【漫画三昧】にしようとしたら、結果は【漫画地獄】になってしまった。
数十年振りに漫画「かくかくしかじか・東村アキコ」を読んだ後(思わなければ良かったのに)
(数十年前に買い、捨てなかった漫画を読み直してみよう)と考えた。
漫画本は、天井迄の高さの本棚に、結構残っていた。
1ヶ月位、毎日読破に勤しんだ結果、(漫画は、文字が多い)地獄にはまった。
多分以下に記す漫画は、60代以上の方しか知らないかもしれないし、今は買えないだろう。
1)「動物のお医者さん・佐々木倫子・8巻・1996年初版」(昔同様に、面白かった)
2)「夏子の酒・尾瀬あきら・12巻・1991年」(まじめ)
3)「Happy!・浦沢直樹・23巻・1999年」(下品だが、巧い)
4)「いたいけな瞳・吉野朔実・8巻・1992年」「エキセントリクス・同人・4巻・1993年」
「ジュリエットの卵・同人・5巻・1988年」(鬱病になりそう)
5)「お父さんは心配性・岡田あーみん・6巻・1989年」(この人は、今?)
6)「ポーの一族・萩尾望都・3巻・1988年」(名作だが、今の10~20代はどう感じるのだろう?)
7)「アラベスク・山岸凉子・2巻・平成5年」(少女漫画そのもの)
8)「らんぷの下・一ノ関圭・昭和55年」「茶箱広重・同人・昭和58年」(かき止めてしまった惜しい方)
9)「絶対安全剃刀・高野文子・昭和57年」(この中の「田辺のつる」は絶品)
「おともだち・同人・昭和58年」「棒がいっぽん・同人・1995年」「黄色い本・同人・2002年」
「ドミトリーともきんす・同人・2014年」
10)「性悪猫・やまだ紫・1980年」(亡くなった佐野洋子が、解説を書いていた)
11)「童夢・大友克洋・1983年」(一気に読んだ)
12)「草迷宮、草空間・内田善美・1985年」(すきだ)
13)「百物語・杉浦日向子・3巻・昭和63年」(これはなんだろうかと、読み始め。百話の内3話が好きだった。
再読して、やはり、その3話にひかれた)
(それから、彼女の全作を文庫で買った。ちくま文庫1995年5冊。その中の「ニッポニア・ニッポン」の中の
「鏡斎まいる①②」は、皆さんに、読んで見て頂きたい作品です)
以下、ガロ系も再読しました。
14)「つげ義春作品集・1969年」「必殺するめ固め・同人・1981年」
15)「赤色エレジー・林誠一・1971年」
16)「つげ忠男作品集・1977年」
17)「淀川さんぽベスト作品集・平成11年」
以上の中で、現在も活躍している漫画家は、多分浦沢直樹だけだと思う。
【続ける】ことの、難しさを思う。
何故、漫画を買わなくなったかを考えてみたら、立ち読みが出来なくなって、中身が分からないものは買いたくない
ので、止めたのだと思う。