おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です
黄帝内経素問 宣明五氣篇 第二十三
第三節
五藏化液、心爲汗、肺爲涕、肝爲涙、脾爲涎、腎爲唾。是謂五液。
五味所禁、辛走氣。氣病無多食辛。鹹走血。血病無多食鹹。苦走骨。骨病無多食苦。甘走肉。肉病無多食甘。酸走筋。筋病無多食酸。是謂五禁。無令多食。
五病所發、陰病發於骨、陽病發於血。陰病發於肉、陽病發於冬、陰病發於夏。是謂五發。
語句の意味 3-3
鍼灸医学大系の(語句の解)より
五病の發する所は・・・・
本項の文章は頗る瞬(曖)昧であり、何をいわんとしているのか明確でない。五病の発する所といっているが、五病とは何の意味か。本篇第一節に於て五病について説述しているが、それとこれといかなる関係にあるのか不明である。そして次の文章を見ると、陰病が骨と肉より発し、陽病が血より発することを述べ、次には陽病は冬に発し、陰病は夏に発することを述べているが、春と秋とには病気の発することはないのか。全く不明である。王冰は「骨肉は陰にして静なり。故に陽気之に従う。血脈は陽にして動く。故に陰気之に乗ず。夏は陽気盛なり。故に陰病は夏に発す。冬は陰気盛なり。故に陽病は冬に発す。各々其の少きに随うなり」とあるも、あまり明確な解説ではない。従って本文をこのまま日本語に訳しても何のことかとりとめもない。
陽病=実証、熱証の総称、または三陽経の病のこと。新・東洋医学辞書ソフト
陽病=三陽経の病。
<素問太陰陽明論>「陽病は上行極まりて下る。」
<金匱臓腑経絡先後病>「問曰く、陽病十八とは何のいいぞや。師の曰く、頭痛、項、腰、脊、臂、脚掣痛をいうなり。」
②心の病。<霊枢九鍼論>「陽病は血に発す。」
③肝の病。<霊枢九鍼論>「陽病は冬に発す。」
④実証・熱証の総称。
⑤病因の刺激に対して積極的な反応をあらわすもの。
⑥陽盛んにして、熱気が表に発するもの。
⑦悪寒して発熱するもの。
陽病發於冬
冬であれば寒証の悪寒や悪風といった寒気(さむけ)が多くなる。
陰病=三陰経の病の総称、または身体内部の臓腑に属する新陳代謝が低下した病証、虚証・寒証の総称。新・東洋医学辞書ソフト
陰病=①三陰経の病をさす。
②一般の虚証、寒証の総称。
③内部臓腑に属する病証。<金匱要略>参照
陰病發於夏
夏であれば熱証の口渇やほてりといった温病(うんびょう)が多いと思う、石膏(薬性・辛寒)の入った処方を用いることがある。
お客様に、熱い時期でない時に石膏の入った処方を試しに服用してもらったところ、ガタガタ震えたことがあった、返品してもらってもよいといいましたが本人は夏の暑い時に服用してみるといっていました。
五發=病を発する部位と時のこと。新・東洋医学辞書ソフト
五発=五臓の病が発する時と所をいう。
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