③ガイダンス施設
八王子城跡見学の拠点として、八王子城と城主の北条氏照について学べる施設です。
八王子城 東京都八王子市
関東の覇権をめぐり、北条氏と秀吉が激突。
急峻な地形を活かす曲輪(くるわ)と大規模な御主殿跡
16世紀、小田原城を拠点に関東地方の征服を進めていた後北条氏は、各地に支城を築く。八王子城もそのひとつで、北条氏照が天正12年(1584)頃から、標高約460mの深沢山に築城を始めた。
かつて、氏照は多摩川沿いの丘陵地にあった近くの滝山城を本拠としていた。ところが武田信玄の侵攻により防御の限界を感じ、より山深いこの地に城を移したという。築城に際しては信長の安土城を参考にしたとされ、石垣を積極的に取り入れているのが特徴です。
先ずは麓の居館跡へ向かいます。
この道は、よく整備されていますね。
⑦曳橋(ひきはし)
御主殿へ入るための通路として、城山川にかけた橋です。当時は簡単な木橋をかけ、その橋を壊すことで敵の侵入を防いだと考えられます。
当時の石垣
⑨虎口(こぐち)
曲輪の出入り口のことを虎口といいます。石垣や石畳はなるべく当時のものをそのまま利用し、できるだけ忠実に復元しました。
御主殿入口の門は、冠木門(かぶきもん)といい、当時の門をイメージして建てられました。
⑧御主殿跡
氏照の館などがあったとされます。落城後は幕府直轄領や国有林であった経緯から、当時のままの状態で残っていました。発掘調査の結果、建物の礎石や水路跡、多数の遺物が出土しました。現在、礎石などの位置がわかるように復元的整備を行っています。
曳橋から古道に戻りました。
美味い? 食べてませんよ
たぶん、鳥撮りさんたちなんだと思いますが、ここ以外でも居てとても多かった。
この道は当時は無かった。
つづく
18年5月追加
先月タケホープの好きな「空から日本を見てみよう」で八王子城跡が放送されました。
御主殿の庭園跡