おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です
黄帝内経素問 宣明五氣篇 第二十三
第四節
五邪所亂、邪入於陽則狂。邪入於陰則痹。搏陽則爲巓疾。搏陰則爲瘖。陽入之陰則靜。陰出之陽則怒。是謂五亂。
五邪所見、春得秋脈、夏得冬脈、長夏得春脈、秋得夏脈、冬得長夏脈。病善怒不治。是謂五邪。皆同命死不治。
五藏所藏、心藏、肺蔵魄、肝藏魂、脾藏意、腎藏志、是謂五藏所藏。
語句の意味1-2
五邪=五臓の病邪の総称、または中風・傷暑・飲食労倦・傷寒・中湿などの五種の邪気をいう。新・東洋医学辞書
五邪=五種の病邪の合称。
①虚邪・実邪・賊邪・微邪・正邪の五種をいう。<難経五十難>
②風・寒・湿・霧・食の五種の病邪をいう。<金匱臓腑経絡先後病>
③中風・傷暑・飲食労倦・傷寒・中湿をいう。<難経四十九難>
④五臓の病邪の合称。<霊枢五邪篇>参照。
⑤廱邪・大邪・小邪・熱邪・寒邪のこと。<霊枢刺節真邪篇>
亂=乱・亂は旧字。ラン。ミダれる。順序がばらばらになる。そろわないこと。散らばる。混乱する。まよう。みだらなこと。むほんをする。あばれる。ミダす。乱れるようにする。順序をめちゃくちゃにする。破る。規律をなくす。散らす。ミダれ。順序がないこと。規律がないこと。混乱していること。音楽の最後の一節。
陽=③人体の陽脈および六腑をいう。
<素問金匱真言論>「胆胃大腸小腸膀胱三焦の六府は皆陽たり。」
狂=陰其の陽に勝たざるときは則ち脈流薄疾し、并するときは乃ち狂す。
陰=②人体の内側及び五臓のこと。
<素問金匱真言論>「肝心脾肺腎の五藏は皆陰たり。」
痹=病名。
①広くは邪気が肢体、経絡、臓腑に滞ることによりおこる多種の疾病をいう。略。
②風寒湿邪が肢体経路を犯し、肢節疼痛・麻木・屈伸不利の病証をおこすことをさす。
<金匱中風歴節病>「夫れ風の病たる當に半身不遂すべし、或は但臂遂げざる者は此を痹となす。」<証治彙補>参照。
③病理名。閉塞して通じないこと。
搏=①侵害・搏撃・損傷の意味。
<素問宣明五気篇>「陽を搏つときは則ち巓疾となる。」
<温病条弁>「肺は燥気の搏つ所と為す。水道通調する能わず、故に寒飲して咳するなり。」
②交合・結合の意味<霊枢決気>「両神相搏り合して形を成す。」
③留滞・附着の意味。<儒門事親>「諸風寒の邪、結して皮膚の間に搏く。」
④脈搏の弾力をさす。<脈経>「胃の脈、搏つこと堅にして長。」
巓疾=てんかん発作。新・東洋医学辞書ソフト
巓疾=巓とは頭頂のこと。巓疾とは一般的に頭部の疾病をさすが、多くは各種の頭痛をいう。頭は諸陽の会する所で、臓腑の血気は皆頭部に会する。六淫の外感、臓腑の内傷は巓疾を生ずる因となる。
瘖=いん・やまいだれに音。①おし。声が出ないこと。②痛みがはげしい。
漢方用語大辞典、明解漢和辞典
ゴールド三養茶は発芽ハトムギを主成分として、特殊製法でエキスを抽出顆粒にした理想的な健康飲料です。
簡単にお湯にとけますので、ご家族の健康食として手軽にお飲みいただけます。
ハトムギの成分を十五倍に濃縮した、ゴールド三養茶をお好みの濃さに合わせて美味しくお召し上がり下さい。
250g 8,400円
500g 15,750円