昌栄薬品の宮原 規美雄です
昨日は太りすぎ、飲食のし過ぎが病気の元と言いました。
では痩せているのに病気になる、どういうわけでしょうか。
先日記載した、胃と脾との関係ですが胃の作用は消化、脾の作用は栄養を送る(中医学では運化といいます、運化とは脾の主要機能の1つ。運は搬送、化は変化の意味・新・東洋医学辞書13)
脾主肌肉=ひはきにくをつかさどるとあります。
肌肉の栄養は脾の運化、吸収によって得られます。
脾が正常に働き、栄養分が充足していれば、肌肉は豊満する、故に「脾は、肌肉を主る」といわれる。たとえば、脾に病があれば消化吸収の作用に障害が生じて、次第に消痩してくる。漢方用語大辞典
脾主運化=ひはうんかをつかさどる。脾の主要な機能の一つ。運化とは二つのことがらを包括している。
一つは精微(飲食物を消化吸収して得られるところの最も純粋で質の優れた成分をさす)を運化し、飲食中より栄養物質を吸収し、五臓六腑の各器官組織に輸布すること。
一つは水湿を運化し、体内水液の運搬と排泄を促進し、肺・腎・膀胱などの臓腑と協力して水液代謝の平衡を維持すること。漢方用語大辞典
脾が弱ると、湿を生じ、喘息や中耳炎といった、肺・鼻・皮毛・大腸と腎臓・膀胱・耳・骨髄に異常をきたします。
さらに、
脾惡湿=脾悪湿・ひはしつをにくむといって。
重複しますが、脾は水湿の運化を主ります。
湿が盛んであれば脾陽(ひよう・運化の過程での熱エネルギー)を傷りやすく、健運(養分や水分を全身に送る脾胃の正常な働き)に影響して軟便・下利・過糞症を発生し、手足が動かしにくくなるなどの症状をあらわすところから、脾は湿を悪むの説がある。<素問宣明五気篇>参照 漢方用語大辞典
脾の弱い人は、水湿、水分や湿気が脾に影響し、肺のグループ・腎のグループに及び中耳炎・喘息となります、脾が弱い人の処方は補剤といって、体力を補うことを目的とし病邪を直接のぞく目的でない薬(新・東洋医学辞書13)を用いてそれぞれの症状を治します。
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