きれいなきれい〈田添公基・田添明美のブログ〉

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水彩パレット復活中

2009年02月13日 21時15分18秒 | 日記・エッセイ・コラム

 ずーと,フォトショップとかイラストレータとかペインターなどの,パソコンの道具で絵を描いています。実際の絵の具を使う機会は,何年も皆無に近い状況です。

(去年の7月に油彩画を2枚描きかけたけど,あれもそのまま凍結してます)

 一昨日ふと思いついて,陶器の筆洗いに水を入れ,筆拭き用のハンドタオルを用意し,水彩画のパレットを開くと,かなりの絵の具がカチカチで,黒の絵の具などは開いた瞬間に転げ落ちてきました。パレットの地の金属のサビが浮いているや,粉っぽくなったものや,黒ずんでしまった色などがありました。
 せっかく,久しぶりに絵の具を使って,絵を描こうと思ったのにぃー。

 そこで,劣化した絵の具の上に脱脂綿を小さくカットし,水を含ませてふやかした後で除去することにしました。
 その後に,新しく買った絵の具をチューブから押し出して置き,乾燥させます。ただいま,その処理を少しずつしています。添付画面の下の段の左右端に濡らした脱脂綿が乗っています。現在10色ほどを新しくしました。
 このような金属に白いエナメルが塗ってあるパレットは,今でもあるのでしょうか? 近くのセゾン内の画材店にはプラスティックのものしかありませんでした。

 パレットの残りの絵の具を掃除するために使った筆も,毛が抜ける抜ける。筆も買い直さないとダメかもしれませんね。絵の具や筆と同様,私もかなり劣化しています。

Photo

 こちらのパレットは,ウインザー&ニュートン社の携帯用の固形水彩のパレット。開いたら,緑の絵の具が転がり落ちた……(>O<)。紫色も四隅が白くなっている。これもかなり買い換えないと,気持ちよく使えそうもないな。まぁ,ちょっと外食を控えれば買い換えられるナ……といっても,私はほとんど外食はしないので,少し気取っただけの無意味な独り言(^o^;)。

Photo_2

 


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
水彩絵の具とパレットというのは、そういうふうに... (LM)
2009-02-14 15:04:34
水彩絵の具とパレットというのは、そういうふうに乾燥させて使うもんなんでしょうか。
使う分だけ絞り出して、毎回、きれいに洗うもんかと、、、。

だって、絵の具の部屋に出したそれぞれの絵の具が、筆で絵の具をとるときに、別の絵の具で汚れたりしませんか?
(小学生レベルの疑問でした)
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LM さん,いつもコメントありがとうございます。 (陰丸)
2009-02-14 15:28:09
LM さん,いつもコメントありがとうございます。

水彩絵の具をパレットに固めるのは,技法書などから学びました。ネットにもその情報があります。

以下のアドレスの中に,

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
4.パレットと絵の具を合体する
 一番手っ取り早く荷物を減らせるのがこれ。
 パレットの絵の具置きの所に絵の具を搾り出し、乾燥させて固形化します。
 いわゆる固形水彩という絵の具と同じ状態です。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

の説明があります。

http://silver.zero.jp/wind-moon/lecture/index.html

混色は絵の具の上でなく,それぞれの色を濡らした筆で吸い上げてパレット上に並べてから,混合の具合を調整をします。

完成後にパレットの余りの絵の具を捨てることがないので,無駄がありません。ただし,最近の厚塗りのガッシュやアクリル系でなく,伝統的な水彩絵の具を薄く重ねる技法向きのやり方です。
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