おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です
黄帝内経素問 2 陰陽別論篇 第七
第二節
脈有陰陽。知陽者知陰、知陰者知陽。凡陽有五、五五二十五陽。所謂陰者眞藏也。見則爲敗。敗必死也。所謂陽者胃脘之陽也。別於陽者知病處也。別於陰者知死生之期。三陽在頭、三陰在手。所謂一也。別於陽者知病忌時、別於陰者(知)死生之期。謹熟陰陽、無與衆謀。
語句の意味
五陽=五藏の陽気
二十五陽=
心肝脾肺腎の脈中には、皆冲和的な陽脈がある。例えば肝の微弦の如き、心の微鈎の如きである。又五藏の脈は四時に応じて夫々一脈を形成するものであるから、それを総括すれば五五二十五陽あることになる。鍼灸医学大系
五時(春・夏・長夏・秋・冬)ごとに各おのの五蔵の正常な脈象があることを指す。高士宗の説「肝脈は春、心脈は夏、脾脉は長夏、肺脉は秋、腎脉は冬に各おの対応している。春には肝・心・脾・肺・腎の脈にみな微弦の胃脈が含まれる。夏には微鈎の胃脈、長夏には微緩の胃脈、秋には微毛の胃脈、冬には微石の胃脈が各おの含まれる。これが五五二十五陽である」。東洋学術出版社 黄帝内経素問
玉機真蔵論篇第十節に『病五変有り、五五二十五変』とある。
真蔵=張景岳の説「陰とは、陽のないことをいう。陽がないとは、陽明の胃気がなく、本蔵の陰脈だけが独り現われていることである。たとえば単に弦あるいは単に鈎といった類は、真蔵(脈)であって、胃気が敗れているので、必ず死ぬのである」。東洋学術出版社黄帝内経素問
眞藏=其の蔵器の気がいっぱいに充実していて他の気の入りこむような空隙のないことで、肺は肺気だけで充満し、肝は肝気だけで充満している蔵の謂である。鍼灸医学大系
見=現われる
敗=こわれること。滅びる。
胃脘=胃の内腔
陽を別つ=陽脈の大小動静等を診して、其の状態を審らかにすることで、それによって病がどの經にあるかということを知ることができるということである。
陽の脈は人迎に於て、陰の脈は寸口に於て診するのである。鍼灸医学大系
頭為諸陽会=あたまはしょようのえとなす。太陽、陽明、少陽の経脈は皆頭部にあつまっているということ。漢方用語大辞典
三陽は頭に在り=「頭」とは人迎をさす。人迎を診察することによって、三陽経の虚実を知ることができる。張景岳の説「陽明の動脈を人迎という。のどぼとけの両傍一寸五部にある。そこで『三陽は頭に在り』といわれるのである」。東洋学術出版社黄帝内経素問
三陰は手に在り=「手」とは寸口を指す。寸口を診察することによって、三陰経の虚実を知ることができる。張景岳の説「五蔵別論篇に『五味は口より入って胃に蔵され、五蔵の気を養う』といい、また『変化は気口に現われる』、『気口もまた太陰である』という。そこで『三陰は手にあり』といわれるのである」。東洋学術出版社黄帝内経素問
気口=寸口
忌時=
「病の忌時を知る」とは「病の出る時期を知ることができる」という意味で、現在は発病していない病気までも予知出来ることを意味するものであり、また爾後の經過を予測する意味でもある。鍼灸医学大系
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