今回は妻の専属運転手、お抱えカメラマンとしてプリザーブドフラワーの展示会に行ってみました。この展示会は業者、教室主催者限定の展示会で、一般の人は入れませんでした。
私に下された指令は、すべての花のアレンジを撮影すること。アレンジメントの参考にするそうです。この花々の製作者はこの道のプロの人たちです。
展示会の会場は白熱電球、蛍光灯、水銀灯、様々な光源でなかなか難しい撮影でした。ストロボも持参しましたが、ワンカット写してみて、雰囲気ある照明を壊してしまうのでやめました。バウンス撮影も試みましたが、天井が高すぎて上手くできません。したがって、カメラのISO感度を6400程度に上げて、明るいレンズで撮影しています。朝から昼食を挟んで午後までシャッター数は950コマ。腕は疲れるし、目はかすみ、頭痛、筋肉痛。苦行の撮影でした。
メモリー容量の関係で今回はJPEG形式で記録しています。撮影後にトリミング、色温度変換、レタッチをしていますが、調節がとっても難しいです。調節できる範囲がわずかです。少しでも無理をすると色合いが破綻します。やはりRAW形式撮影が後々とっても便利です。
普段の「神名火だより」の色合いとは違って、ほんわかとしています。
Nikon Df + Nikon Ai AF-S Zoom Nikkor ED 28-70mm F2.8D(IF)
プリザーブドフラワーとは、生花を化学的に脱色して、染料で着色したものです。したがって、自然界には存在しない色合いの花になります。青い薔薇とか。枯れることはありませんので、保存状態が良ければ半永久的に飾っておけます。
私には場違いなところでした。綺麗に撮れてるねと褒められたのが唯一の救い。内心はもっと上手く撮れたような気がします。特に色温度とわずかなブレ。来年への課題です。