拝啓、世界の路上から

ギター片手に世界を旅するミュージシャン&映画監督のブログ(現在の訪問国:104ヶ国)

サンタルチア(ナポリ/イタリア)

2011-10-09 | 旅フォト(イタリア・サンマリノ)


同名のナポリ民謡で知られる、サンタルチア(Santa Lucia)の港です。

同曲が作られた頃は漁村だったそうですが、現在はヨットやボートが集まる波止場&ナポリを代表する観光スポットで、9月初旬に訪れた際には、海水浴をしている地元民も多くいました。
(ちなみに近辺の海はそんなにキレイではないです。苦笑)


同曲の歌詞にある、自分の船に乗って夕涼みをするように、自分のボートを出して、夕涼みに出かけるジモピーもいました。



サンタルチアの背後に聳える大きな山は、西暦79年の大噴火でポンペイの町等を埋没させたことで知られる、ヴェズーヴィオ山(Monte Vesuvio)です。


今なお活火山として知られるこの山は、最後に噴火したのが1944年。

1880年に山の火口まで伸びる登山鉄道の開通を記念して作られたのが、有名な「フニクリ・フニクラ」(日本では同曲の替え歌である鬼のパンツでも知られています)で、同登山鉄道もこの1944年の噴火で壊されたとか。(その後1990年に復旧)


ナポリの歴史を見守ってきたこのサンタルチアを前すると、思わずナポリ民謡を口ずさみたくなります。