくてはならないのが、意外に思えました。
ご覧になればおわかりかとは思いますが、たくましくも美しく引き締まったボディラインに絶やさない笑顔、そして独創性豊かなポージングとさすが名選手と思わせるものがあったと思います。
そんな水間選手の上にまだ8人もいるのかと思うと、そのレベルの高さには恐れ入るほかはありません。
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日本選手権(14)

2011-10-17 23:39:47 | 観戦記2011


そして今日はもう1人、10位の選手をご紹介しておきましょう。
10位はエントリーナンバー25番、愛知の廣田ゆみ選手でした。
廣田選手は、前にも書きましたが2004年を最後に日本選手権には出場していませんでした。
私が廣田選手を見る機会といえば日本クラス別か日本マスターズくらいしかなく、今年は日本マスターズにエントリーしていなかったのでどうしたのかなと思っていたら、まさかこの日本選手権に出場していたとは正直驚きました。
しかし7年ぶりの出場でいきなり入賞とは、さすが実力者は違いましたね。
しかもそれを、51歳でやってのけてしまうのですからすごいです。
さらに、日本選手権の直後には世界選手権の役員としてセルビアに向かっているのですから、頭が下がりますね。
ちなみに今年の日本選手権の出場選手全体で考えますと、最も若い選手が36歳で最高齢は58歳でした。
また入賞者12人では50代が3人で残りは40代、最も若くて43歳で最高齢が廣田選手でした。
ここまで書いてしまえば、「もっと若い選手が出てこないのか」と心配される方は多いのもごもっともですが、だからといってボディビルの本質を曲げてまで若手を優遇する必要はないと、個人的には考えております。

それでは明日は、9位からご紹介してまいりましょう。
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日本選手権(13)

2011-10-17 23:23:37 | 観戦記2011


続いて11位はエントリー番号2番、栃木の石澤静江選手でした。
決勝進出12人の中でも最も小柄な選手でしたが、そのハンデを感じさせない見事な体格でしたね。
また今年は、日本クラス別46kgで優勝しさらにジャパンオープンで2位、そして日本マスターズでは50歳以上級で優勝と快調な1年だったと思います。
昨年の8位からは順位を落としましたが、日本選手権は入賞すること自体がすでにタイトル獲得に匹敵するものだと思います。
さて、日本マスターズのときには石澤選手を50歳とご紹介したのですが、日本選手権の出場選手名簿をよく見てみると49歳でした(爆)。
これは、日本マスターズにおける年齢区分は開催日現在ではなくて、今年の12月31日現在で判定しているためでした。
以前にも、2009年の日本マスターズで女子45歳以上級(当時の区分)に清水恵理子選手が出場していましたが、行われた時点では清水選手はまだ実は44歳だったのです。
と、ちょっとまぎらわしかったのでこの場をお借りして、ご説明させていただきました(笑)。
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日本選手権(12)

2011-10-17 22:23:41 | 観戦記2011


こんばんは。
それでは今日からは、日本選手権の決勝フリーポーズの模様をお送りしてまいります。
例によりまして、カウントダウン式にてご紹介させていただきます。
それでは、まずは12位からまいりましょう。
12位は13番、東京の久野礼子選手でした。
昨年の10位に続く、2年連続での入賞です。
日本クラス別や東京選手権で「ベストアーティスティック賞」を受賞した、美しいフリーポーズが持ち味です。
ただ、入賞した他の選手に比べてやや体が細かったということはあるのかもしれません。
大会後のレセプションでも、いつも通り役員の方々に熱心にアドバイスを受けていましたので、来年はさらに成長した姿を見せてくれることでしょう。
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日本選手権(11)

2011-10-16 21:01:06 | 観戦記2011


ピックアップでの比較審査は、もう1回だけ行われました。
1回目でも呼ばれた佐藤選手・湯澤選手・高原選手に加えて、24番の秋山加津美選手が呼ばれて4人での比較となりました。
秋山選手もこれまで2003年から2010年まで連続して日本選手権で入賞していたわけですが、今年ついにその記録が途切れることとなりました。
考えてみれば、この2回目に比較された4人の選手はいずれも決勝に進出できなかったわけですが・・・
この後、もう一度前半15人・後半13人に分かれての基本ポーズを行って、ピックアップ審査は終了しました。
今日は決勝進出できなかった選手を、もう少しご紹介できたらと思って比較審査の模様をお届けしたつもりでしたが、結局ご紹介できたのは決勝進出した佐々木選手以外には6人だけでした(苦笑)。

それでは、明日から決勝フリーポーズのご紹介に入りたいと思います。
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日本選手権(10)

2011-10-16 20:24:34 | 観戦記2011


こんばんは。
昨夜は帰宅してから更新する予定でしたが、腹を壊してかなりヘロヘロな状態になってしまったので、申し訳ありませんがお休みさせていただきました。
さて、改めまして今日やらせていただくのは、初めてピックアップ審査での比較審査の模様をお送りさせていただくということです。
今までピックアップや予選の写真は、全選手をひととおりご紹介するために最初の全員での基本ポーズをもっぱらお送りしていたわけですが、せっかくの日本選手権ですのでこういう写真も盛り込んでみることにします。
ご存知の方も多いと思いますが、ピックアップで比較審査に呼ばれる選手はいわゆる「当落線上」にあることが多いようですね。
要は、12人の決勝進出選手を選ぶにあたって評価が微妙な選手を比較し、各審査員はピックアップする選手を選ぶということです。
最初のピックアップで呼ばれたのは、ステージ向かって左側から順に、6番佐藤美由紀選手・8番高松眞里子選手・10番深作靖子選手・11番湯澤寿枝選手・17番佐々木あゆみ選手・28番高原佐知子選手の6人でした。
結果的に、この6人の中から決勝に進出したのは17番の佐々木選手だけでした。
昨年入賞の佐藤選手や高原選手がここで脱落してしまい、またジャパンオープン5位の湯澤選手も突破できなかったピックアップは、それ自体がすでに熾烈な戦いだったのですね。
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