FXと四国遍路とワンコと菜園の物語 

一般大衆投資家が、時々四国遍路に出発、FX取引を行う様子をメモ。合せて、愛犬君の近況や、菜園などのことも掲載

FX 本日の東京市場の動きに注目

2025-02-10 07:36:38 | 日記

おはようございます。2月10日月曜日です。広島は晴れ、今朝は昨日ほどは冷え込んでいません。0度を割るか割らないかという早朝の気温です。当地では、昨日の冷え込みがこの冬一番だったように思います。外の水道の蛇口は凍っていました。それもしばらくして日が差し始めると、融け、普段通り水が出てきました。蛇口の壊れもなし。今シーズンは今のところこの一回だけ凍ったということになります。しかし、寒の戻りはこれからもあると思われ、すんなりと温かくなるとは想定していません。この冬の最長・最強の寒波は峠を越えたようです。

立春を通過しました。そろそろ早いところでは鶯の鳴き声が聞こえてくるようになります。黄金山麓での鳥の鳴き声や、梅の花の開花も待たれます。

 

さて、相場です。先週金曜日の米国市場では、株式市場は、主要株価3市場そろって下げて引けています。トランプさんが、今週、多くの国に対する相互関税を発表すると述べ、さらに、精彩を欠く雇用統計やミシガン大学消費者信頼感指数が嫌気されたといいます。そして、FRBによる利下げは遠のくと判断されるようになっています。株式取引は寄り付き後から軟調なもので、下げ幅を拡大していったようです。

CMEN225は38420で引け、日経比では367p下げています。本日の日経平均は安く寄り付くことが想定されます。

利回りは雇用統計が出ると、反発して4.4850%まで届き、その後もみ合いながら4.5140%まで上昇し、引け値は、4.4940%となっています。これでも先週の下げは取り戻せていません。

 

雇用統計やミシガン大学消費者信頼感指数の結果を受けて、市場は、12日水曜日に出てくるCPI、13日木曜日に出てくるPPIなど物価動向を示す指標をチェックしながら、動いてくるようになると思われます。

ここへ、前述のように、トランプさんが10日から関税に関して協議するとしていますから、市場関係者は米国政府やトランプさんの発言にも注意を払う必要があります。

今週は、少し神経質な取引になるかもしれません。

これは、本邦の市場にも影響してきそうで、本邦が米国からの輸入品に課している関税があれば、米国は同様の関税を課す、と言っていますから、ここは特に留意する点となってきそうです。

 

先週、日米首脳会談があり、マスコミは、「成功」と評価しています。特に厳しく求められたものはない、といいますから、成功かもしれませんが、まだ、関税に関するものがありますので、どのようなタイミングで、この問題が起きてくるのかチェックは欠かせません。そうは言いつつも、小生は、師匠から、「ニュースは視るな、聞くな、読むな」と指導されていますから、相場の動きは4本値の動きで判断していくことを継続しています。

日米の財務相の間で、為替について緊密な議論を継続していくことを確認したようです。こんな時、「プラザ合意」が思い出されます。円切り上げで、円高傾向が進むのではないか、と懸念されますが、、、。

ドル円は、「4本値」から相場を観れば、「高値切り下げ安値切り下げ」という下降トレンドを維持していると思われます。ドル安円高傾向の流れとなっています。

 

日米間の不確実性や不透明感は少しは和らいできたと思われます。そうなると市場は、安心して、市場の都合で動くようになります。

持ち高調整で売られてきた本邦や米国の株式銘柄も、今回の会談後は、買戻しが生じてくる可能性もありそうですが、「関税」という項目が不確実性や不透明感をまだ維持していますから、ここはまだ何とも言えないところと思われます。

米国が多くの国へ「関税を課す」となれば、多くの国の通貨に対して、ドルの買い戻しが起きてくると想定されています。関税の幅がどの程度のものになるのかチェックする必要はありそうです。

 

先週のこのブログに書いていますが、ドル円相場とすると、2月6日高値152.896円を上抜いてこない限り、相場は下向きということになります。

そして、その行先は、150.0円を目指し、2024年12月3日の安値148.642円を狙って動いてくるようになると推察しています。

究極は、2024年9月16日安値である139.576円チャレンジになってくると想定しています。日足で観ると、800SMAが現在、141.831円付近を右肩上がりで通過中。いずれ狙われやすいMAと認識しています。

これらの前に、ドル円は、週足の26SMA(現在は150.832円付近を通過中)を狙って動いてくることも想定押されます。ここを割り込んできて、150.0円チャレンジとなり、次には、週足のBB-σ(現在値は149.044円付近)付近までの押しも出やすくなってくると推察中。

現在の想定の一つには、深い押しになると、週足の200SMA(現在値は135.873円付近)までの押しが出てくるかもしれない、などというものもありますが、、、。これはもっと時間をかけて検討したいと思います。この200SMAの推移にも要注意になりそうです。

 

今のシーズンであれば、これから相場は「彼岸底」形成に向けて動いてくると思われ、その後一時、値を戻しますが、夏相場へ向けて再度下落していき、139.576円を割るのかどうかという状況判断が出てくるようになると推察しているところです。

まずは「彼岸底」へ向けての動きになるのか注視していくこととします。

 

先週の動きでは、151.0円を割ると、買い方が動いてきていることも確認できました。これが続くかどうかチェックになります。

今朝7時の寄り付きは、151.210円となり、その後の動きを値幅で見ると、買い方優勢となっています。値幅動向は追跡が必要と思われます。

本邦の明日は、「建国記念の日」で祝日休場となります。この環境の中で、本日の相場がどう動くかチェック。

 

本日の健太君の判定は、「買い」は、151.868円超、「売り」は、151.868円以下、「買い」は、151.117円以下の場合となっています。

FPVは、151.553円、R1は、152.182円、S1は150.681円となっています。

「G指数」は「強い売られ過ぎ」となっています。この指数は、本日よりも明日、明日よりも明後日のほうが要注意になる恐れがありそうです。

 

企業決算は日米ともに多くのものが出てきています。これからもう少し出てきます。半導体市場や小売市場はまだ少し弱いままで展開中のようです。これから、FRBは利下げへ向かい、日銀は利上げへ向かうということも想定されています。ここへ、これまでのトランプラリーでの動きの巻き戻しも出やすくなってきていると思われます。

 

市場が注意していることは、本邦の「脱デフレ宣言」がいつ出てくるか、ということのようです。一説には、3月下旬にも出てくるのではないかと推察されています。この宣言が出てくると、海外投資家の日本買いが始まる可能性もあり、相場動向が従来より変化してくることも想定されるようです。3月下旬といえば、春闘の集中回答日が3月中旬ですから、ここでの賃上げ動向によって宣言が出てくる可能性が高まるのかもしれません。今春闘結果は今まで以上に注目されます。次回の日銀会合は、3月18日19日の両日開催されます。この3月会合では、状況によっては、日銀は利上げに動くかもしれません。

まもなく、市場には強いエッジが出てくるかもしれません。これは絶対に見逃せません。

細心の注意を払うとすれば、現下の相場にはあまり予断を持たないほうが良いということになるかもしれません。新たな展開をし始めると、相場の予想などは無用なものとなります。日々出来上がってくる4本値で相場を考え対応していく、これが大事になってくるように思われます。

 

今週の小生は、先週スイングさせたショートの監視管理が業務となります。深追いするつもりはありませんが、150.70円付近までくれば一旦全建玉を決済する予定でおります。このことからも現在は上値152.896円を念頭に置きつつも、下値のほうに着目しています。今は資金管理が重要な時期となっています。

本日から、中国が米国から輸入するものの一部に最大15%の報復関税をかけるという予定です。今週もいろいろとありそうです。

本日は10日、「ゴトー日」になります。実需のドル買いが出てくるかもしれません。

今朝7時過ぎの速報で、トランプさんは、すべての国を対象として本日から輸入する鉄鋼とアルミに25%の関税を課すと発表しました。これはドル買い要因か、、、。

本日の取引レンジは、先週金曜日の上値下値の範囲を想定しますが、、、。

 

まもなく東京タイム開始です。今週もよろしくお願いします。合掌

 


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