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産經新聞 平成27年12月18日 生活面の記事です
筋トレで認知機能を改善
筋力トレーニングで認知症を予防する。そんな試みが注目を集めている。太股(ふともも)や腕などを動かすことで、筋肉と脳を結ぶ神経回路が刺激され、脳細胞を活性化できるという。
医療現場で治療に取り入れるケースも増えており、家庭で挑戦することも可能だ。(玉崎栄次、写真も)
「物忘れ減った」
認知症専門診療所「オリーブクリニックお茶の水」(東京都文京区)は、認知機能の改善に筋トレを取り入れている。
「太股の内側に意識を集中してください」。
14日午後、診療所内のデイケアルームに高齢の男女約20人が集まった。いすに座り、インストラクターのかけ声に合わせて右足をゆっくりと上げていく。
太股の筋肉を動かし、脳を刺激するトレーニングだ。
参加した男性(73)=荒川区=は物忘れがひどくなり、主治医の紹介で約1年前から同診療所が実施する筋トレに週1回通っている。
「筋トレを始めてから物忘れが減っている。激しい運動ではないので、私の年齢でも続けられる」
認知機能をチェック
同診療所で筋トレを指導するのは、第24代ミスター神奈川ボディビルチャンピオンの本山輝幸氏(52)。
厚生労働省の認知症予防プロジェクトメンバーとして、筋トレが脳の認知機能向上に与える役割を研究した経歴をもつ。
人が筋肉を酷使したときに痛みやだるさを感じるのは、筋肉からの電気信号が神経回路を通じて脳へ送られ、その信号を脳が「痛み」などとして認知しているためだ。
この仕組みを活用して、認知機能の衰えを確かめる運動=図①=がある。
この姿勢を10秒間維持すると、認知機能に問題がなければ、太股の筋肉が悲鳴を上げ強い痛みを感じる。
しかし、認知症が進行しているとほとんど痛みを感じなくなるのだという。
認知症予備軍の経度認知障害(MCI)の場合も、軽い痛みしか感じられないという。
山本氏は「感覚神経の伝達が悪いと痛みを感じなくなる」と説明する。
筋肉に意識集中を
認知機能を改善する筋トレ=図②=は家庭でも可能だ。
回数に比例して効果が表れるわけではないので、行う頻度は週1回が適切。
認知症専門医に相談した上で、無理をしない範囲で行うことが重要になる。
本山氏によると、筋トレのポイントは、動かす筋肉に意識を集中すること。
そうすれば、脳へ送られる電気信号の量が増え、より強く筋力が働いて脳が感じる痛みも増すという。
「正しく筋トレをつづけると感覚神経の伝達能力が高まり、認知機能が改善される。日常生活でも、階段を上る際に、太股の筋肉などに意識を集中させることで効果が期待できる」
本山氏の著書「ボケたくないなら筋トレをやりなさい」(中経出版)では体の部位ごとに40種類以上のトレーニング方法を紹介している。
オリーブクリニックお茶の水を運営する医療法人社団創知会の理事長で、東京医科歯科大脳統合機能研究センター認知症研究部門の朝田隆特任教授は「認知症に対する筋トレの効果は十分な医学的根拠があるわけではない。
しかし、実際に筋トレにより認知機能が改善した例は多く、有効と考えられる」と指摘している。
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以前、近所のお客様が、義母が梅玄米酢を飲むようになったらボケが改善され、元気になり困ったようなニュアンスで話されました(嫁姑の問題)。
足は第二の心臓と言われます、足は腎・膀胱・耳・骨髄という老化に関わる臓腑と関係があります。
軽度認知障害予防に使われる漢方処方は筋肉に作用したり、腎蔵・膀胱・骨・耳に作用したりするものがあり、心臓を守る生薬も配合されている処方もあります。
ゴールド三養茶は発芽ハトムギを主成分として、特殊製法でエキスを抽出顆粒にした理想的な健康飲料です。
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