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黄帝内経素問 評熱病論篇 第三十三 第五節

2013-11-19 09:35:09 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

柴崎保三著・鍼灸医学大系 ⑥ 黄帝内経素問 評熱病論篇 第三十三

第五節

(原文)

 帝曰。願聞其説。

 岐伯曰。邪之所湊、其氣必虚。陰虚者、陽必湊之。故少氣時熱而汗出也。小便黄者、少腹中有熱也。不能正偃者、胃中不和也。正偃則欬甚、上迫肺也。諸有水氣者、微腫先見於目下也。

 帝曰。何以言。

 岐伯曰。水者陰也。目下亦陰也。腹者至陰之所居。故水在腹者、必使目下腫也。眞氣上逆。故口苦舌乾。臥不得正偃。正偃則欬出清水也。諸水病者故不得臥。臥則驚。驚則欬甚成。腹中鳴者、病本於胃也。薄脾則煩不能食。食不下者、胃脘隔也。身重難以行者、胃脈在足也。月事不來者、胞脈閉也。胞脈者屬心而絡於胞中。今氣上迫肺、心氣不得下通。故月事不來也。

 帝曰。善。

 

(訓読)

帝曰く「願くはその説を聞かん」と。

 岐伯曰く「邪の湊(あつま)る所は其の氣必ず虚す。陰虚する者は陽必ず之に湊る。故に少氣し熱して汗出づるなり。小便黄ばむ者は少腹中に熱あるなり。正偃すること能わざる者は胃中和せざるなり。正偃するときは則ち欬甚だしきは上りて肺に迫るなり。諸々の水氣ある者は微腫先づ目の下に見(あら)われるなり」と。

 帝曰く「何を以て言うか」と。

 岐伯曰く「水は陰なり。目の下も亦陰なり。腹は至陰の居する所なり。故に水の腹に在る者は必ず目の下をして腫れしむるなり。眞氣上り逆す。故に口苦(か)れ舌乾く。臥して正偃するを得ず。正偃するときは則ち欬出でて清水を出すなり。諸々の水病は故に臥することを得ず。臥するときは則ち驚す。驚するときは則ち欬甚だしきなり。腹中鳴る者は病胃に本づくなり。脾に薄(せま)るときは則ち煩して食すること能わず。食下らざる者は胃脘の隔するなり。身重く以て行き難き者は胃の脈は足に在ればなり。月事來らざる者は胞脈閉づればなり。胞脈は心に屬して胞中を絡う。今氣上って肺に迫り心氣下通することを得ず。故に月事來らざるなり」と。

 帝曰く「善し」と。

故口苦舌乾。臥不得正偃

東洋学術出版社素問の読み

故に口 苦く 舌 乾き、臥するも正偃することを得ず。

 

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黄帝内経素問 評熱病論篇 第三十三 第四節 訳

2013-11-18 09:00:00 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

黄帝内経素問 評熱病論篇 第三十三

第四節

 帝曰。有病腎風者。面胕痝然。壅害於言。可刺不(1)。

 岐伯曰。虚不當刺。不當刺而刺。後五日其氣必至。

 帝曰。其至何如。

 岐伯曰。至必少氣時熱。時熱、從胸背上至頭、汗出、手熱、口乾、苦渇。小便黄。目下腫、腹中鳴。身重、難以行。月事不來。煩而不能食。不能正偃。正偃則欬。病名曰風水。論在刺法中。

(1)否

東洋学術出版社素問では

可刺否となっています。

 

 黄帝が申されました

 腎風を病む者が有るという。顔面は腫れ、言語障碍を起こしたものには、刺鍼は可か否かどうだろうか。

 岐伯がお答え申し上げました

 虚しているものには刺鍼してはいけません。刺鍼してはいけないものに刺鍼すると、五日後にはその邪気が腎に及ぶようになりまして病気は重くなるのでございます。

 黄帝が申されました

 その邪気が腎に及ぶとはどのようなものか。

 岐伯がお答え申し上げました

 邪気が腎に及びますと、呼吸が弱々しく短くなり、時に発熱するようになります。発熱しますと、胸背から頭にかけ汗が出て、手は熱く、口が乾き、口渇がひどくなります。小便は熱で黄色くなり、目の下は水腫を示す腫れがありまして、腹中は雷鳴し、身体は重く動きたくないようになります、女性では月経が止まってしまうこともあり、精神的な苦しみにより食欲がなくなりまして、仰向けにねることが出来ないようになり、仰向けにねると咳が出るようになります。そのような症状の病名は風水と申します。

刺法の中に論じてあります。

 

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黄帝内経素問 評熱病論篇 第三十三 第四節 語句の意味

2013-11-16 09:00:00 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

黄帝内経素問 評熱病論篇 第三十三

第四節

 帝曰。有病腎風者。面胕痝然。壅害於言。可刺不(1)。

 岐伯曰。虚不當刺。不當刺而刺。後五日其氣必至。

 帝曰。其至何如。

 岐伯曰。至必少氣時熱。時熱、從胸(匈の下に月・むね)背上至頭、汗出、手熱、口乾、苦渇。小便黄。目下腫、腹中鳴。身重、難以行。月事不來。煩而不能食。不能正偃。正偃則欬。病名曰風水。論在刺法中。

 

語句の意味

腎風=じんふう。腎気が虚している所に風寒の邪が直中しておこる。<素問刺法論>「冬壬癸の邪にあたるを腎風と為す。腎風の状は多汗悪風、面痝然として浮腫し、背痛んで正に立つことあたわず。その色 (火へん台)、隠曲して利せず、診は肌上に在りてその色黒し。」<素問奇病論>「病痝然として水有る状の如くなる事有り。その脈を切して大緊、身に痛み無き者、形瘦せず、食することあたわず、食少し。病生ずること腎にあり、名づけて腎風と為す。腎風は食することあたわず、しばしば驚き、驚き已って心気痿するものは死す。」<素問評熱病論>「腎風を病む者あり、面腑して痝然たり、壅て言を害するは刺すべきや否や。虚はまさに刺すべからず。」

 

胕=ふ。①皮膚のこと。<丹渓心法>「跗の内廉の胕痛む。」②跗(ふ)に同じ。足背のこと。<素問評熱病論>「面胕、庬然(痝然ではない)として壅る。」③腐の意味。<素問異法方宜論>「其の民、酸を嗜みて、胕を食う。」④浮の意味。<素問五常政大論>「甚しければ、則ち胕腫す。」⑤腑(ふ)に同じ。

跗=ふ。足昳ともいう。足背部、すなわち足の甲のこと。<霊枢営気>「故に気、太陰より出でて手の陽明に注ぎ、上は行りて足陽明に注ぎ、下は行りて跗上に至り、大趾間に注ぎて、太陰に合す。」

腑=ふ。内部の中空な臓器をいう。→六腑(ろくふ)。

六腑=六腑とは胆・胃・大腸・小腸・膀胱・三焦をいう。腑は一般に胸腹腔中にあって中空で腔のある器官で、出納、転輸、水穀を伝化する機能があり、「物を伝化して蔵せず」と規定されている。腑と臓の配合は「互いに表裏を為す」と称し、腑は表と為し、臓は裏と為す。すなわち胆は肝、胃は脾、大腸は肺、小腸は心、膀胱は腎、三焦は心包絡に合する。<霊枢本蔵篇>「六腑は水穀を化して津液を行らすゆえんのものなり。」

 

痝然=ぼうぜん。腫れることをいう。<素問風論>「腎風の状、多汗悪風、面痝然として浮腫す。」

 

鍼灸医学大系 (語句の解)

*面胕痝然 之は「面腑(は)れ痝然たり」と読んでよい。面とは顔のことであり、胕とは趺と同じで、足の上面(足の甲)のことであるが、ここでは肉がつく意ではれること。痝とは疒(やまいだれ)と尨(むくいぬ)との組み合わせの文字で、尨は毛の多い犬つまり「ムク犬」のことである。そこで痝とは「むくむ」「ふくれる」等の意となる。

 

壅=雍・よう。塞がって通じないこと。<素問生気通天論>「天気、・・・、これを失えば、則ち内は九竅閉じ、外は肌肉壅す。」<素問大奇論>「肝雍。」「腎雍。」

壅=ヨウ。フサぐ。せく。壅塞。壅閉。フサがる。つまる。つちかう。土を加えて培養する。

鍼灸医学大系 (語句の解) 

 そこで本文の「言に壅害す」とは、言語が何かをもって覆われ、だきこまれた形となって明瞭にならぬことで、つまり言語障碍を起こすことである。

 

東洋学術出版社素問

壅―王冰の説「壅とは目の下が壅塞して臥蚕の形のようになるのをいう」。

これでは何を意味するか分からない。

臥蚕=がさん。蚕が寝ているような状をいい、異常な隆起などの形容に用いる。<金匱要略水気病>「夫れ水病の人は目下に臥蚕有り。」漢方用語大辞典

鍼灸医学大系 (語句の解)

*王冰の注 「痝然とは腫起の貌なり。壅とは目の下、雍して臥蚕の形の如くなるを謂うなり。腎の脈は腎より上りて肝膈を貫き肺中に入り、喉嚨を循りて舌本を俠む。故に言語を妨害す」と。

 

後五日其氣必至

鍼灸医学大系 (語句の解)

至=いたる。・・・。従って本文の「五日其の気必ず至る」とは、虚の状態のものを刺した日から数えて五日目に、其の邪気が腎藏にまで到達することを意味するものである。

 

身重=しんじゅう・証名。肢体が重だるく、動きがにぶい症状をさす。多くは脾腎の陽虚により水湿が留滞しておこる。

 

月事=げつじ。月経(げっけい)に同じ。<素問上古天真論>「月事時をもって下り、婦人天癸匝月(そうげつ)に至るをいうなり。」

 

煩=はん。わずらわしいこと。とくに心中煩乱して、起きても寝ても不安な状態にあること。

 

正偃=せいえん。正臥のこと。<素問評熱病論>「正偃すること能わず、正偃すれば欬す。」

 

風水=ふうすい。水腫病の一種。風㽷。(<霊枢四時気篇>)ともいう。風邪が侵襲して、肺気が宣降せず、水道を通調することができなくなり、水湿が体内に瀦留しておこる。発病は急で、発熱・悪寒・顔や手足の浮腫・骨節疼痛・小便不利・脈浮などをあらわす。治療は、疏風・宣肺・利水の法によい。この証は、急性糸球体腎炎によくみられる。⇒水腫(すいしゅ)。<素問水熱穴論>「勇にして労すること甚だしければ、則ち腎汗出づ。腎汗出でて風に逢えば内、蔵府に入ることを得ず。外、皮膚を越ゆることを得ず。玄府に客し皮裏を行り伝えて胕腫を為す。之、腎に本づく。名づけて風水と曰う。」<金匱水気病>「病に風水あり、皮水あり、正水あり、石水あり、黄汗あり。風水は、その脈自ら浮、外証は骨節疼痛し、悪風す。」

 

漢方用語大辞典、鍼灸医学大系、東洋学術出版社素問

 

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黄帝内経素問 評熱病論篇 第三十三 第四節

2013-11-15 09:00:00 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

柴崎保三著・鍼灸医学大系 ⑥ 黄帝内経素問 評熱病論篇 第三十三

第四節

(原文)

 帝曰。有病腎風者。面胕痝然。壅害於言。可刺不(1)。

 岐伯曰。虚不當刺。不當刺而刺。後五日其氣必至。

 帝曰。其至何如。

 岐伯曰。至必少氣時熱。時熱、從胸(匈の下に月・むね)背上至頭、汗出、手熱、口乾、苦渇。小便黄。目下腫、腹中鳴。身重、難以行。月事不來。煩而不能食。不能正偃。正偃則欬。病名曰風水。論在刺法中。

 

(訓読)

 帝曰く「腎風を病む者あり。面胕(は)れ痝(ぼう)然たり。言に壅害(ヨウガイ)す。刺すべきや否(いな)や」と。

 岐伯曰く「虚なるは刺すべからず。刺すべからずして刺せば後五日にして其の氣必ず至る」と。

 帝曰く「其の至ること何如」と。

 岐伯曰く「至れば必ず少氣し時に熱す。時に熱するは、胸(匈の下に月・むね)背より上りて頭に至り、汗出でて手熱し、口乾き、苦渇す。小便黄ばみ。目の下腫れ、腹中鳴る。身重く以て行き難し。月事來らず。煩にして食すること能わず。正偃(エン)すること能わず。正偃するときは則ち欬す。病名づけて風水と曰う。論は刺法の中に在り。

(1)可刺不 不は否と同じ

 

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黄帝内経素問 評熱病論篇 第三十三 第三節 訳

2013-11-14 09:00:00 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

黄帝内経素問 評熱病論篇 第三十三

第三節

帝曰。勞風爲病何如。

岐伯曰。勞風法在肺下。其爲病也、使人強上冥視。唾出若涕、惡風而振寒。此爲勞風之病。

帝曰。治之柰何。

岐伯曰。以救俛仰。巨陽引精者三日、中年者五日、不精者七日。欬出青黄涕、其状如膿大如彈丸。從口中若鼻中出。不出則傷肺。傷肺則死也。

 

黄帝が申されました

労風の病状とはどのようなものであろうか。

岐伯が申し上げました

 労風とは動いて汗が出たとき風に当たり、腎を傷っておこる病で肺の下にあるのでございます。その病の状態は首筋がこわばり、眼が半開きになり、唾が鼻水のように出て、さむけがして震えるようになります。これが労風の病でございます。

 黄帝が申されました

 治法はどのようにするのじゃ。

 岐伯が申し上げました

 

 以救俛仰

 治法は、うつむいたりあおむけになったりすることを禁ずることでございます。

鍼灸医学大系(通解)

この病の治療法としては、先ず以て、俛仰するのを止めることであります。

東洋学術出版社素問【現代語訳】

まず胸中をくつろがして通利し、仰向けになれるようにします

 

太陽の気が盛んであって腎精の邪水を引き小便より之を排泄するものは三日位で愈えまして、中年になると太陽の邪気を引く力もだんだん弱って来てまいりますので五日位かかるのでございます。不精の者とは漸次老人になると精気の活動力も衰えるので七日位かかるのでございます。咳をして青黄色の涕(洟・はなみず)をだし、其の状は膿のようで、大きさは小石ぐらいで、口の中や鼻から出でてまいります、これは予後が良いことをあらわします。もし痰を出すことができない場合、肺を傷るようになり、死ぬのでございます。

 

鍼灸医学大系、東洋学術出版社素問

 

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