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黄帝内経素問 評熱病論篇 第三十三 第三節 語句の解 2-2

2013-11-13 09:00:00 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

黄帝内経素問 評熱病論篇 第三十三

第三節

帝曰。勞風爲病何如。

岐伯曰。勞風法在肺下。其爲病也、使人強上冥視。唾出若涕、惡風而振寒。此爲勞風之病。

帝曰。治之柰何。

岐伯曰。以救俛仰。巨陽引精者三日、中年者五日、不精者七日。欬出青黄涕、其状如膿大如彈丸。從口中若鼻中出。不出則傷肺。傷肺則死也。

 

語句の解 2-2

巨陽引精者三日、中年者五日、不精者七日。

鍼灸医学大系(語句の解)

*巨陽精を引く者は三日、中年の者は五日、不精の者は七日 このままの文章では、其の内容は明確でない。三日、五日、七日とは、この日数で病気が愈ゆるという意か、それとも次の症状がこの日数つづくことを意味するのか。又巨陽精を引く者、中年の者、不精の者とは何の意味なのか、明確でない。従って臨床的研究と相俟って十分検討してみねばならぬところではあるが、ここでは一応、王冰及び張志聡の注の趣旨に従って解説することにする。

 巨陽は太陽膀胱經のことであろう。霊蘭秘典論第八に「膀胱は州都の官、津液を蔵す。気化するときは能く出づ」とある。ここに気化するとは、つまり本文の「巨陽精を引く」ということではあるまいか。従って太陽の気が盛んであって腎精の邪水を引き小便より之を排泄するものは三日位で愈ゆということではあるまいか。中年になると太陽の邪気を引く力もだんだん弱って来る所からこれは五日位かかる。不精の者とは漸次老人になると精気の活動力も衰えるので七日位かかるということではあるまいか。

 

東洋学術出版社素問 【注釈】

巨陽 精を引く――呉崑の説「巨陽と少陰腎とは表裏である。腎は精の府である。精は陰を本質とするものであり、自分自身では動けない。必ず巨陽の気が精を引いて、はじめて泄瀉〔射精〕するのである。『巨陽 精を引く』というのはこのためである。これは少壮の人の場合であり、水〔たる精〕が火〔邪の熱〕を救うに足るだけあるので、三日で愈える。中年の人は、精はまだ尽きていないものの、少壮の人に較べれば弱い。そこで五日で愈える。老年の人は、天癸がもう尽きているので不精という。不精であれば、真陰が衰え壊れており、火〔邪〕を済(すく)うに充分でないので、七日を費やしてようやく愈える」。

 

鍼灸医学大系(語句の解)

*大さ弾丸の如し 上古に於ける弾丸とは石弓に用いるたまでつまり小石のことではあるまいか。つまり小石程もあるような洟の固りが、口中若しくは鼻中から出るということであろう。

 

弾丸大=だんがんだい。丸薬の大きさの表現方法。弾丸のような大きさで、長さが1センチメートル、重さが10グラムほどの大きさ。漢方用語大辞典

 

平成薬証論 ・・・荒木性次先生はこれを実物で測定し次のとおり決められたので、それに従って製丸している。

弾丸大=昔の鉄砲玉の大きさ 約三グラム 

 

大塚敬節著傷寒論解説 傷寒論中の薬物 薬升

弾丸大―梧桐子十箇の大きさ。約二・〇g

 

漢方用語大辞典、明解漢和辞典、新・東洋医学辞書ソフト、平成薬証論、大塚敬節著傷寒論解説

 

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黄帝内経素問 評熱病論篇 第三十三 第三節 語句の解 1-2

2013-11-12 09:22:28 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

黄帝内経素問 評熱病論篇 第三十三

第三節

帝曰。勞風爲病何如。

岐伯曰。勞風法在肺下。其爲病也、使人強上冥視。唾出若涕、惡風而振寒。此爲勞風之病。

帝曰。治之柰何。

岐伯曰。以救俛仰。巨陽引精者三日、中年者五日、不精者七日。欬出青黄涕、其状如膿大如彈丸。從口中若鼻中出。不出則傷肺。傷肺則死也。

 

語句の解 1-2

労風=肺に伏熱があるときに労働して汗が出て風邪を感受して起こるもの。新・東洋医学辞書ソフト

労風=動いて汗が出たとき風に当たり、腎を傷っておこる病のこと。<素問評熱病論>「労風、まさに肺下に在るは、其れ病と為す也。人をして強上冥視せしめ、唾出すること涕の若く悪風して振寒す。此れ労風の病と為す。」

 

使=シ。ツカう。用いる。用をさせる。働かせる。動かす。ついやす。ツカい。用事をさせる人。召使。用事のためによそにやる人。ツカいする。使者となって行く。=令。・・・をシて・・・シむ〔文〕。セシむ〔文〕。モし。タトイ。

 

強上=きょうじょう。頸項強硬して上を仰ぐこと。<素問脈解篇>「所謂強上して背を引くとは、陽気大いに上りて争う。故に強上するなり。」<素問評熱病論>「労風の法は肺下に在り。其の病たるや人をして強上し冥視せしむ。」

頸項=首の前面を頸といい、後面を項という。<素問金匱真言論>「東風は春に生じ、病は肝にあり、腧は頸項にある。」漢方用語大辞典に強硬については記載なし。

 

冥視=めいし。目が半開して睛が動かず物を視ることができないもの。

 

唾=ダ。ツバ。ツバキ。唾液。ツバキする。つばきをはく。唾をつけて、勢い込む。さげすむ。すててかえりみない。

 

涕=テイ。ナミダ→涙。涕涙。涙を流して泣く。涕泣。涕泗(ていし)

鍼灸医学大系 (語句の解)

涕 ・・・。そこで本文の涕とは、「なみだ」のことではなくて、「洟(はなじる)」のことではあるまいか。してみれば、「唾の出るのが恰かも鼻水の出る如く、タラタラ出るとも考えられるし、又その唾が鼻汁の如く稍粘稠である」と見るのも敢てつじつまの合わぬことでもない。そこで私は、「唾の出づることが恰かも鼻水のたれるようだ」と解する。

 

振寒=しんかん。戦慄のこと。冷えを感じた時の全身のふるえを形容するもので、すなわち冷を得て振るえを発するという意味である。<素問至真要大論>参照。

 

救=キュウ。スクう。助ける。力をそえる。守る。こまっている人に物を与える。罪をまぬかれさせる。苦しみからぬけられること。なおす。スクい。助ける。加勢。とどめる。禁ずる。

 

俛仰=ふぎょう。俯仰(ふぎょう)に同じ。

俯仰=ふぎょう。俛仰ともいう。俯はうつむくこと。仰はあおむくこと。

 

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2013-11-11 09:25:55 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

一昨日、数日前右上の歯が腫れた、お客様が来店されました。

歯科医院で抗生物質が処方され二日間(5回)服用したところ、脇腹左後が痛むようになったとのこと、炎症があったので飲んでいなかった蘭香を飲んだところ痛みが楽になったとのことでした。

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黄帝内経素問 評熱病論篇 第三十三 第三節

2013-11-09 09:28:34 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

柴崎保三著・鍼灸医学大系 ⑥ 黄帝内経素問 評熱病論篇 第三十三

第三節

(原文)

帝曰。勞風爲病何如。

岐伯曰。勞風法在肺下。其爲病也、使人強上冥視。唾出若涕、惡風而振寒。此爲勞風之病。

帝曰。治之柰何。

岐伯曰。以救俛仰。巨陽引精者三日、中年者五日、不精者七日。欬出青黄涕、其状如膿大如彈丸。從口中若鼻中出。不出則傷肺。傷肺則死也。

 

(訓読)

帝曰く「勞風の病を為すはいかん」と。

岐伯曰「勞風は、法は肺下に在り。其の病たるや、人をして強上し冥視せしむ。唾出づること涕の如く、風を惡みて振寒す。此れを勞風の病と爲す」と。

帝曰く「之を治するには、いかにするか」と。

岐伯曰く「以て俛仰を救(とど)む。巨陽精を引く者は三日、中年の者は五日、精せざる者は七日。欬して青黄の涕を出し、其の状膿の如く、大さ彈丸の如し。口中若しくは鼻中より出づ。出でざるときは則ち肺を傷る。肺傷れるときは則ち死するなり」と。

 

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黄帝内経素問 評熱病論篇 第三十三 第二節 訳

2013-11-08 09:00:00 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

黄帝内経素問 評熱病論篇 第三十三

第二節

 帝曰。有病身熱。汗出煩滿。煩滿不爲汗解、此爲何病。

 岐伯曰。汗出而身熱者風也。汗出而煩滿不解者厥也。病名曰風厥。

 帝曰。願卒聞之。

 岐伯曰。巨陽主氣。故先受邪。少陰與其爲表裏也。得熱則上從之。從之則厥也。

 帝曰。治之柰何。

 岐伯曰。表裏刺之。飲之服湯。

 

黄帝が申されました

身熱を病み、汗が出て煩満するという。煩満は汗が出て解すことはないという、これはなんという病であろうか。

 

有病身熱。汗出煩滿。煩滿不爲汗解、此爲何病。

鍼灸医学大系(通解)

「身体に熱があり且つむなぐるしい症状の患者で、汗が出ても、其のむなぐるしい症状が一向に解けないというのは、何んという病であろうか」と。

有病身熱、汗出煩満、煩満不為汗解。此為何病。

東洋学術出版社素問【現代語訳】

「身体の発熱する病気に罹り、発汗、煩満がみられる。煩満は発汗しなくても緩解する。これは何という病気であろうか」。

 

岐伯がお答え申し上げました

汗が出て身熱があるものは風でございます。汗が出て煩満が解けないものは厥と申します。病は風厥と申します。

黄帝が申されました

之について詳しく聞かせくれんか。

岐伯が申し上げました

巨陽(太陽)は諸陽の気を主りまして、それ故、足の太陽膀胱經がまず邪を受けるのでございます。太陽は少陰と表裏を為しまして、太陽が熱すれば之に従い少陰腎經もまた之に従い上逆します。之に従い上逆すれば厥となります。

黄帝が申されました

これを治療するにはどうするのじゃ。

岐伯がお答え申し上げました

これを治療するには表裏つまり太陽と少陰を刺針したします、それは太陽を瀉し、少陰の逆気を下し(張志聡の註・張景岳も同様に言っている・馬蒔は少陰の気を補すと言っている)まして、そして湯薬を飲ませます。

 

張志聡の註・馬蒔の註=鍼灸医学大系

張景岳の説=東洋学術出版社素問

 

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