おはようございます。3月8日金曜日です。広島は晴れ。最近、公園のソメイヨシノや陽光桜の開花を意識した方が、蕾の具合を眺めていました。まだ小さいですが、陽光桜の方は、来週には開花しそうな状況に進展していると判断しています。暖かくなれば、開花も早まるかもしれません。
梅の方はそろそろ終わりの時期。鶯の声はまだ聞こえません。
さて、相場です。昨日は、日米とも中央銀行総裁の議会での発言が出てきています。
米国では、上院で、パウエル議長が証言を行い、前日の下院では質問されなかったのでしょうか、利上げの時期などについて、前日よりも少し踏み込んだ発言をしています。「経済が想定通りに展開した場合、年内に利下げ開始とすることが可能」とか、「利下げを確信するのはそう遠くない」と発言したため、長期金利t低下を伴うドル売りが加速しています。
本邦では、昨日15時過ぎから、参院予算委員会で、植田日銀総裁が発言し、ここで、昨日の衆院委員会での発言にはなかった内容を発しています。
「賃金物価の好循環の強まりを確認できれば、大規模緩和策の修正を検討する」と述べたことから、円買いドル売りが進展し、147.581円まで押し込まれています。その後、新規失業保険申請件数などが引き続き低規模のものとなり、ドル買い戻しとともに、利回りも上昇してきています。
日米で中央銀行による政策金利の修正・変更が近く始まるという環境になってきたと思われます。
日銀については、3月会合での政策修正がまた確率50％程度まで上昇してきているようです。これは賃上げ状況が想定よりも大きくなったことが影響しているようです。
そして、今夜雇用統計が出てきます。どの様な結果が出て、どのような相場の動きになってくるでしょうか。景気は良い、雇用もしっかり、インフレ傾向も漸減中、などとなれば、まだドル買戻しが起きるかもしれません。
しかし、相場の流れは、昨日の売りで、下げ傾向となっており、戻りが出ても、その後はドル売り円買いが進むことが考えられそうです。本邦の機関投資家が、昨日安値を再度突きに行くかもしれません。そうなると、売買攻防が出て、148.0円を挟んでうろうろする相場になるかもしれません。最後は、雇用統計が出て、相場の方向が決まる、ということかもしれません。
昨日の株式市場や、為替市場での相場急落は、本日のMSQを睨んだものかもしれません。昨日の日米中央銀行の発言を材料として、必要な持ち高調整を行ったと考えられそうです。
このような相場急落場面が起きると、翌日からは、相場は戻しを試しに来るようになります。本日はどうでしょうか。
昨日の相場の急落は、これまで大きく買いに偏っていたことも要因かもしれません。
株式市場では、これまでの上昇を、「スピード違反」と表現するアナリストが増えています。
MSQを契機として大きめに調整することは、これまでにもあったこと。MSQはこれまでの3か月から、次の3ヶ月へ取引をチェンジするタイミングとなります。表現としては保有銘柄・通貨の「ガラガラポン」が行われます。
昨日の日米中央銀行総裁の発言は大変重要になってきます。
どの株式銘柄を買うか、売るか、どの通貨を買うか、売るか、「ガラガラポン」して考え、動いてきます。
今年の残り9か月の期間のシナリオを考え、6月までと、その後では大きな変化があると思われます。
今年は米国で大統領選挙があります。政治の大きな転換が起きる可能性もあります。
このようなことも睨んで動く時期になっています。相場の動きは過去の事例が参考になります。
本日のケンタ君の判定は、｢買い｣は、148.841円超、「売り」は、148.841円以下、｢買い」は、147.951円以下の場合となっています。
FPVは、148.421円、R1は、149.261円、S1は、147.480円となっています。
「G指数」は「売られ過ぎ」に入ってきています。
突然ですが、 今日は、LPレコードで、ショパンを聞いてみようと思います。
間もなく東京タイム開始です。本日もよろしくお願いします。合掌
追伸 9時55分です。本日は変形ゴト―日となります。仲値を通過しましたので、ここからの動きには注意していきます。ここまでの動きで、昨日安値を更新し、3MIN20MINを更新しています。4時間足で日通し安値がBB内に入ってきましたので、確率統計の点からは、底値を疑うようになってきます。目先の動きでのフィボでは、70％付近まで来ていますので、これも反転する可能性を示唆するようになると思われます。まずは148円台回復の動きが出てくると推測しますが、どうでしょうか。チェック。しかし、今夜の雇用統計結果次第という点もありますから、投機筋はまだロング構築は早いと考えているかもしれません。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます