きれいなきれい〈田添公基・田添明美のブログ〉

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私のイラストレーション史/南伸坊        田添明美

2019年08月12日 09時42分09秒 | 「いたずら」田添明美

懐かしく読了した。
後半に、漫画雑誌「ガロ」の事が書いてあった。
私が「ガロ」に出会ったのは、18〜19才の頃だった。
表紙は白土三平。
数年後「COM」が創刊。手塚治虫・石ノ森章太郎・永島慎二等が属し、
手塚の「火の鳥」の表紙を覚えている。しかし、直ぐ「COM」は廃刊になった。

安西水丸が「ガロ」に登場し、活躍した頃、「ガロ」が面白くなくなり買うのを止めた。
その後も本屋を覗き(まだ、続いている!)と感心していたが、買わなかった。
当家に残っている「ガロ」を探したら、1996年が1冊あった。
私が40代の頃迄、続いていたのだと、驚いた。

私が好きだった漫画家は、つげ義春・安部慎一。
突然現れ消えて行った、ペンネームを2つ(秋山しげのぶ/夏草しげのぶ)使った作品は。
細い線で速筆で巧みで暴力的で(おおーこれは、なんだー)とどきどきさせられた。
「ガロ」には、どきどきした。

電車の中吊り広告を、30代頃から見ていた。
そこから、イラストが徐々に消えて行った。

私は、イラストの黄金期に、青春が重なった幸せな時代を生きたと、実感する。
以下、抜粋。

・・・・・・・
当時は、すでに林静一さんも、佐々木マキさんもつげ義春さんも、
もう『ガロ』の現役ではなかった。
なんとか描いてほしかったけれども。



 


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (田添明美)
2019-08-14 07:28:53
私も、読む・買うが激減しています。
今度は、たまらぬように、即座に捨てています。
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Unknown (みっにー)
2019-08-13 23:03:12
二千冊とはスゴい数ですね。
さぞかし悲しかったでしょう。
でもあれから数十年経っているのでまた増えていませんか。
私は読むのも買うのも激減しています(^o^;)
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Unknown (田添明美)
2019-08-13 12:57:21
こちらは、改築時2千冊捨てました。
が、つげ義春・林静一の本は、数冊づつ残しました。

捨てた際、小学生か幼稚園生の時好きで、嫁入りの際に持参した絵本も捨てました。
1冊位、残しておけば良かったのにと、今思います。
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Unknown (みっにー)
2019-08-13 10:22:19
バックの本は今、持っている本ですね?
いつか古書に出した時も手元に置いてあったのですね。
家は改築した時にほとんど処分してしまいました。小さな本棚に入るだけしか残していません。一番古いのはみっきーさんにいただいた世界文学全集の詩集だと思います。

ガロ、懐かしい名前でした。
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