昌栄薬品です
認知症予防(軽度認知障害予防)-6
・・・方剤解説③・・・
※認知症患者の緊張・興奮を抑える漢方薬
2) クラシエ薬品温清飲
組成
黄連・味は苦く寒といって冷やす作用がある血剤
黄芩・味は苦く寒といって冷やす作用がある血剤
黄柏・味は苦く寒といって冷やす作用がある血剤
山梔子・味は苦く寒といって冷やす作用がある血剤
芍薬・味は苦く平という薬性の水剤・血や瘀血を動かすには水剤が必要な為に処方されます
地黄・味は甘く寒といって冷やす作用がある血剤
当帰・味は甘く温める作用のある血剤
川芎・味はぴり辛く温める作用のある血剤
日中医薬研究会会員作製レーダーグラフのデータより
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気剤 |
血剤 |
水剤 |
脾胃剤 |
温剤 |
寒剤 |
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証の数 |
0 |
7 |
1 |
0 |
3 |
-10 |
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百分率 |
0.0% |
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87.5% |
12.5% |
0.0% |
23.1% |
76.9% |
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温剤といって温める作用のある生薬が23.1%
寒剤といって冷やす作用のある生薬が76.9%
冷やす作用のある処方であることがわかります。
【効能】
体力中等度で、皮膚はかさかさして色つやが悪く、のぼせるものの次の諸症:月経不順、月経困難、血の道症、更年期障害、神経症、湿疹・皮膚炎
注)血の道症とは、月経、妊娠、出産、産後、更年期など女性のホルモンの変動に伴って現れる精神不安やいらだちなどの精神神経症状および身体症状を指します。
【解説】
温清飲は、四物湯と黄連解毒湯の合方で、四物湯の温で血行をよくし、黄連解毒湯の清で血熱をさますとの意味で温清飲と名づけられました。
四物湯は、血を生じ、枯燥(皮膚が光沢を失いカサカサになること)を潤し、心腎肝の機能を盛んにし、黄連、黄芩、黄柏、山梔子よりなる黄連解毒湯は皆苦寒剤で、炎症充血、精神不安、煩燥、のぼせなどの熱を去ります。
従って、温清飲は皮膚病が長引き、津液が枯れ、皮膚も枯燥したものに用いる。また子宮出血が長引いたり、月経過多など婦人科疾患、更年期障害、神経症にも用いる。
温清飲は、いらいら、易興奮性の強い認知症に使用されますが、なかでものぼせ、ほてりが強い、または、暴言・暴力などの攻撃的な症状を呈する認知症に使われます。
【適応病名】
高血圧症、ベーチェット症候群、神経症、にきび、皮膚炎、じんま疹、湿疹、肝障害、血尿、子宮出血、痔、血の道症
価格
30日分 90包10,260円
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本体価格
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分包品1包1g入り
60包3,500 円
240包10,000円
1包60円