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陰陽別論篇 第七 第二節 語句の意味

2010-07-27 09:28:18 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

黄帝内経素問 2 陰陽別論篇 第七

第二節

 脈有陰陽。知陽者知陰、知陰者知陽。凡陽有五、五五二十五陽。所謂陰者眞藏也。見則爲敗。敗必死也。所謂陽者胃脘之陽也。別於陽者知病處也。別於陰者知死生之期。三陽在頭、三陰在手。所謂一也。別於陽者知病忌時、別於陰者(知)死生之期。謹熟陰陽、無與衆謀。


語句の意味

五陽=五藏の陽気

二十五陽=

心肝脾肺腎の脈中には、皆冲和的な陽脈がある。例えば肝の微弦の如き、心の微鈎の如きである。又五藏の脈は四時に応じて夫々一脈を形成するものであるから、それを総括すれば五五二十五陽あることになる。鍼灸医学大系


五時
(春・夏・長夏・秋・冬)ごとに各おのの五蔵の正常な脈象があることを指す。高士宗の説「肝脈は春、心脈は夏、脾脉は長夏、肺脉は秋、腎脉は冬に各おの対応している。春には肝・心・脾・肺・腎の脈にみな微弦の脈が含まれる。夏には微鈎の胃脈、長夏には微緩の胃脈、秋には微毛の胃脈、冬には微石の胃脈が各おの含まれる。これが五五二十五陽である」。東洋学術出版社 黄帝内経素問


玉機真蔵論篇第十節に『病五変有り、五五二十五変』とある。


真蔵=張景岳の説「陰とは、陽のないことをいう。陽がないとは、陽明の胃気がなく、本蔵の陰脈だけが独り現われていることである。たとえば単に弦あるいは単に鈎といった類は、真蔵
()であって、胃気が敗れているので、必ず死ぬのである」。東洋学術出版社黄帝内経素問


眞藏=
其の蔵器の気がいっぱいに充実していて他の気の入りこむような空隙のないことで、肺は肺気だけで充満し、肝は肝気だけで充満している蔵の謂である。鍼灸医学大系

見=現われる

敗=こわれること。滅びる。

胃脘=胃の内腔

陽を別つ=陽脈の大小動静等を診して、其の状態を審らかにすることで、それによって病がどの經にあるかということを知ることができるということである。

陽の脈は人迎に於て、陰の脈は寸口に於て診するのである。鍼灸医学大系


頭為諸陽会=あたまはしょようのえとなす。太陽、陽明、少陽の経脈は皆頭部にあつまっているということ。漢方用語大辞典


三陽は頭に在り=「頭」とは人迎をさす。人迎を診察することによって、三陽
経の虚実を知ることができる。張景岳の説「陽明の動脈を人迎という。のどぼとけの両傍一寸五部にある。そこで『三陽は頭に在り』といわれるのである」。東洋学術出版社黄帝内経素問


三陰は手に在り=「手」とは寸口を指す。寸口を診察することによって、三陰経の虚実を知ることができる。張景岳の説「五蔵別論篇に『五味は口より入って胃に蔵され、五蔵の気を養う』といい、また『変化は気口に現われる』、『気口もまた太陰である』という。そこで『三陰は手にあり』といわれるのである」。東洋学術出版社黄帝内経素問


気口=寸口


忌時=

「病の忌時を知る」とは「病の出る時期を知ることができる」という意味で、現在は発病していない病気までも予知出来ることを意味するものであり、また爾後の經過を予測する意味でもある。鍼灸医学大系

 

 

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陰陽別論篇 第七 第二節

2010-07-26 09:21:13 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

 

柴崎保三著鍼灸医学大系黄帝内経素問 2 陰陽別論篇 第七

 

第二節

原文

 脈有陰陽。知陽者知陰、知陰者知陽。凡陽有五、五五二十五陽。所謂陰者眞藏也。見則爲敗。敗必死也。所謂陽者胃脘之陽也。別於陽者知病處也。別於陰者知死生之期。三陽在頭、三陰在手。所謂一也。別於陽者知病忌時、別於陰者()死生之期。謹熟陰陽、無與衆謀。 カッコ内の知が落ちている。

 

訓読

脈に陰陽有り。陽を知る者は陰を知り、陰を知る者は陽を知る。凡そ陽に五有り、五五二十五陽。所謂る陰とは眞藏なり。見(あら)われるときは則ち敗を爲す。敗すれば必ず死するなり。所謂陽は胃(いかん・かんは肉月・月へんに完)の陽なり。陽を別(わか)つ者は病處を知るなり。陰を別つ者は死生の期を知る。

三陽は頭にあり、三陰は手に在り、所謂一なり。陽を別つものは病の忌時を知り、陰を別つものは死生の期を知る。謹んで陰陽に熟すれば、衆と謀ることなし。

 

東洋学術出版社 陰陽別論

 脈有陰陽。知陽者知陰、知陰者知陽。凡陽有五、五五二十五陽。所謂陰者、真蔵也。見則為敗。敗必死也。所謂陽者、胃脘之陽也。別於陽者、知病処也。別於陰者、知死生之期。三陽在頭、三陰在手。所謂一也。別於陽者、知病忌時。別於陰者、知死生之期。謹熟陰陽、無与衆謀。

 

脈に陰陽あり。陽を知る者は陰を知り、陰を知る者は陽を知る。凡(すべ)て陽に五ありて、五五二十五陽なり。いわゆる陰なる者は、真蔵なり。見(あら)われるれば則ち敗らるるとなす。敗らるれば必ず死するなり。いわゆる陽なる者は、胃脘の陽なり。陽を別かたば、病の処を知るなり。陰を別かたば、死生の期を知るなり。三陽は頭に在り、三陰は手に在り。いわゆる一なり。陽を別かたば、病の忌む時を知る。陰を別かたば、死生の期を知る。謹しみて陰陽に熟して、衆とともに謀ることなかれ。


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『二つの型の神経痛』 吉益東洞(よしますとうどう1702-1773)という人

2010-07-25 08:12:48 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

 

『二つの型の神経痛』

 

吉益東洞(よしますとうどう1702-1773)という人

 

 ひとくちに、神経痛、リウマチといっても、わが国には二つのちがったタイプがみられます。江戸時代の中期に、一人のお医者さんが京都へやってきました。

ところが、この地方には指やヒジが曲がったまま伸びないで、しかも下痢や疼痛をともなうという難病がありました。従来の漢方医がサジを投げていたやっかいな病気です。

 その病を、このお医者さんが調合した薬がピタリと治したのだから、世間はアッと驚きました。

 そのお医者さんこそ、わが国の漢方を確立した吉益東洞という人です。

 日本型にピタリ

 京都は、盆地特有の多湿地帯のため、あまり体が丈夫でない人は、水分の代謝がうまくいかず、神経痛やリウマチにかかりやすいというところです。

 吉益東洞のえらさは、こうした純日本的風土から生まれる病にピッタリ合った処方を発明したところにあるといえましょう。

 それが、今日神経痛、リウマチに効果をあげている桂枝加苓朮附湯(けいしかりょうじゅつぶとう:桂枝・芍薬・大棗・生姜・朮・茯苓各4.0;甘草2.0;附子0.5(適宜増量))なのです。

 皮膚かわく万国型

 純日本型の神経痛、リウマチは、あぶら手の人、汗かきの人に多く、もう一方のタイプは手や皮膚はカラッとした人に見られる万国共通型です。こちらの方には古来、薏苡仁湯(よくいにんとう・よくはくさかんむりに意:よく苡仁10.0;当帰・麻黄・朮各4.0;芍薬・桂枝各3.0;甘草2.0)という処方があります。

 そもそも、神経痛やリウマチは、体の水分調節異常からおこるものなのです。

 こたえるそこ冷え

 湿気の多い地方、あるいはそこ冷えのするシーズンは、冷えのぼせの傾向がある人にはいちばんこたえます。水分の発散が、もっぱら皮膚表面にばかり片よってしまって、体温がうばわれ、体の節々の痛みとなって現われるのです。

 カネボウ漢方資料 監修 薬学博士 渡辺武

 

神経痛、リウマチと漢方

防風通聖散、葛根湯、五苓散、桂枝茯苓丸、薏苡仁湯、桂枝加苓朮附湯、八味丸、ヨクイニン、越婢加朮湯、温経湯、麻杏苡甘湯、五積散、疎経活血湯、独活寄生丸等が有ります。

 

なぜ夏に、冷えで起こる神経痛の話題を取り上げたのかといえば、それは夏の水分の取りすぎが秋~冬になり結果として現われるからなのです、また春の花粉症にも影響を与えることもあるのです。

 

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ゴールド三養茶は発芽ハトムギを主成分として、特殊製法でエキスを抽出顆粒にした理想的な健康飲料です。

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本体価格

250g 8,000円

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陰陽別論篇 第七 第一節 訳

2010-07-24 09:18:10 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

黄帝内経素問 2 陰陽別論篇 第七


第一節


 黄帝問曰。人有四經十二從、何謂。


 岐伯對曰。四經應四時、十二從應十二月、十二月應十二脈。


 黄帝が申されました。「人に四經十二従が有るという、どの様な事であろうか」。

 
 岐伯がお答えして申しました。

「四経は、四時、つまり春・夏・秋・冬の四季に応じ、春は肝、夏は心、秋は肺、冬は腎の四つの経脈のことであり、十二従とは十二経脈つまり気血をめぐらせる経路のことであります。

一年を干支で区分けし、春には寅・卯・辰[を北斗が指す]月、夏には巳・午・未[を北斗が指す]月、秋には申・酉・戌[を北斗が指す]月、冬には亥・子・丑[を北斗が指す]月というように、十二月に当てはめます、この十二ヶ月は人の三陰三陽の十二経脈にも当てはめることが出来るのであります」。


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陰陽別論篇 第七 第一節 語句の意味

2010-07-23 09:21:25 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

黄帝内経素問 2 陰陽別論篇 第七

 

第一節

黄帝問曰。人有四經十二從、何謂。

岐伯對曰。四經應四時、十二從應十二月、十二月應十二脈。

 

語句の意味

 

経=十二経脈(気血をめぐらせる経路)のこと。

四經=四季の平脈をさす。すなわち春(肝)は弦、夏()洪、秋()浮、冬()は沈脈のこと。

四時=春・夏・秋・冬の四季

十二従=手の三陽三陰、足の三陽三陰の気は、手の太陰より順行して足の厥陰に至ること。

漢方用語大辞典

 

東洋学術出版社陰陽別論

十二従=手足の三陰三陽の十二経脈を指す。手の太陰より起こり足の厥陰まで順行し、十二の月に対応する。王冰の説「従とは、天の気が十二辰の分野を順行するため、十二の月に対応していることをいう。十二の月とは、春には寅・卯・辰[を北斗が指す]月、夏には巳・午・未[を北斗が指す]月、秋には申・酉・戌[を北斗が指す]月、冬には亥・子・丑[を北斗が指す]月のことをいう」。

十二月は十二脈に応ず=二種類の説がある。

その一、馬蒔の説「春は肝と胆、夏は心と小腸、秋は肺と大腸、冬は腎と膀胱が対応している。さらに辰・戌・丑・未の月は四経を合わせて脾と胃に兼ね対応している」。

その二、張志聡の説「手太陰は正月の寅、手の陽明は二月の卯、足の陽明は三月の辰、足の太陰は四月の巳、手の少陰は五月の午、手の太陽は六月の未、足の太陽は七月の申、足の少陰は八月の酉、手の厥陰は九月の戌、手の少陽は十月の亥、足の少陽は十一月の子、足の厥陰は十二月の丑に対応する」。


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