今日は12月31日。昨日の〝小晦日(こつごもり)〟に対して、〝大晦日(おおつごもり)〟といいます。また、字は同じでも「おおみそか」と読んだり、おおみそかと読んでも「大三十日」と書いたり、他に「大歳(おおとし)」や「除日(じょじつ)」も同じ意味の季語になります。
そもそも〝晦日(みそか)〟というのは月の末日のことです。だから毎月あるわけで、それが一年の締めくくりの末日ということで「大」が付いたのです。
この「晦」という字は、一字でも〝つごもり〟と読みますが、これは〝ツキゴモリ(月隠)〟を約したもの。もともとこの字は〝暗い〟の意味で、月の出ない闇夜を表していますので、陰暦の各月の最終日ということになるんですよ。
大年にかぎつて雪の降りにけり 小林一茶
今年の大晦日はまさにこの通りでしたが、皆さまの所は如何でしたか?南国を除いて、概ね降ったところが多いのでは…。
こちらでは天気予報通り、朝起きたら真っ白!滅多に降らない雪が珍しいので、雪国の方には申し訳ないのですが、気分は悪くないです。この白銀の世界に日が燦々と降り注いでくれれば申し分ないのにと…その思いが通じたのでしょうか。身を切られるように冷たい風は吹いていましたが、その太陽につられて今年最後の洗濯をして干しました。これで今年の仕事は終わったかな?いやいや、まだ残っているものがありました。お正月のお花を生けなくっちゃ…ああ、そうそう屠蘇(とそ)の用意もしておかなくては…
この〝屠蘇〟、毎年買い忘れて大晦日に買いに行くと、殆どどこにもなくて慌てることが多いんです。これは子供の頃からの習慣で、屠蘇のない正月なんて私には考えられない。だから、これがない年は父や母にとても申し訳ないような気がして…1年のよいスタートがきれないんです。
今年は28日の夜に気がついて、29日にドラッグストアへ買いに行きました。ところが、一軒目…昨日まではあったんですがねえ…と。二軒目、売り切れました…と。ヤバい!何とかして探さなくちゃと、個人経営の薬局でやっと見つけました。ホッ!とです。
この〝屠蘇〟は新年の季語になりますので、これについては新年になってから書きましょうか。
さて、いよいよあと9時間余りで、コロナに振り回された激動の令和2年が幕を閉じ、新しい令和3年が明けます。さあ、どんな一年が待ち構えていることでしょうか。ヒヤヒヤですが…
せめて気持だけでも皆さまに、来年はコロナではなく、何らかの「福」が来ますようにと心から願って、「福」を使ったことわざを集めてみましたので、これを心の糧に…。頑張りましょう!
笑う門には福来たる
禍(わざわい)を転じて福となす
禍福(かふく)はあざなえる縄のごとし
余り物(残り物)には福がある
禍福(かふく)門なしただ人の招く所
福は内、鬼は外
まだありますか?あれば教えて下さいね。
では一年間いろいろと有り難うございました。来年もよろしくお願いします。私はこれから最後の仕上げにかかりますので…これにて失礼!どうぞ皆さまよいお年を‼