おはようございます 昌栄薬品の宮原 規美雄です
腎蔵志＝じんはしをぞうす。
腎は記憶力を蔵する。
志は古くは、誌に通じ、記憶力をさします。
脳と髄は共に腎精が変かしたものであるので腎虚の患者は健忘症が多い。
一説に志は専心して移らないの意味があります。
志＝五神の1つ、人の精神・意識活動を律する働きの1つ。新・東洋医学辞書13
志＝し。
＜霊枢本神篇＞「意の存するところを志という。」
＜霊枢本神篇＞「おおいに怒りて止まざれば志を傷る。志傷らるれば則ちよくその前言を忘る。腰脊は俯仰できず、毛は悴し色夭す、死季夏にあり。」
黄帝内経素問 宣明五氣篇 第二十三 第四節 語句の意味2－2
志＝シ。ココロザシ。心の向かうところ。考え。目的。親切。ものを贈る気持。望み。感情。ココロザす。めざす。志望する。シルす＝記。心に覚えている。書きしるす。記録。イギリスの貨幣シリングのあて字。
志意＝心に憶う所あるを意といい、意の存する所を志という。
＜素問生気通天論＞「蒼天の気清浄なれば志意治まり、これに順えば、すなわち陽気固なり。」
＜霊枢本蔵篇＞「志意は、精神を御し、魂魄を収めて寒温を適え喜怒を和するゆえんのものなり。・・・志意和すれば、精神を専ら直にして、魂魄を散ぜず、悔怒起らず、五蔵邪を受けず。」(三項目)H26・6・26
漢方用語大辞典
覚えるということは腎がおおいに係わっています、加齢とともに両親から授かった腎の力は衰えますが毎日の食事で各臓器に栄養を送り補っています。
この食事が腎に負担が掛かると、つまり塩分不足や甘い物の摂りすぎ、水分の多い食事や間食(甘い物、果物)は、疲れる、立っているより歩く方が楽、腰痛、膝の痛み、関節等、に異常をきたすこともあるのです。
脳の機能は心・肝・腎の働きが重要な役目をしています。
成績が上がらないのは腎に問題があるかもしれません。
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