おはようございます。9月19日木曜日です。広島は相変わらずの晴れ、そして、酷暑になる一日のようです。いつまでたっても高温状態。最近は、こんなコメントばかり書いている気がします。愛犬君仲間の井戸端会議でも、「いつになったら涼しくなるのか」という話題ばかり、、、。ならば、と、暑い夏を楽しく過ごす方策を考えた。出てきたアイデアは、「かき氷を食べに行こう」とか、「ドイツビールフェスをやっているようだから、そこへ行ってビールを飲もう」というようなもの。どちらかにしようかと思いましたが、多分、両方行くことになると思います。なぜって、両方好きだから、、、、。
さて、相場です。昨夜の米国市場では、FOMC結果が出て、0.5%利下げ実施でした。
これを受けて、各市場は動きました。
株式市場は利下げを歓迎して、反発上昇傾向になりましたが、上下に動いて、落ち着きません。結局、3市場で小幅に下げて引けています。
CMEN225は、マイナス圏からプラ転し、引けは、小幅上昇になっています。
利回りは、下がると思いきや、プラス方向に作用が出てきた感じ、、、。3.6%台から3.7%台に上昇中、、、。
ドル円は、結果が出ると、急落し、安値140.436円を付けました。前日安値が140.318円ですから、ここを割り込んでくるか、そうなれば、下降が決まるが、、、などと思いながらチャートを見ていましたが、割り込まないまま、反発開始。その勢いは強く、142.710円まで値を戻し高値を更新しています。引け値は、142.259円となり、若干のマイナス圏で引けています。
投機筋の動きだと思われますが、彼らもひと稼ぎしたようです。
昨日データからは「高値切り上げ安値切り上げ」のパターンになりましたので、相場自体はまだ上を向いているという判断になってきます。しかし、相場全体の本流は下降トレンドの最中にあるという状況に変化はありません。
FOMC結果が出てドル円相場は上下に大きく動きましたが、終わってみれば、寄り付き値付近、、、。ほかの市場動向でも終わってみれば、「何、これ」っていう感じ。
パウエル議長は、「経済活動は、堅調なペースで推移・拡大し、総じて良好」、「労働市場は以前の過熱状態から冷え込んできた」などとコメント。
何をどのように考えて、このような動きになったのか、これは探ってみる必要はありそうです。
141円台に溜まっていたロングやショートの玉を投機筋が食いに来たとしか思われないのだが、、、。
本邦の機関投資家が、本日どう動いてくるかチェック。
今回のFOMCでは、長期のFF金利見通しについては、2.9%と、前回の2.8%から引き上げています。これが作用したのか? 2024年末の失業率は4.4%と高くなると見込んでいるようです。
本日は多くのアナリストがコメントを発すると思われますので、チェックしたいと思います。
終わってみれば、「鼠一匹」ということはないと思うのですが、、、。本日明日と、日銀会合が行われ、本日夜、英国中銀会合結果が出てきます。
本日の健太君の判定は、「買い」は、142.485円超、「売り」は、142.485円以下、「買い」は、141.348円以下の場合となっています。
FPVは、141.802円、R1は、143.167円、S1は、140.893円となっています。
「G指数」は、ばらつきが出ています。この状況では、様子見が適切か。
小生は引き続き、保有ショートの監視管理が業務となります。
パウエル議長は、2021年に「インフレは一時的だ」、として「判断ミス」で利上げが遅くなり、インフレを助長したという汚名を発すため、今回は利下げが遅くなって、雇用状況の悪化や景気の腰折れを招くことにないように配意し、0.5%の利下げを決めたのではないかと推察中。今後の見通しで、2024年末へ向けてGDPも下がるというような見方をしているようです。サーム・ルールなども参考にしているのかもしれません。景気は悪くなってくるのか? これは継続チェックになりそうです。
現在早朝6時20分頃ですが、ドル円の動きは、あまり芳しくないようです。
まもなく東京タイム開始です。本日もよろしくお願いします。合掌
追伸 11時39分です。株式市場前引けです。37284円で引けています。一時1000円以上上昇しましたが、前日比で904円上昇しています。FOMCが利下げを決めたことから、米国株式市場は上昇してくるだろうという見立てから日本株を先回りして買い方が動いてきたのか? それよりも、FOMCがどう動いてくるか不明の段階でリスクオフとなって押し込んでいたので、結果が出て、買い戻しが出てきたということが優勢かもしれません。
この動きに連動してドル円は、一気に143.946円まで上昇し、現在値は、143.451円付近。現状相場は、しばらく崩れそうにありません。高値圏でもみ合いながら方向を探るものと思われます。
9月3日高値と9月16日安値でフィボを考えると、日通し高値はすでに半値戻しを達成しています。本日戻り高値はこの付近までかと推察中。
こののちの動きは、現在進行している日銀会合結果を確認してから動いてくると思われます。日経平均はこれから再度押込む材料を探しに来ると思われます。押し込んできた場合、下押し目標は、あるフィボでは、136.225円付近というものが出てきますが、別のフィボで、136.677円付近というものもあります。さらに、現在、日足の800SAMが136.895円付近を右肩上がりで通過中です。そして、従来からの目標値、137.250円付近も有力な目標値となってきます。
このように狭い範囲に、目標となりそうなドル円レベルが存在するようになってきています。本日明日という早いだ軟化では到達するのは無理と思われます。来週以降での到達を推察中です。今夜になって、まず、6時寄り付き値に戻り、さらに、140.0円狙いの動きが出てくるかチェックになりそうです。
米国大統領選挙投票日の一か月前頃まで、相場は底値圏と思われるレベルで、ウロウロするかもしれません。市場は、トランプかハリスか、まだ決めかねている状況かもしれません。
追伸 16時09分です。欧州タイムが始まっています。現在値は、142.162円付近。想定した通り、日通し高値143.946円を付けた後は押し込みが始まっています。少し前に、本日寄り付きを割り込み、142.0円狙いになってきているように思われますが、ここで止まることにはならないような気がしています。いずれ、昨日安値、140.436円突きが始まるように思われます。
現在のチャネルラインは、上辺が、17日高値と本日日通し高値を通過する右肩上がりのものとなり、下辺は、昨日安値を通過する、上辺に平行なラインになっていると思われます。下辺にタッチした後、さらに割り込んでくると想定しています。本日PB付近までくると少しもみ合うかもしれません。さらに下押し、140.436円を割り込むようになると、16日安値139.576円突きが始まってくる可能性がありそうです。
本日の日経平均は、結局、775円高の37155円で大引けになっています。保有株も相当大きく伸びています。現在の株価債数先物市場での指数は、36885と下げ傾向になっています。
追伸 16時42分です。パウエル議長発言の中に、「利下げは急がない」というものがありました。今回の0.5%利下げは、前回7月に0.25%実施していても良かった、とも回想していますので、利下げが遅れたことの取戻しが今回あったと受け止められます。そして、今後はデータ次第で検討し、利下げは急がない、と続くものと思われます。
この発言により、ドル売り円買いに偏っていた相場は、一気に巻き戻しに出た、ということのようです。