珈琲一杯分の話

2018年2月26日スタートのただのボヤキカフェです。
毒とユーモアを楽しんで頂ければ幸いでございます。

50代主婦の話

2019-07-16 | 日記
たまたま付けたテレビのワイドショーで、私も読んでいるタレントさんへのブログへの、酷い中傷記事が取り上げられていた。
そのタレントさんは最近病気で手術されたが、幸いその後の経過がよくて、いろいろなものが食べられるようになっていく様子が綴られていた。
私もスゴイなあ、よかったなあと、その前向きで一生懸命な行動力につくづく感心して愛読していた。

が、何をされたわけでもない、会ったことも関わったこともない彼女の、円満な家庭や幸せそうな報告や主張が癇に障って、
「笑っちゃう、調子に乗ってる様子がおかしくてしょうがないわw タヒね!!」
というような書き込みをした50代の主婦が警察から書類送検された。

「タヒね」とはネットの隠語で、漢字の部首をもじった「死ね」ということ。
法律家によると、死ねと書けば脅迫罪ともとれるが、ワタシは「タヒね」と書いただけ。それが何か?と法を逃げられる一つのやり方だそうである。

そうなんだろうなあ。
ただの文字遊びなんだろうなあ。
ちなみにこんな「タヒね」なんて、
「このブログを含む、S界隈のブログを見て好き勝手言って遊ぼうぜ~っていう掲示板」でもかるーく使われているもんね。

その50代の主婦も全く反省の色ナシで
「ああそうなんですか。書き込みしたって別に何百回としたわけじゃないですよ。10回かそこらですよ。
びっくりしましたよ。皆さん書いてるじゃないですか。
chなんてもっとスゴイこと言ってますよ?
こんなの脅迫罪になるんですか?
今から殺しにいくぞ、だったら脅迫でしょうけど、私東京の土地勘なんてないですから」
とキョトンと答えたそうである。

これは事実である。
彼女に何をされたわけでもない、会ったこともない赤の他人が
「グルメレポートですか?芸能人はいいご身分ですね。金ですぐいい手術ができて。
そろそろ死ぬんだから今のうち?」
「痩せた?何言ってるんだか?消えろデブ」
などと、面と向かってなら言うはずのないことを、自分が特定されないのをいいことにかるーく言い逃げしていく。
「病気になった時は可哀そうと思ったけど、その後の順調な回復ぶりが嘘っぽかった」
「皆がそこまでいうからそうなんだろうなと、嫌悪感がわいてきた」
なんてね。

そんなものはネットにあふれているし、私でさえ浴びるほど受け取っている。
「死ね」もブログに送られたことがあるよ。

ワイドショーのコメンテーターが
「中高生じゃなくていい歳した大人がこんな判断がつかないんですか?」
と呆気にとられていたが、そうですよ、いい歳したおっさんやおばちゃんが早朝から平日の昼間から夜中までやってますよ。
「怨念?ナイナイwww思ってることを書いてるだけー」と言ってますよ。

そしてこんなことがあると、今度は50代女性に「正義面した正義くん、正義ちゃんの書き込み」がドッと押し寄せる。
どれもこれも飽きるほど眺めた景色だけどね。

どうすればいいかって?
カチンコチンの頭に人に何言っても覚醒しないの知ってるでしょ?
自分で気づくまで無理、無理~(* ̄▽ ̄*)ノ"
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