昌栄薬品の宮原 規美雄です
腎主生殖=腎気が生殖能力を扶養することを表しています。
腎は、生殖をつかさどる。新・東洋医学辞書13
腎主生殖=じんはせいしょくをつかさどる。
腎は精を蔵する臓器(腎蔵精=じんはせいをぞうす・は次回掲載予定です。)で、生長、発育および生殖に重要な作用があります。
男女の生殖器の発育成熟およびその生殖能力は腎気(腎の本蔵の精気・腎が蔵する精、とくに生殖能力・生殖器官の発育成熟をつかさどる精気。)の充実によっています。
古代から女子は14歳前後で月経が始まり、男子は16歳前後で精気が充満し、精を排出することが認められ、生殖機能は成熟し始め、男女は生殖機能の成熟な時に交合することによって生育します。
下記に古典の「こうていだいけいそもん・じょうこてんしんろんへんだいいち」に、女子の14歳と男子の16歳の過程が記されています。
女子は49歳、男子は64歳前後で腎気の衰微によって年老いてくるばかりでなく、女子は更年期閉経、男子は精が少なくなり体が衰え、生殖能力がしだいに喪失するようになります。このことが下記にあります。
女子は7の倍数で、男子は8の倍数で体の変化を見ることが出来ます。
精気の生成、貯蔵と排泄は腎によっているので「腎は生殖を主る」といわれています。
漢方用語大辞典
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平成22年の
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