中国実習生 過労死認定へ 2010年07月03日 08時59分58秒 | 経済 おはようございます。 鹿児島県で社会保険労務士事務所開業を目標している人事コンシェルジュの岩切勝造です。 外国人研修・技能実習制度で来日し、実習生として働いていた中国人が死亡したことに ついて、鹿嶋労働基準監督署は違法な長時間労働による「過労死」と判断して労災認定 を固めました。 亡くなる直前の1ヶ月の残業は100時間を超え、月の休みは2日ほどだったということです。 【外国人研修・技能実習制度】 1993年に発展途上国への技術移転や人材が目的で始まりました。 これまでは、来日から1年間の「研修」では労働関係法令が適用されず、各地でトラブル が発生したため7月に入管難民法が改正され、日本語研修や座学講習を2ヶ月受ければ労 働関係法令の適用対象になりました。 ちなみに2008年度で約19万2千人の研修・技能実習生が滞在しています。