オーケストラの世界最高峰、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の本拠地、ベルリン・フィルハーモニーです。
ハンス・シャロウンの設計によるコンサートホールで、1963年に西ベルリンで竣工された当時の常任指揮者(第4代常任指揮者/1955~1989年)がフェルベルト・フォン・カラヤンです。
カラヤンの永遠のライバルと言われる、レナード・バーンスタインもたった1度だけですが、マーラーの第九番で客演指揮者としてこの舞台に立ち、歴史に残る名演を生み出しています。
なおベルリンフィルの巨匠、フルトヴェングラー(第3代常任指揮者/1886年~1954年)の頃は旧フィルハーモニー(1882年竣工)でしたが、第二次世界大戦中の1944年に、連合国軍の空爆で破壊されたという歴史があります。
カラヤンの後は、クラウディオ・アバド(1990~2002年)を経て、2002年9月より現在はリヴァプール出身のイギリス人、サイモン・ラトルが第6代常任指揮者となっています。
昨年12月に訪れた際はチャンスがありませんでしたが、ぜひ今年はベルリンフィルの演奏を聴きに行きたいと思っています。