神名火だより

出雲地方・宍道湖周辺で撮影した四季折々の写真です。
時々、自作パソコンの話題もあります。

斐川の麦秋

2012年05月15日 13時17分35秒 | 日記

 5月連休を過ぎる頃、田植えが終わった水田の脇に収穫を待つ麦が黄色く色づき始めます。「麦秋」です。斐川町で栽培されている麦は二条大麦、ビールの原料になります。

 減反で米が作れない田んぼに秋になると麦が植えられ、冬を越して春になると青々とした葉が一気に茂り、今の「麦秋」の季節を迎えます。

 春の斐川町は風が強いです。麦の穂の先が風にふかれて麦の海原に黄金の波を作ります。5月12日(土)午後7時頃、求院(ぐい)の日没直前の風景です。


Nikon Ai AF-S Zoom Nikkor ED 28-70mm F2.8D(IF)
 逆光で麦の穂がキラキラ光るはずですが。静止画では難しいかな。

 次は13日(日)出雲空港の近く、沖洲(おきす)の麦畑。午後4時頃です。ちょっと青いです。残念ながら、風が弱いです。麦の穂のキラキラ感は出ていますが、色的には「麦秋」というより初夏の感じ。




 昨年の夏、8月の同じ場所です。ここにはヒマワリが栽培されていました。ひまわり祭りの風景。日差しがきついですね。

Nikon Ai AF Zoom Nikkor ED 80-200mm F2.8D

 最後に昨日の富村(とびむら)の風景。午後1時頃。曇り空で色彩がはっきりしません。後ろに見えるのは仏経山、すなわち神名火山です。収穫直前でしょうか



Nikon Ai AF Zoom-Nikkor ED 18-35mm F3.5-4.5D (IF)
 場所を変え、レンズを変え、時間を変えてみましたが、似たり寄ったり。ビールのテレビコマーシャルのように大平原の黄金の波打つ麦畑は難しいようです。でも、この麦は美味いビールになります。