きれいなきれい〈田添公基・田添明美のブログ〉

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中古レンズ(AF-S DX NIKKOR 18-105mm)前玉のカビを取る

2019年05月10日 20時19分22秒 | 日記・エッセイ・コラム

 昨年3月に,ニコンのD5600のズームレンズのセットを買ったのだけど,

そのうちの1本の標準ズームレンズの “18-55mm” が,ちょっと中途半端な

倍率なので,今回中古で “AF-S DX NIKKOR 18-105mm” を購入。

 

 しばらくご機嫌で撮影していたが,数日後よくよく見ると,

レンズの前玉(というらしい)の裏側にカビやホコリがあるではないか!

 撮影には支障はなさそうだけど,とても気になる。気にし出すと,

どんどん気になる。

 

 そこで,ネット検索をすると,YouTubeに,これに似たニコンの

ズームレンズの初体験の分解掃除の投稿を見つけた。

 

 それを参考に道具を揃えて,自分でレンズの分解掃除をやってみることにした。

ちなみに,ニコンのサービスセンターに,分解掃除を頼むとそれなりの値段。

大体7千円以上から1万5千円以内らしい。

 中古なのでニコンに分解掃除を頼んで余分に出費するのは,何となく悔しいから,

自分でやる! となると,道具をどんどん購入していくことになる!


メンテナンス用のレンズペン

レンズクリーニングティッシュ


 レンズを本体から外し,そのお尻側にボディキャップをし,レンズ前面の黒い

リング状のカバーを,切れ味の鈍い尖った先の道具で,レンズとの隙間から

差し入れ持ち上げ,少しずつ剥がす。

 これは上に紹介のYouTubeの人より簡単に,きれいに剥がせた。両面テープではなく,

粘着剤がリング側に薄く塗られているからだろう。


 カニメレンチを回すと,これも簡単に回り前玉レンズが浮き上がった。

幅を固定するネジは2種類があったが,六角レンチで締める方のネジがしっかり

固定できていいようだ。


 その後,スポイトの大きいようなレンズサッカーという吸盤で,

レンズ表面に手を触れないように持ち上げ,それをアルコール入りの

クリーニングティッシュで拭き,メンテナンス用のレンズペンで

更にきれいにして,ブロアーでシュシュッとほこりを吹き飛ばす。

そして手順を逆にして,レンズを納め,カニメレンチで締めて,

粘着剤付きの黒いリングを元通りの場所に戻し抑えてくっつける。

これでお仕舞い。大成功。しかし,結構な出費となってしまった。

ゴムのレンズオープナーは結局使わないので無駄な買い物だった。


 今回の分解掃除も,失敗していたら,しばらくの間落ち込んだことだろうなぁ。