先週の日曜日は
仕事で広島県府中市の斗升に行って来た。
福山と違い山間の斗升は一面”雪景色”だった。
お昼は”府中焼き”と決めていて、帰り道にある【山じゅう】に寄ってみた。
駐車場は広いが、お店は狭い!(かまぼこRockの心の叫び[以下:心])
鉄板の前に4つの椅子と4人かけのテーブルのみ
鉄板の前には、熊みたいな大男”山じゅう店主”がひとりのみ!(かなり強烈な男とみた[心])
”孤独のグルメ”のゴローさんみたいにメニューを見ようとすると”ない?”
店主に聞くと、あちらにあるよと、すこし離れた壁に小さなメニュー表が貼ってあった!
「豚玉そば・500円」安っしー
「豚玉うどん・500円」安っしー
各トッピング100円安っしー
[心]しょうがないから、「豚玉うどん+いか天」を注文
そうこうしていたら、若い夫婦が来店してきて、かまぼこRockの横に座りました。
すると夫の方が、店主に「ここは定休日がないいんですか?」
なんか「精魂尽きた時」と書いてありましたよ。
閉店時間は「心が折れるまで」とか?話だした。
(おそらくネットで調べたのだろう)
すると店主は、「お客さん、どこから来はったん?」と
夫「三次から来たんです。三次は大雪でしたよ。」
店主「わざわざ三次から、何しに来はったん?」
妻が「そこのパン屋さんまで」
店主「そのパン屋さん?ってそこの?えぇ?三次にはおいしいパン屋ないん?
セブンイレブンでもあるじゃろ」
妻「そこのパン屋さん有名なんでしょ?」
店主「おれの同級生の奥さんがやってるけど!わざわざ三次からね!」
夫「府中は雪が降らないんですか?」
店主「降らんよ!年に2・3回ぐらいかな?」
[心]「おいおい!さっき俺は雪国から来たぞ!あそこも府中でしょ?」と突っ込みを入れたくなった。
それから、三次には、なにこれの”お好み焼き屋さん”があるじゃろうとか
三次は”赤麺(辛麺)”で売り出しているけど、元祖は”府中焼き”だとか!
[心]それは、”正しい”加勢
昨年、三次にたびたび行っているので少しはわかる、府中のこともわかる、かまぼこRockである。
夫「豚玉の卵がないやつで注文できます?」
店主「いいよ!じゃ特性のものをと」へんな粉をふりかける!
夫「なんすか?パン粉ですか?」
店主「そう、ただのパン粉!」
夫「それと、チーズのトッピング」
店主「ごめん!買い物してないので、ないねん!」
[心]なんやそれ?
夫「府中焼きって、豚ミンチがはいるんでしょ?」
店主「豚ミンチって言っても、これってただの油でっせ!でもうちは、豚バラ肉を2枚のせるんよ。でもね豚ミンチがないとうまく焼けないのも確かなんよ」
妻がそのあいだに、あとから来たテーブル客にお水を配っていた。
店主「おおきに!それと皿洗い頼むわ!」
[心]なんやそれ?いじるりたおしてはる
きたきた、府中焼き
うまそう!
鉄板でヘラで食べる府中焼き最高!
夫「実は、ヘラで食べるの苦手で、箸でたべようかな?」
店主「府中の子は、3歳までに、ヘラで食べるよう練習して、幼稚園の卒園式には”特性のヘラ”を贈答されるんよ」と、とことんいじくりまわす。
店主「じゃ、右から切ってすくってたべると食べやすいんよ」とアドバイス、実際、切って手本を見せる。
かまぼこRockは、邪道じゃな、前からの半月切りか?
500円で最高の味だったぜよ。トークも最高だったぜよ!
店主が客の妻に「そうそう!うちのは”練りからし”があうんよ」
[心]早く言ってよ!もう食べおわったじゃん
”心が折れるときまで”
”精魂尽きるまで”
とか
ここの店主に、そんなもんがあるのか?と思いながら
府中焼き【山じゅう】を後にする、かまぼこRockであった。
(そうか?今度は、そこのパン屋に行かなっくちゃ!)