おはようございます。10月7日月曜日です。広島は昨夜来の小雨が降っています。雨が降って大地は冷やされ、これで気温は下がってきます。本日一日は雨は降ったり止んだり、という天気になるようです。自然の雨は、野菜たちには、恵みの雨となります。水道水を散水するより、効果は大きい。
昨日の気温状況は、早朝6時過ぎは18度程度、これが日中になると33度を超えてきます。早朝の服装のままだと、日中は暑くなります。汗はかくし、結局、半そでに着替えることになります。もうしばらくこのような天候が続きそうです。10月だというのに33度を超える気温、やはり今年は異常気象、、、。それでも季節は変遷しつつあります。
昨日夕方の散歩で、彼岸花が咲いているのを見つけました。やっと見つけました。近いうちに写真を載せたいと思います。
さて、相場です。先週金曜日の米国市場では、株式市場は、3市場ともに上昇して引けました。この日、雇用統計が出て、この内容がスーパーグレイテストとなり、野球で言うなら、グランドスラムで、勝負あったと認める結果になりました。雇用は予想の倍も良い、失業率はヨコヨコ、だけでも素晴らしい結果でしたが、平均時給も予想を上回る結果となり、これを受けて、市場の反応は、「9月利下げ0.5%は間違いであった」、とか、「11月FOMCでは、利下げは不要」などという声が続出。
いよいよFRBが望んでいるソフトランディングが実現するか、という雰囲気が高まったように思われます。いやいや、ランディングはないかもしれない、という強気の見方も出てきました。
雇用統計結果を受けて、ダウ平均は、最高値を更新し、42361ドルまで上昇し、引け値は、42352ドルで引けています。ほぼ高値引けとなっています。ナスダックも、高値が18145pとなり、こちらの引け値は18137pで高値引け、SP500は、高値が5753pで、引け値が5751pで、高値引けという状況です。
市場関係者の間では、SP500は6000pを目指す予想が続出してきました。
強い相場になってきました。これを受けてCMEN225は、高値は39640p、引け値が39565pで、こちらも高値引け状態と言えそうです。
本日の日経平均は高値寄り付きになりそうです。高値警戒感はありますので、40000台に乗ってくるかどうかはチェックになりそうです。
利回りは、高値は3.9940%となり、引け値は、3.9690%とこちらもほぼほぼ高値引け。しかし、4%台には乗りませんでした。
今後の利回り動向については、今回の雇用統計結果を受けて、「11月FOMCでは、もう大幅な利下げは必要なくなった。0.25%の落ち着いた利下げでよい」、という声が力を増してきて、景気悪化を予想した悲観論者は、打ちのめされています。債券価格は下がり、利回り上昇です。景気後退懸念は行き過ぎたものと、市場は理解したようです。
ただ、単月だけで判断するのは困難ですから、今後のデータ次第となるでしょうね。
11月FOMCは、6日7日の二日間です。それまでに、10月後半には、CPIやPPI ,そして、PCEなども出てきます。さらに、11月1日には10月分雇用統計が出てきます。これらの結果をみて、FRBは動いてくると思われます。
パウエル議長の言葉を借りれば、「利下げのスケジュールもなければ、スピード感もない」こととなり、出てきたデータ次第でFRBのかじ取りを行うようです。
とどのつまり、利下げは急がないとなり、これは本邦の日銀のスタンスと同じ、ということになります。
これでは、日米金利差縮小は後退したと考えざるを得ないと思われます。そうなると、ドル売り円買い傾向はしばらく「お箱入り」かもしれません。
この戻り傾向が一時的なものなのかどうか、判断する必要はありそうです。
先週土曜日のブログに、その辺のことを少し書いていますから、参照してください。
今週のドル円は、まず、8月16日高値、149.329円を超えてくるかをチェックし、超えてきたら、8月15日高値149.377円を超えてくるかをチェックすることになりそうです。
これらが実現するかしないかで、相場の動きは異なってくると思われます。
第1 超えてきた場合 これは少し慎重な判断が必要かもしれません。
ドル円は反発上昇し、2024年7月3日高値と、2024年9月16日安値でフィボを考えて、150.8円付近を目指すようになるかもしれません。半値戻し付近となります。
もう一つ、半値戻しには到達しませんが、現在150.136円付近を通過中の週足の52SMAが上値を押さえ、その後は再度下降していくというパターンになってくるかもしれません。何が相場を下降させる材料になるか不明ですが、もしかすると、地政学的要素で、中東情勢でイスラエルがイランへ報復攻撃をすること、かもしれません。
9月16日安値から149.003円まで14営業日をかけてきましたから、それくらいの日程で押してくるかもしれません。そうなると10月下旬ころ安値を付ける動きになってくるかもしれません。
相場の循環で考えると、10月~11月には、日経平均が9月9日安値の35247円を下回るようになるという観測もありますので、この時期に、ドル円は、137.2円付近程度への押しが出てきているかもしれません。
第2 超えてこない場合
8月16日高値149.329円を超えてこない場合は、ここからは下降に転じていくようになり、9月30日安値141.641円や、9月18日安値140.436円を目刺すようになり、さらに、140.0円を割り込んで9月16日安値へと向かうようになると思われます。その後は137.2円付近を目指して動くようになると推察中。
146.329円を上抜いたものの、149.377円を上抜けない場合も同様に考えて良いのではないかと推察しています。
このように、超えてくるか来ないかで、少しシナリオが異なるようになると思われますので、今後の展開には要注意になります。
今朝6時のドル円の寄り付きは、149.678円となりました。6時44分頃までの動きでは、目先的には反発しそうというチャートパターンになりつつあるように推察できそうですが、少し高値圏でもみ合うかもしれません。
先週金曜日の高値突きが東京タイム中に起きる可能性もあります。
ここまでの動きで相場を観ると、上昇値幅のほうが大きくなっていますので、買い方優勢になっていると想定できそうです。
テクニカルで考えると、4時間足までは明らかに買われ過ぎ状態になっていると思われ、日足や週足では、もう少し上値余裕はありそうな状況と思われますので、短期の投機筋は、下へ行くと見せかけて、上へ行く動きを見せる恐れはありそうです。相場はこのような動きが出て、上下の振れるようになり、天井圏での典型的な動きを形成してくるかもしれません。この辺は要注意になってきます。
チャネルラインを引いてみると、上辺は、10月3日の23時過ぎの形成した戻り高値147.179円と、4日高値22時過ぎにつけた148.804円を結ぶ、右肩上がりのラインとなり、下辺は、10月4日安値を通過する、上辺に平行なラインになると思われます。このラインの考え方では、これからは、下辺接触へ向けて下降していくということになります。今朝6時時点では、下辺は、147.0円付近を通過中。
1時間足では、149.003円はBB2σよりも大きく、この状況では少し調整しながらも、BB2σ内へ入ってくるようになるまで、相場はもみ合うようになると推察できそうです。その時の上値は、149.003円より上になる可能性はあります。このような動きになることは日足など長い足での上値余裕があることと一致してきます。
本日の健太君の判定は、「買い」は、148.825円超、「売り」は、148.825円以下。「買い」は、147.280円以下の場合となっています。
FPVは、147.854円、R1は、149.795円、S1は、146.705円となっています。
「G指数」は、「買われ過ぎ」状態になりました。
今週は9日水曜日に、9月FOMC議事要旨が公表されます。また、10日木曜日には、CPIが、そして11日金曜日にはPPIや、ミシガン大学消費者信頼感指数などが出てきます。これらも確認しながら相場は動いてくると思われます。「一難去ってまた一難」とは言いませんが、景気と雇用に関するデータには引き続き要注意になりそうです。
また、金曜日高値で、3MAX20MAXが一致していますので、これからは一旦下振れしてくる、という考え方にも一理はありそうです。
まもなく東京タイム開始です。今週もよろしくお願いします。合掌
追伸 7時28分です。上値が伸びて149.117円まで伸びてきましたが、その後は利確も出て、調整気味です。しかし、このまま下振れしていくとは考えられず、再度反発傾向になり、高値圏でうろうろするかもしれません。
追伸 7時54分です。少し前に押し目を作りましたので、そこで、148.858円ロングを持っています。長くは保有しません。適宜決済予定。
追伸 9時20分です。9時過ぎに三村財務官からドル円に「口先介入」があったようで、ドル円は下振れ開始。この段階で言うのか?ていう感じ。
株式市場は想定通り反発中。しかし、40000円台には乗りそうな気配は今のところなし、、、。39600円付近までか。
追伸 9時44分です。中国は、国慶節明けになります。動きは注目されます。
追伸 11時16分です。日経平均は39300円付近でうろうろしています。ここからどう動いてくるかですが、相当値上がりしていますから、上値は重くなってくるかもしれません。
ドル円もこの動きに連動しているようで、148.35円付近でうろうろするようになっています。と書いていたら、きゅっと下へ伸びて行きました。値幅で考えると、下降値幅のほうが大きくなりましたので、これから本日PB付近までの押しが出てくるかもしれません。日経平均のほうはあまり動く気配はないように思われます。ドル円が反発して149.50円へ向かうようになるのは、今夜のNYタイムになってからかもしれませんが、「口先介入」が出てきましたから、戻すより下振れして稼ぐことを投機筋は考えるかもしれません。
ドル円は、上か、下か、複雑な動きをしています。投機筋が簡単には一般大衆投資家をエントリーさせないようにしていると思われます。
追伸 11時53分です。下押しは、148.219円まで届いていますが、これからは徐々に底堅い動きになってくるのではないかと推察し始めています。「口先介入」は売り材料となりましたが、これがなければ、ドル円相場は上へ行っていたと思われ、ここまでの下押しで底堅さをチェックして、これからは反発傾向になってくるのではないかと推察しています。
先週金曜日に雇用統計が出た時の動きでは、節目も作らず、大きく反発上昇しているなかで、下押しは、148.219円までとなっていますから、これからは上を目指す動きをしてくるようになるかもしれません。高値圏での上下動です。マークしている149.329円や149.337円を上抜くことができるかどうかチェックになりますが、「口先介入」では、このレベルを相当意識していることから出てきたものかもしれません。
追伸 20時16分です。ドル円相場は上下していますが、まだ、マークしている149.329円などを上抜いていません。欧州勢も上値追いは自嘲気味。少し前に6時寄り付き付近まで値を戻しましたが、再度押込んできている感があります。このような動き方では、まだ上か下か、決まっていないように思われます。もみ合いながら時間経過させ、出てきた指標結果を受けて動くつもりかもしれません。今のところは「吹いたら売り」の取り組みになっているかもしれません。
ここまでの動きを値幅で観ると、下降値幅のほうが大きくなっていますが、これでも方向感は弱いと思われます。今夜のNY組の出方次第かもしれません。