今どき、ワープロを買い求める人等、どこにもいないと思うが、私は買ったのである。
私が最後に買ったワープロは、ラスト発売の物で、私にとっては2台目だった。
FUJITSUの製品でとても頑丈で、食費計算や・手紙・作品を書く事に使用していた。
あまりにも頑丈だったので、取扱が適当になり、2ヶ月前、ワープロコードがキッチンの椅子にからみ。
がらがらがっちゃんと倒れ、画面が見えづらくなり、食費計算は、パソコンに切り替えた。
それから劣化が進み、読み書き・印字が出来なくなった。
夫は、私のパソコンに、原稿用紙・縦書き・横書き等の、枠を作成してくれた。
問題は、印字で、私のパソコンはキッチンの机上にあるので、これ以上プリンターは、置けない。
書いた物を、夫にメールで送り、夫が印字する事になった。
85歳の曽野綾子でさえ、パソコンで書いている時代に。
印字も出来るワープロが懐かしく、検索すると、同機種が中古で半額5万8百円・状態良とあるではないか!
即座に注文したら、はときいんでなく、あらゆるボタンを押し、ローマ字入力に成功した。
小さなあいうえおが出ず、焦ったが、その部分だけ標準にするとタッチパネルが出て、
その中に、小さなあいうえおがあった。
未使用フロッピー15枚。フロッピー作成出来ず、購入場所に電話すると
(古いフロッピーは駄目になります。新しいのを売っていればいいんですが)という事で。
それは、捨て。
即座に検索、アメリカ製・10枚・3千円を購入。
届く前に、キッチンの片隅に、数年前ビックカメラで買った密封・未開封・21枚を発見。
その値段、880円。。。
他にも、作成出来るフロッピー5枚見つける。
計、36枚、一生分ある。
インクリボン、5本。
これは、感熱紙をコピーすればいいので、これで上等。
という事は、感熱紙だと、在庫確認すると、350枚。
不安なので、1袋100枚500円代を、注文。
いや、これが切れたらと、更に100枚、注文。
その最中に、よく見たら、数年前、近所で感熱紙を見つけ(まだ、あるんだ)と買って帰り。
(買い占めよう)と再度買いに行った分、400枚を発見。
計、950枚、この中古が壊れる迄、十分だろう。
忘れてしまった書式設定・印刷表示等、使っている内に思い出した。
打つ練習の結果、手紙も書けた。
中古ワープロは、キッチンから、隔離された。
打つ練習の結果、手紙も書けた。
環境は、整った。
しかし。
一体、私は、いつ、作品を書き出すのだろう ?