朝のウォーキングコースです。美しい~(^^)
「コロナに移るのではないか」「移されるのではないか」と不安になっている人が多いようですが、
今大切なのは、自分が『コロナの保菌者である』と考えて
人に移さないように行動することを心がけることなのではないでしょうか。
「不安」は自分がつくりだした感情です。
ことばの遊びになってしまいますが、
心理学の世界では、
「恐怖」は対象がはっきりしているが、
「不安」は漠然としたものと考えます。
「高所恐怖症」なら、高いところが怖いからそこを避けることができますが、
「地震が来るかもしれない」「津波が来るかもしれない」とか、
それを回避して山に逃げれば、
「土砂崩れが起きるかもしれない」「川が氾濫するかもしれない」
道を歩けば、
「車にひかれるかもしれない」など、
不安の強い人は、どんどん汎化(はんか→不安がいろいろなことに広がっていくこと)が起きて
自分の行動範囲が狭められていってしまいます。
コロナの場合、相手はウイルスで見えないので、
どこにいるかわからない、いつ移されるか分からないと不安になってしまいますが、
逆にすでに移されていて症状が出ていない可能性も十分あるのです。
今大切なのは、移されないことではなく、子どもや老人、身体の弱い人に移さないことを考えて、
自分なりに対策をとることに視点を変える(リフレ-ミングする)ことだと思います。
①マスクをする(ウイルスだから意味がないという人もいますが、それでもしていた方が気持ちが安心です)
なければ、ネットを見て自作する。
②消毒液が町中至る所に置いてあります。
見つけたらまめに消毒する(ほぼ99%消滅すると言われています)
③人混みには行かない。(換気の良い場所や外なら大丈夫だと言われています。子どもを外遊びに連れて行ってあげましょう。)
④家に帰ったらまず手を洗う(消毒液があったら消毒しましょう)。
「自分が感染者であるかもしれない。だから、極力人に移さないように気をつける」
というポジティブな発想に変えていきたいですね。
大人の不安を子どもたちは見ています。
正しい知識を持って、できる行動をとっていきましょう。