そして今日はもう1人、10位の選手をご紹介しておきましょう。
10位はエントリーナンバー25番、愛知の廣田ゆみ選手でした。
廣田選手は、前にも書きましたが2004年を最後に日本選手権には出場していませんでした。
私が廣田選手を見る機会といえば日本クラス別か日本マスターズくらいしかなく、今年は日本マスターズにエントリーしていなかったのでどうしたのかなと思っていたら、まさかこの日本選手権に出場していたとは正直驚きました。
しかし7年ぶりの出場でいきなり入賞とは、さすが実力者は違いましたね。
しかもそれを、51歳でやってのけてしまうのですからすごいです。
さらに、日本選手権の直後には世界選手権の役員としてセルビアに向かっているのですから、頭が下がりますね。
ちなみに今年の日本選手権の出場選手全体で考えますと、最も若い選手が36歳で最高齢は58歳でした。
また入賞者12人では50代が3人で残りは40代、最も若くて43歳で最高齢が廣田選手でした。
ここまで書いてしまえば、「もっと若い選手が出てこないのか」と心配される方は多いのもごもっともですが、だからといってボディビルの本質を曲げてまで若手を優遇する必要はないと、個人的には考えております。
それでは明日は、9位からご紹介してまいりましょう。